ベッド下に逃げ込んだリスを安全にケージに戻す方法

リスを飼い始めました。ちょっとケージから出すとベッドの下にもぐりこんでなかなか出てきてくれません。先ほどもリスがケージから逃げてベッドの下に入ってしまい、3~4時間この状態です。どうしたらケージに戻ってくれるでしょうか。いつもは同居人とはさみうちにしているのですが、今は部屋に私しかいないので困っています。何か良い方法はないでしょうか。アイディアをいただけるとうれしいです。ちなみに私はもともと犬も触れないぐらい動物が苦手で、最近では平気になってきたものの暴れる動物を捕まえることはまだ無理です。。。

リスがベッド下に隠れる理由と安全な誘導方法

リスがベッド下に隠れてしまうのは、恐怖や不安を感じているからです。新しい環境、大きな音、不慣れな人など、様々な要因が考えられます。 3~4時間も隠れているということは、相当なストレスを感じている可能性があります。無理やり捕まえようとすると、リスを更にパニックに陥らせ、怪我をさせてしまう危険性があります。まずは、リスを落ち着かせることが最優先です。

リスを落ち着かせるための環境づくり

  • 静かな環境を作る:部屋の照明を落とし、テレビや音楽の音量を下げ、できるだけ静かに過ごしましょう。リスは繊細な聴覚を持っています。
  • 好物の匂いを活用:リスが大好きなナッツや種子の匂いをベッドの下に近づけてみましょう。匂いを頼りにケージの方へ誘導できる可能性があります。ただし、匂いを嗅ぎつけて出てきても、急に捕まえようとせず、ゆっくりとケージに誘導しましょう。
  • ケージを魅力的にする:ケージの中に、お気に入りの寝床や食べ物を置いて、ケージの中を快適な空間にしましょう。リスにとってケージが安全で居心地の良い場所だと認識させることが重要です。
  • 隠れ家を作る:ベッドの下に似たような、暗くて狭い隠れ家(段ボール箱など)をケージの中に設置してみましょう。安全な場所があると、リスは安心感を覚えます。

段階的な誘導方法

リスを無理やり捕まえようとせず、時間をかけてゆっくりと誘導することが大切です。

  • 時間をかける:焦らず、数時間かけてゆっくりと誘導しましょう。リスは警戒心が強いので、急な行動は逆効果になります。
  • 食べ物で誘導:リスの好物(ピーナッツ、ひまわりの種など)をケージの入り口付近に置き、少しずつケージに近づけていきましょう。匂いを頼りに、自らケージに入ってくるのを待ちましょう。
  • ゆっくりと近づける:リスがケージに近づいてきたら、ゆっくりと手を近づけ、優しく声をかけながらケージの中へ誘導します。無理強いはせず、リスのペースに合わせて行動しましょう。
  • ケージの扉を開けておく:ケージの扉を開けておき、リスが自らケージに入るのを待ちましょう。ケージの中が安全で快適な場所だと認識していれば、自ら戻ってくる可能性が高いです。

それでも出てこない場合の対処法

上記の方法を試してもリスが出てこない場合は、専門家の助けが必要になるかもしれません。

専門家への相談

  • 動物病院:動物病院に相談することで、リスの状態を診察してもらい、適切なアドバイスを受けることができます。特に、リスが怪我をしている、病気の可能性がある場合は、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。
  • ペットショップ:リスを飼育している経験豊富なペットショップの店員に相談してみるのも良いでしょう。飼育方法や、リスの行動に関するアドバイスをもらえるかもしれません。
  • 動物保護団体:動物の扱いに慣れている動物保護団体に相談することもできます。彼らは、安全にリスを捕獲する方法について、専門的な知識と技術を持っています。

専門家による捕獲方法

専門家は、様々な道具やテクニックを使って、安全にリスを捕獲します。例えば、捕獲器を使用したり、リスが好むエサを使って誘導したりします。無理に捕まえようとせず、専門家の助けを借りることが重要です。

リスの飼育環境の見直し

今回の出来事をきっかけに、リスの飼育環境を見直してみましょう。

ケージの適切なサイズとレイアウト

リスは活動的な動物なので、十分な広さのケージが必要です。ケージのサイズが小さすぎると、ストレスが溜まりやすくなります。ケージの中には、隠れ家、エサ入れ、水入れ、遊べるおもちゃなどを適切に配置しましょう。

ストレス軽減のための工夫

  • 適切な温度と湿度:リスは温度と湿度が変化しやすいとストレスを感じやすいです。室温や湿度を適切に保つようにしましょう。
  • 日当たりの良い場所:ケージは、日当たりの良い場所に置きましょう。日光浴はリスの健康に良い影響を与えます。
  • 定期的な清掃:ケージは定期的に清掃し、清潔に保つことが重要です。清潔な環境は、病気の予防にも繋がります。
  • エンリッチメント:ケージの中に、様々な種類の遊び道具や隠れ家などを設置し、リスが飽きないように工夫しましょう。これにより、ストレスを軽減し、健康的な生活を送ることができます。

インテリアとの調和

リスのケージは、インテリアの一部として考えることも大切です。

ケージの設置場所

ケージは、人の生活空間と調和する場所に設置しましょう。例えば、リビングの一角に、おしゃれなケージを設置することで、インテリアの一部として楽しむことができます。

ケージカバーや周辺アイテム

ケージの周りに、インテリアに合わせたカバーや周辺アイテムを配置することで、より自然な雰囲気を作り出すことができます。例えば、ブラウン系の家具や、自然素材のアイテムを組み合わせることで、落ち着いた空間を演出できます。

まとめ

リスがベッド下に隠れてしまった時は、焦らず、時間をかけてゆっくりと誘導することが大切です。無理に捕まえようとせず、リスを落ち着かせ、安全な方法でケージに戻しましょう。それでも難しい場合は、専門家の助けを借りましょう。そして、今回の経験を活かし、リスにとって快適な飼育環境を整えることで、このような事態を防ぐことができます。

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