ベニカナメモチの害虫駆除と庭木の管理:専門業者への依頼費用とDIY対策

年明けに入居した部屋の庭にベニカナメモチが植わっています。が、この木、なんだか虫食いの葉が多く、おまけに木の根元付近に丸い物体が点在しています。ちょっと調べたところ、イラガの繭のよう。孵化する前にとっちめてしまわないと害虫なので大変なのはわかったのですが、虫が大大大の苦手で、繭は動かないとわかっていても1m以内に近寄れません(>_<) 管理会社に連絡しても、「自分で何とかしてください」と…。じゃあ引っこ抜くぞ!!ってわけにもいかないし、これから孵化する季節ですので、困っています。庭木やさんのような業者に駆除を頼むといくらくらいしますでしょうか。2mくらいの木1本のみです。

ベニカナメモチの害虫問題:イラガの駆除と予防

ベニカナメモチの葉の虫食い被害と、木の根元に発見された丸い物体(イラガの繭)によるお困りごとは、多くの庭を持つ方にとって共通の悩みです。イラガは毒針を持つ幼虫で、刺されると激しい痛みと腫れを引き起こすため、早急な駆除が必要です。しかし、虫が苦手な方にとって、直接駆除するのは容易ではありません。この記事では、イラガの駆除方法と、専門業者への依頼費用、そして今後の予防策について詳しく解説します。

専門業者への依頼:費用とメリット

2m程度のベニカナメモチ1本のみのイラガ駆除を専門業者に依頼する場合、費用は作業内容や業者によって大きく異なります。一般的に、以下の要素が費用に影響します。

  • 駆除方法:薬剤散布、物理的な除去(繭の除去など)、樹木全体の健康診断などを含めるかによって費用が変わります。
  • 作業範囲:ベニカナメモチ1本のみであれば比較的安価ですが、周辺の植栽にも影響がある場合は費用が高くなる可能性があります。
  • 業者の規模:大手の業者よりも、地域密着型の小さな業者の方が安価な場合もあります。
  • 追加作業:駆除後の消毒や、今後の予防策のアドバイスなども依頼する場合は、追加費用が発生します。

費用相場は、5,000円~20,000円程度と幅がありますが、正確な費用を知るには、複数の業者に見積もりを依頼することが重要です。見積もり依頼は無料で行っている業者が多いので、積極的に活用しましょう。

専門業者を選ぶポイント

業者選びには以下の点を考慮しましょう。

  • 経験と実績:イラガ駆除の実績が豊富で、対応可能な業者を選びましょう。ホームページや口コミサイトなどで確認できます。
  • 使用する薬剤:環境に配慮した薬剤を使用する業者を選ぶことが大切です。人体への影響についても確認しましょう。
  • 保証:駆除後の再発保証がある業者を選ぶことで、安心感が高まります。
  • 見積もりの明瞭性:費用内訳が明確で、追加料金が発生する可能性についても事前に説明してくれる業者を選びましょう。

DIYでの駆除:安全に配慮した方法

虫が苦手な方にとって、DIYでの駆除はハードルが高いですが、安全に配慮すれば可能です。

安全対策

  • 防護服の着用:長袖・長ズボン、手袋、帽子、ゴーグルなどを着用し、肌の露出を最小限に抑えましょう。できれば、防虫スプレーも活用しましょう。
  • 時間帯:イラガは夜行性なので、日中に行う方が安全です。また、風が弱い日を選ぶと薬剤が飛散しにくくなります。
  • 薬剤の使用:イラガに効果的な殺虫剤を選び、使用方法をきちんと守りましょう。使用後は必ず手を洗い、換気を十分に行いましょう。

具体的な駆除方法

  • 繭の除去:ピンセットやハサミを使って、繭を丁寧に除去します。この時、イラガに触れないよう注意しましょう。除去した繭はビニール袋に入れて、密閉し、燃えるゴミとして処分します。
  • 薬剤散布:イラガの幼虫や卵に直接殺虫剤を散布します。樹木の根元にも散布することで、幼虫の発生を防ぐ効果が期待できます。殺虫剤は、ベニカナメモチに安全なものを選びましょう。

予防策:イラガの発生を防ぐ

イラガの発生を防ぐためには、以下の予防策が有効です。

  • 定期的な剪定:枝葉が込み入っていると、イラガが隠れやすくなります。定期的な剪定で、風通しをよくしましょう。
  • 落ち葉の掃除:落ち葉の中にイラガの卵や幼虫がいる可能性があります。こまめに落ち葉を掃除しましょう。
  • 粘着トラップ:樹木の幹に粘着トラップを設置することで、イラガの幼虫を捕獲できます。
  • 忌避剤:イラガが嫌がるニオイの忌避剤を使用することで、発生を防ぐ効果が期待できます。

まとめ:ベニカナメモチの害虫対策は早めの対処が重要

ベニカナメモチのイラガ被害は、放置すると被害が拡大する可能性があります。虫が苦手な方でも、安全に配慮した駆除方法や予防策を行うことで、美しい庭を保つことができます。専門業者に依頼する、またはDIYで対処するなど、状況に合わせて最適な方法を選択し、快適な生活空間を確保しましょう。

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