ベランダのメダカ水槽にマリモ導入!安全な方法と注意点

ベランダでメダカを飼っているのですが、その水槽に入れようと思って3ヶ月ほど前に通販でマリモを6個購入しました。(直径1.5×2個 2.0×2個 3.0×2個) マリモは高水温に弱いと聞きましたので涼しくなるまでクーラーの効いた部屋で飼育しています。マリモと一緒に『マリモのごはん』というものを買いました。一週間に一度の水換え時に数滴いれるのですが、後々めだかの水槽に入れるのにこのまま『めだかのごはん』を使い続けて良いものでしょうか?成分は 塩化マグネシウム・硫酸マグネシウム・塩化カリウム・塩化カルシウム・リン酸水素ナトリウム他と書いてありました。もし、使わないほうが良いとしたら、今マリモに蓄積された分を抜くためにはどのくらい時間をかけると良いのでしょう?ちなみに ミナミヌマエビを混泳させています。40ℓの園芸用プランター2個にそれぞれめだかが23~25匹とミナミヌマエビが8~10匹 石巻貝が2匹 あと、ホテイアオイ・ウォーターバコバ・アナカリスなども入れています。22ℓの園芸用プランターには孵化して二ヵ月ほどのめだかの稚魚が50匹ほどとヌマエビの稚エビが10匹くらいと石巻貝を2匹入れています。それぞれの水槽にマリモを2こづつ入れようと思っているのですが・・・

マリモとメダカの混泳:水槽環境の安全性

ベランダでメダカを飼育されているとのこと、素敵な環境ですね!マリモを導入して水槽をさらに魅力的にしたいというお気持ち、よく分かります。しかし、マリモ専用の肥料をそのままメダカ水槽で使用するのは、避けた方が無難です。

「マリモのごはん」の成分とメダカへの影響

「マリモのごはん」の成分である塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、リン酸水素ナトリウムなどは、高濃度になるとメダカに悪影響を与える可能性があります。特にリン酸塩は、水質悪化の原因となり、藻類の異常発生やメダカの病気につながる可能性があります。ミナミヌマエビや稚魚がいる環境では、より注意が必要です。

マリモの洗浄方法と安全な導入手順

既にマリモに「マリモのごはん」が蓄積されている可能性があるので、メダカ水槽に入れる前に十分に洗浄する必要があります。具体的な手順は以下の通りです。

  • 準備:バケツを用意し、水道水で十分に水を満たします。
  • 洗浄:マリモをバケツに入れ、優しく揉み洗いします。汚れが流れ出るまで、何度か水を交換しながら洗浄を繰り返してください。この時、マリモを強くこすりすぎると傷つける可能性があるので注意しましょう。
  • すすぎ:マリモから肥料成分が完全に洗い流されたことを確認するため、最後に数回、きれいな水で丁寧にすすぎます。
  • 観察:洗浄後、マリモを数時間、新しい水に浸けて様子を観察します。異常が見られないことを確認してから、メダカ水槽に導入しましょう。

洗浄後、数日間はメダカ水槽の水質を注意深く観察することが重要です。水質の変化やメダカの異常行動が見られた場合は、すぐにマリモを取り除き、水換えを行うなど適切な処置を施してください。

メダカ水槽の環境整備:より安全な混泳を実現するために

メダカの飼育環境は、種類や数、水槽の大きさ、水質など様々な要素が複雑に絡み合っています。マリモ導入による影響を最小限に抑えるために、以下の点にも注意しましょう。

適切な水換えと濾過システム

40ℓと22ℓの水槽に多くのメダカとミナミヌマエビを飼育されているとのことですので、水質管理が非常に重要です。適切な濾過システムの導入と、定期的な水換え(週に1回程度)を行うことで、水質悪化を防ぎ、健康な飼育環境を維持できます。

  • 濾過システム:外部フィルターや底面フィルターなど、水槽のサイズに合った濾過システムを導入しましょう。フィルターの清掃も定期的に行い、濾過能力を維持することが大切です。
  • 水換え:水換えの際は、古い水を一気に交換するのではなく、少しずつ交換する方が、メダカへの負担を軽減できます。例えば、1/3程度の水を交換し、残りの2/3は新しい水と混ぜ合わせる方法がおすすめです。
  • 水質検査:定期的に水質検査キットを使用して、水質をチェックすることをお勧めします。アンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩などの濃度を確認し、異常があれば適切な対策を取りましょう。

マリモの導入量と配置

マリモは、水槽内の酸素供給や水質浄化に役立つとされていますが、導入しすぎると逆に水質に悪影響を与える可能性があります。40ℓの水槽にマリモを2個、22ℓの水槽にマリモを2個入れる計画とのことですが、マリモのサイズを考慮すると、少し多いかもしれません。まずは、水槽にマリモを1個ずつ入れて様子を見ることをお勧めします。もし、問題なければ、徐々に数を増やしていくことを検討してください。

専門家の意見

熱帯魚やメダカの飼育に詳しいペットショップの店員さんや、アクアリストに相談してみるのも良いでしょう。彼らは、あなたの水槽環境に合わせた適切なアドバイスをしてくれるはずです。

まとめ:安全なマリモ導入で、より美しい水槽を

マリモをメダカ水槽に導入する際には、「マリモのごはん」の成分への配慮と、適切な洗浄、そして水槽環境の維持管理が非常に重要です。焦らず、段階的に導入を進め、メダカたちの様子を注意深く観察しながら、安全で美しい水槽環境を築いていきましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)