ベネチアの街並みをイメージした落ち着く空間づくり|大型棚のある部屋のレイアウトと赤色のアクセント活用

自分の部屋をおしゃれにしたいと思い、いつも妄想したり、良い部屋をネットで検索したりしているのですが、良いのがありすぎて、なかなかまとまりません><こうゆう部屋にしたいな~って思ってます。↓壁はベージュの漆喰を塗ろうと思ってます。全体的に落ち着く雰囲気の部屋にしたい。イタリア(ベネツィア)の街並みを思わせるような感じに出来たら良いな~(漫画のARIAを見てこうゆう風にしたいな~って思いました。)濃い茶色の棚がすでに自分の部屋に2つあります。大きいし、高さも僕の胸の部分くらいまで在るので結構、圧迫感があります。この棚を捨てるって選択肢は無しでどうしたらよいでしょうか?部屋のここらへんに置いたら圧迫感が無くなるよ~ってのが在ったら教えていただけませんでしょうか?あと、壁の一部を紅くしようかな~とも思ってます。統一感がなくなってしまってしまうでしょうか?

ベネチア風インテリアを実現するための具体的なステップ

ベネチア風の落ち着いた雰囲気の部屋、素敵ですね!漫画『ARIA』のような空間を実現するためには、色使い、家具の配置、そして照明選びが重要です。既存の濃い茶色の棚を活かしつつ、圧迫感を軽減し、赤色のアクセントも効果的に取り入れる方法を提案します。

1. ベージュの漆喰壁とベネチア風の雰囲気

ベージュの漆喰壁は、ベネチア風の温かみのある空間づくりに最適です。漆喰は自然素材で、独特の風合いと優しい色味が特徴。壁の質感によって、部屋の雰囲気が大きく変わるため、サンプルを取り寄せて、実際に部屋の光加減で確認することをおすすめします。

  • 漆喰の種類:様々な種類があり、それぞれ質感や色味が異なります。消石灰を主成分としたものや、より強度を高めたものなど、用途や好みに合わせて選びましょう。
  • 塗り方:DIYで挑戦する場合は、事前に練習することをおすすめします。プロに依頼する場合は、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討しましょう。
  • 下地処理:漆喰を塗る前に、下地処理をしっかり行うことが重要です。下地処理を怠ると、仕上がりが悪くなったり、剥がれやすくなったりします。

2. 濃い茶色棚の配置と圧迫感の解消

高さのある濃い茶色の棚2つは、確かに圧迫感を感じやすいですね。しかし、配置を工夫することで、このデメリットを解消できます。

  • 壁面への設置:可能な限り壁面に沿って配置することで、部屋の中央に空間を作り、圧迫感を軽減できます。特に、窓際などに配置すると、自然光を取り込み、より開放的な空間になります。
  • 間隔の調整:2つの棚の間隔を空けることで、圧迫感が軽減されます。間隔を空けたスペースに、観葉植物などを置くのも良いでしょう。緑は視覚的なアクセントになり、リラックス効果も期待できます。
  • 棚の活用:棚の内部を整理整頓し、見せる収納と隠す収納を効果的に使い分けることで、視覚的なごちゃつきを減らし、圧迫感を軽減できます。収納ボックスやバスケットなどを活用しましょう。
  • 棚の色を変える:予算と手間が許すなら、棚の色を塗り替えることも検討できます。ベージュや白に塗り替えることで、より軽やかな印象になります。ただし、漆喰の壁の色との調和を考慮しましょう。

3. 赤色のアクセントと統一感の維持

壁の一部を赤く塗ることは、ベネチア風の雰囲気を壊すどころか、逆に魅力的なアクセントになります。ベネチアの建物には、赤色の建物も多く見られます。

  • 面積:赤色の面積を調整することで、統一感を保てます。全体の10%程度に抑え、ポイントとして使用するのがおすすめです。例えば、棚の後ろの壁の一部を赤く塗る、もしくは、ドア枠を赤く塗装するなど。
  • 赤色のトーン:鮮やかな赤ではなく、落ち着いたレンガ色やテラコッタ色などを選ぶと、ベージュの壁との調和がとれ、より洗練された印象になります。
  • 他の赤色アイテム:赤色のクッションやカーテン、ラグなどを加えることで、赤色のアクセントをより効果的に演出できます。ただし、赤色のアイテムが多すぎると、統一感が失われる可能性があるので、注意が必要です。

4. 照明とその他のインテリア

照明は、雰囲気づくりに大きな影響を与えます。ベネチア風の雰囲気を出すには、暖色系の照明がおすすめです。

  • ペンダントライト:天井から吊り下げるペンダントライトは、空間のアクセントになります。ガラス製のペンダントライトは、ベネチア風の雰囲気にぴったりです。
  • 間接照明:間接照明は、柔らかな光でリラックスできる空間を演出します。フロアスタンドやテーブルランプなどを活用しましょう。
  • カーテン:ベネチア風の雰囲気に合うカーテンを選びましょう。ベルベット素材や、落ち着いた色のカーテンがおすすめです。
  • 小物:ベネチアンマスクやガラス細工などの小物を取り入れることで、よりベネチア風の雰囲気を高めることができます。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、既存の濃い茶色の棚を活かしつつ、ベージュの漆喰壁と赤色のアクセントを効果的に組み合わせることで、ベネチア風の落ち着いた空間を実現できます。ただし、重要なのは、全体のバランスです。色や素材、家具の配置などを総合的に考慮し、統一感のある空間をデザインすることが大切です。

まとめ

ベージュの漆喰壁、濃い茶色の棚、そして赤色のアクセントを効果的に組み合わせることで、あなたの理想とするベネチア風の落ち着いた空間を実現できます。今回ご紹介したアドバイスを参考に、あなただけのオリジナル空間を創造してください。

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