ベランダにハトの巣!卵と雛の対処法と予防策|マンション住まいの安心ガイド

ハトの巣について質問です。現在、マンション(9階建て)の5階に住んでいます。引っ越し当初から、ハトが飛んでくることはありました。窓をたたくと簡単に追い払えるし、休日以外は昼間家にいないので気にはしませんでした。最近、花粉症のためにベランダに洗濯ものを干さなかったので、あまりベランダに出る機会がなかったのですが、久々に休日の昼間ベランダに出たら、なんと隅のほうにハトが巣を作っていました。それも卵が2個。。。最初は気付かなかったのですが、足元から急にハトが飛び立ったので気づきました。隣の部屋との間の、排水溝のくぼみです。こういう場合皆さんはどうしますか?とりあえず、卵ごと巣を移動させようかと思ったのですが、住宅地だし、隣もマンションだしヒナが羽化しても困るし。ここは心が痛みますが、捨ててしまうべきなんでしょうか。

ベランダにハトの巣を発見!まずすべきこと

ベランダにハトの巣、しかも卵まである…ショックですよね。しかし、慌てず落ち着いて対処しましょう。まずは、安全確保を最優先に考えましょう。ハトは警戒心が強く、巣に近づく人間を攻撃することがあります。 長袖・長ズボンを着用し、帽子をかぶるなど、肌の露出を最小限に抑えましょう。また、ゴム手袋を着用し、万が一糞などに触れても安心です。

専門機関への相談

いきなり自分で対処しようとせず、まずは動物保護団体や害鳥駆除業者に相談することをおすすめします。彼らは適切な方法を熟知しており、安全かつ人道的な解決策を提案してくれます。自治体によっては、害鳥対策に関する相談窓口も設置されている場合がありますので、そちらにも問い合わせてみましょう。

ハトの巣の具体的な対処法

専門家への相談が最善ですが、状況によっては自分で対応することも考えられます。ただし、法律や条例に抵触しないよう十分に注意しましょう。鳥獣保護法により、無許可で鳥の卵や雛を傷つけたり、巣を破壊したりすることは禁止されています。

1. 巣の撤去は避ける

卵や雛がいる状態での巣の撤去は、鳥獣保護法違反となる可能性があります。また、親鳥が攻撃してくる危険性も高く、非常に危険です。絶対に自分で巣を撤去しようとしないでください。

2. 追い払う方法

親鳥が巣作りを諦めるように、いくつかの方法を試すことができます。

  • 物理的な妨害:巣の近くにキラキラ光るものを吊るしたり、風車などを設置することで、ハトが近づくのを嫌がることがあります。ただし、効果は限定的で、完全に追い払えるとは限りません。
  • 忌避剤の使用:ハトが嫌がる臭いの忌避剤を使用する方法もあります。市販されているものを使用する場合は、必ず使用方法をよく確認し、人体やペットへの影響がないか注意しましょう。効果には個人差があります。
  • 音による追い払い:ハトが嫌がる超音波発生装置なども販売されています。ただし、近隣への影響や効果のほどは確認が必要です。

これらの方法を試みる場合も、効果がない場合はすぐに諦め、専門家に相談しましょう。無理に追い払おうとして、親鳥や雛を危険にさらすことのないよう、注意が必要です。

ハトの巣を予防するための対策

一度ハトが巣を作ってしまうと、再び同じ場所に巣を作られる可能性が高いです。そのため、予防策を講じることが重要です。

1. ベランダの清掃

ハトは食べ残しや汚れに惹かれます。ベランダを常に清潔に保つことで、ハトが近づくのを防ぐことができます。特に、排水溝などの隙間にゴミが溜まらないように注意しましょう。

2. 侵入経路の遮断

ハトがベランダに侵入する経路を遮断しましょう。小さな隙間も、ハトにとっては侵入経路になり得ます。網戸や窓枠の隙間を塞いだり、鳥よけネットを設置するなど、侵入を防ぐ対策を講じましょう。

3. ベランダのレイアウト

ハトが好んでとまるような平らな場所をなくしましょう。植木鉢などを整理したり、とまりにくい素材を使用するなど工夫してみましょう。

4. 定期的なチェック

定期的にベランダをチェックし、ハトの巣作りの兆候がないかを確認しましょう。早期発見することで、小さなうちに対処できます。

専門家の視点:鳥類研究者からのアドバイス

鳥類研究者によると、「ハトは一度巣を作った場所を覚えており、再び同じ場所に巣を作ることが多いです。そのため、巣を撤去しただけでは根本的な解決にはなりません。予防策をしっかりと行うことが重要です。」とのことです。また、「卵や雛がいる場合は、安易に自分で対処せず、専門機関に相談することが大切です。間違った対処法は、親鳥や雛を危険にさらすだけでなく、法律違反になる可能性もあります。」とアドバイスをいただきました。

まとめ:安心安全な解決策を選びましょう

ベランダにハトの巣を発見した時の対処法と予防策について解説しました。安全を第一に考え、専門機関に相談することを強くお勧めします。焦らず、適切な対応を取ることで、あなたとハト、そして周りの環境を守ることに繋がります。 今回のケースのように、排水溝のくぼみはハトにとって格好の巣作り場所となります。マンションの管理会社に相談し、排水溝の形状変更などの対策を検討するのも有効な手段です。

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