ベランダに室内用ゴミ箱を置く際の注意点と対策

ベランダにゴミ箱を置きたいのですが、引っ越しをするときに知人から横に連結できる新しいゴミ箱を3つもらいました。今、それを部屋に置いて使用しているのですが正直ゴミ箱3つも要りません…。部屋も相当面積とられます。しかも、今使っているのは2つだけで、そのうち一つはじゃがいも入れになってます。捨てるにももったいなくてそんなことはできないし、考えた結果ベランダに置くのはどうかと思いました。しかし、屋外用のゴミ箱じゃないです。風化してしまうんじゃないかと心配なのですがどうでしょうか。材質は、一般的なプラスチックです。ゴミ箱には蓋が付いています。ベランダには屋根が付いてます。一階で、西向きであまり日は当たりません。

ベランダでのプラスチック製ゴミ箱の使用:可能性とリスク

いただいた3つの連結式ゴミ箱、確かに3つ全て使う必要はないですよね。でも捨てるにはもったいない…というお気持ち、よく分かります。ベランダへの設置、検討されているとのことですが、室内用のプラスチック製ゴミ箱を屋外に置くことは、いくつかのリスクを伴います。しかし、適切な対策を講じることで、長く使える可能性もあります。

屋外設置のリスク

* 紫外線による劣化:プラスチックは紫外線に弱く、長期間直射日光に当たると、変色・ひび割れ・劣化が進行します。西向きベランダとはいえ、多少の紫外線は当たります。
* 雨水による影響:雨水がゴミ箱内に溜まり、ゴミが腐敗したり、ゴミ箱自体がカビてしまう可能性があります。
* 温度変化:気温の変化によって、プラスチックが膨張・収縮を繰り返し、破損につながる可能性があります。
* 風雨によるダメージ:強風や大雨によって、ゴミ箱が倒れたり、蓋が飛ばされたりする可能性も考えられます。

ベランダ設置の可能性を高める対策

ご自宅のベランダは屋根付きで、西向きのため直射日光は少ないとのこと。これは大きなメリットです。しかし、それでも劣化を防ぐ対策は必要です。

1. 日よけ対策の強化

屋根があるとはいえ、隙間から紫外線が入り込む可能性があります。さらに、日差しを遮る工夫をしましょう。

* 日除けシートの設置:ゴミ箱全体を覆うような大きな日除けシートを使用しましょう。ホームセンターなどで簡単に購入できます。
* シェードの設置:ベランダにシェードを設置すれば、ゴミ箱だけでなく、ベランダ全体の日差しを軽減できます。
* 植物の活用:背の高い植物をゴミ箱の前に植えることで、日差しを遮ることができます。ただし、植物の成長を考慮し、ゴミ箱へのアクセスを妨げないよう注意が必要です。

2. 防水対策

雨水による影響を防ぐために、以下の対策を検討しましょう。

* 蓋をしっかり閉める:ゴミ箱の蓋は必ずしっかり閉め、雨水の侵入を防ぎます。
* 防水シートの利用:ゴミ箱全体を防水シートで覆うことで、雨水の侵入を防ぎます。
* 底上げ:ゴミ箱の底に、レンガやブロックなどを敷いて底上げすることで、地面からの湿気を防ぎます。

3. 風対策

強風でゴミ箱が倒れたり、蓋が飛ばされたりするのを防ぐため、以下の対策をしましょう。

* 重りを置く:ゴミ箱の中に、重りとなるものを入れましょう。レンガや石などが効果的です。
* 固定する:ゴミ箱をベランダの手すりに紐などで固定するのも有効です。ただし、ベランダの構造によってはできない場合がありますので、事前に確認が必要です。

4. 定期的な清掃

定期的にゴミ箱を清掃し、汚れやカビを取り除きましょう。特に雨上がりは、ゴミ箱内部に溜まった水を排出することが大切です。

専門家の視点:インテリアコーディネーターの意見

インテリアコーディネーターの視点から見ると、ベランダにゴミ箱を置くことは、景観を損なう可能性があります。そのため、ゴミ箱のデザインや素材、設置場所を工夫することが重要です。

* デザイン性の高いゴミ箱を選ぶ:シンプルなデザインのゴミ箱を選ぶことで、ベランダの景観を損ないにくくなります。
* 素材にこだわる:耐久性が高く、紫外線や雨に強い素材のゴミ箱を選びましょう。
* 目立たない場所に設置する:ゴミ箱は、なるべく目立たない場所に設置しましょう。例えば、ベランダの隅や、植物の後ろなどに置くのがおすすめです。

まとめ:ベランダでのゴミ箱設置は可能だが、対策が重要

ベランダに室内用プラスチック製ゴミ箱を設置することは、適切な対策を講じることで可能です。しかし、紫外線、雨水、温度変化、風雨などによる劣化リスクを理解し、日よけ、防水、風対策をしっかりと行いましょう。定期的な清掃も忘れずに行うことで、長くゴミ箱を使用できるはずです。 上記対策を参考に、快適なベランダ環境を築いてください。

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