ベランダのフローリングのギシギシ音の原因と対策

ベランダの入り口付近の床(フローリング)が踏むとギシギシなります。3階のベランダ付近、2畳分くらいの範囲が小さな子供がのっただけでも、ギシギシなります。ちなみに家は築1年ちょっとなので、床を踏みすぎて・・・ということはないと思います。こんなものなのでしょうか?ベランダは南向きでひさしもないため、部屋の中の床に光があたっています。ギシギシもそのせいでしょうか?ギシギシなるということは、床がどういう状態になっているのでしょうか。フローリングの板がそっている??床となると大変な工事になりますよね。ハウスメーカーに言えば何か処置をしてくれそうでしょうか。もし無理なら自分で音がならないように何かできませんでしょうか。ならなくすることは修理をしない限り不可能でしょうか? 質問が多くて本当にすみません(*_*;わからないので、ご教示のほどよろしくお願いします

築浅住宅のベランダフローリングのギシギシ音:原因を探る

築1年ちょっとの住宅でベランダのフローリングがギシギシ鳴るというのは、確かに不安になりますよね。床鳴りの原因は様々ですが、築浅であることを考慮すると、以下の可能性が考えられます。

1. 施工不良

最も可能性が高いのは、施工不良です。ベランダのフローリングは、床下地との間に十分な固定がされていない、または下地材自体に問題がある可能性があります。特に、ベランダは屋外環境の影響を受けやすく、温度や湿度の変化によって木材が伸縮し、隙間が生じやすいため、しっかりとした施工が求められます。

2. 木材の乾燥収縮

木材は湿度によって伸縮します。南向きのベランダで直射日光が当たるため、木材の乾燥が進んで収縮し、床板同士の隙間が大きくなったり、下地材との間にずれが生じたりしている可能性があります。これにより、踏み込む際にギシギシ音が発生します。

3. 下地材の沈み込み

ベランダの床下地が、十分な強度を持たない材料で施工されていたり、適切な施工が行われていなかったりすると、荷重によって下地材が沈み込み、床板が歪む可能性があります。これもギシギシ音の原因となります。

ギシギシ音を改善する具体的な方法

では、このギシギシ音を改善するにはどうすれば良いのでしょうか?まずは、ハウスメーカーに連絡し、状況を説明することが重要です。住宅瑕疵担保責任保険が適用される可能性があります。

1. ハウスメーカーへの連絡

まずは、ハウスメーカーに連絡し、状況を説明しましょう。築浅住宅であれば、施工不良の可能性が高いため、無償で修理に応じてくれる可能性が高いです。写真や動画で状況を記録しておくと、説明がスムーズになります。

2. 専門家による点検

ハウスメーカーが対応できない場合、または原因究明のために、専門業者(建築士や床材専門業者)に点検を依頼しましょう。専門家は、床鳴りの原因を特定し、適切な修理方法を提案してくれます。

3. DIYによる応急処置(自己責任で)

ハウスメーカーや専門業者への依頼が難しい場合、または応急処置として、DIYで対処することも可能です。ただし、自己責任で行うことを前提としてください。効果がない場合や、状況を悪化させる可能性もあります。

応急処置例:

*

  • 木工用ボンドを注入する:床板の隙間や、床板と下地材の間に木工用ボンドを注入することで、固定力を高めることができます。ただし、効果は限定的です。
  • *

  • ワッシャーとネジを使用する:床板と下地材をネジで固定し、ワッシャーをかませることで、音を軽減することができます。ただし、床板に穴を開ける必要があるため、見た目への影響を考慮する必要があります。
  • *

  • 防音マットを敷く:ベランダ全体に防音マットを敷くことで、ギシギシ音を軽減することができます。ただし、根本的な解決にはなりません。

ベランダフローリングと日光の関係

質問にあるように、南向きのベランダで直射日光が当たることとギシギシ音の関連性については、間接的な影響はあると考えられます。直射日光による乾燥が木材の収縮を促進し、床鳴りを悪化させる可能性はあります。しかし、それが直接的な原因であるとは断言できません。

まとめ:早期対応が重要

ベランダのフローリングのギシギシ音は、放置すると悪化し、修理費用が高額になる可能性があります。早期にハウスメーカーに連絡し、状況を説明することが重要です。専門家のアドバイスを受けながら、適切な対策を行いましょう。DIYによる応急処置は、あくまで一時的な対策として考えてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)