ベランダに落ちた鳥の雛を保護!適切な対処法と親鳥への配慮

野鳥の雛が2階のベランダに落ちていました。今日のお昼前に気が付きました。種類は何か分かりませんが、雀の1.5〰2倍くらいあります。飛ぶ練習をしていたのか、羽も割としっかりしているようです。子供の毛が少し頭に残っているくらいです。とにかく親鳥らしき鳥が近くの木にとまって叫ぶような声で鳴いていました。その内、仲間の鳥なのか、4〰5羽がその木に集まって来て鳴いていました。親鳥の所に返してあげたく、そろっと手に乗せると飛んでいったのですが、斜め下に急降下。そのままだと猫に食べられてしまうかも・・と思い、ベランダの柵の高い所の隅に籠を付け、再びそこへ連れてきました。そこなら、親鳥も餌を持ってきてあげられると思ったので。でも親鳥は警戒して、離れた木から叫んでいるだけです。雛も又、籠からベランダの床に飛び降りてしまいました。とうとう夕方親鳥はいなくなり、雛もベランダに置いたままだとカラスに襲われると思い、仕方なく籠のまま部屋に入れて暗い所に置いてあります。餌も何をあげたらいいか分からないし、親鳥の巣に返してあげるのが一番だと思うのですが、それがどこなのかも分からないし、このまま弱って死んでしまわないかと心配です。どうしてあげるのが一番でしょうか?詳しい方、教えて下さい。

ベランダに落ちた鳥の雛を発見!まずは冷静に対処

野鳥の雛がベランダに落ちてしまうことは、意外に多く起こる出来事です。 焦らず、まずは雛の状態と周囲の状況を冷静に観察することが大切です。 今回のケースでは、親鳥が近くで鳴いていることから、まだ親鳥からのケアを必要としている可能性が高いです。 しかし、人間の介入によって状況が悪化することもあるので、適切な対応が必要です。

雛の保護:安全な場所の確保と親鳥への配慮

親鳥が近くにいる場合は、雛を元の場所に戻すことが最善策です。 ただし、今回のケースのように、猫やカラスなどの危険が迫っている場合は、一時的に安全な場所を確保する必要があります。 ベランダに籠を設置した試みは、親鳥の警戒心を高めてしまった可能性があります。 籠は、親鳥にとって雛を奪うもの、あるいは危険なものと認識されてしまうからです。

安全な場所の確保:親鳥がアクセスしやすい場所を選ぶ

親鳥が雛を見つけやすく、かつ安全な場所を選ぶことが重要です。 例えば、ベランダの目立たない場所に、浅い箱やバスケットを置き、柔らかい布などを敷いてあげましょう。 高すぎる場所や、風が強く当たる場所、直射日光が当たる場所は避けましょう。 雛が逃げ出さないように、周囲を囲うことも考慮しましょう。

親鳥への配慮:人間の存在感を最小限にする

親鳥は、人間の存在を警戒します。 雛のそばに長時間滞在したり、頻繁に観察したりすることは避けましょう。 遠くから様子を観察し、親鳥が餌を与えに来るのを待ちましょう。 親鳥が警戒している場合は、数時間様子を見て、それでも親鳥が近づいてこない場合は、専門機関に相談することをお勧めします。

雛の世話:餌やりは専門家のアドバイスを

親鳥が雛の世話をしない場合、餌やりが必要になる可能性があります。 しかし、野鳥の餌やりは専門知識が必要です。 間違った餌を与えると、雛の健康を害する可能性があります。 無理に餌を与えようとせず、まずは以下のことを行いましょう。

専門機関への連絡

鳥の専門機関(野鳥保護団体、動物病院など)に連絡し、状況を説明しましょう。 専門家は、雛の種類の特定、適切な餌、保護方法などのアドバイスをしてくれます。 地域によっては、野鳥の保護活動をしているボランティア団体が存在する可能性があります。 インターネットで検索したり、近隣の動物病院に問い合わせたりしてみましょう。

適切な餌の選択

専門家のアドバイスがない限り、絶対に自分で餌を与えないようにしましょう。 野鳥の種類によって適切な餌は異なり、間違った餌を与えると、雛の消化器系に負担がかかり、最悪の場合、死に至る可能性があります。

親鳥の巣の特定:困難な場合の対処法

親鳥の巣の場所が特定できない場合もあります。 そのような場合は、専門機関に相談し、適切なアドバイスを受けましょう。 専門機関では、雛の保護や、親鳥の巣の特定、あるいは適切な場所に雛を移送するなどのサポートをしてくれる可能性があります。

インテリアと鳥の共存:安全な環境づくり

今回の出来事をきっかけに、ベランダなど、鳥が近づきやすい場所の安全対策について考えてみましょう。 猫よけ対策や、カラスよけ対策をすることで、野鳥の雛が危険にさらされるリスクを減らすことができます。 また、ベランダに植物を植える場合、鳥が巣を作れるような場所を作らないように注意しましょう。

まとめ:冷静な判断と専門家の協力を得ることが大切

ベランダに落ちた鳥の雛を発見した際は、焦らず冷静に対処することが重要です。 親鳥が近くにいる場合は、安全な場所を確保し、親鳥が雛の世話をできるように配慮しましょう。 親鳥がいない場合、または雛の状態が悪化する場合は、迷わず専門機関に連絡し、適切なアドバイスを受けましょう。 人間の善意が、かえって雛にとって危険になる可能性もあることを理解し、専門家の協力を得ながら、最善の対応を心がけましょう。

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