ベッドが鏡に映る?インテリアと風水から考える鏡の配置

部屋に立て掛ける鏡を買いました。横30センチ縦1メートル30センチぐらいのやつです。自分の部屋に置いてるのですが自分のベッドが映っているのでだめと母親に言われました。なぜですか?

鏡の配置と風水、そしてインテリアの観点

鏡は、インテリアにおいて空間を広く見せたり、光を反射させて明るさを演出したりと、効果的なアイテムです。しかし、配置によっては、風水的に良くない影響を与えたり、インテリアのバランスを崩したりすることもあります。今回の質問は、ベッドが鏡に映ることで母親から注意されたというもので、その理由を風水とインテリアの両面から解説します。

風水における鏡の配置

風水では、鏡は「気を反射する」と考えられています。そのため、鏡の向きや位置によっては、良い気や悪い気を反射し、生活に影響を与えるとされています。特に、ベッドが鏡に映ることは、風水的に良くないとされているケースが多いです。その理由は、以下の通りです。

  • 睡眠の妨げ:鏡に映る自分の姿は、寝ている間も潜在意識に影響を与え、熟睡を妨げる可能性があります。落ち着いて眠りにつけず、睡眠の質が低下する可能性も懸念されます。
  • 気の乱れ:ベッドは休息の場であり、リラックスできる空間であるべきです。鏡に映ることで、気が散り、落ち着かない状態が続く可能性があります。常に自分の姿が目に入ることで、精神的なストレスを感じやすくなるかもしれません。
  • ネガティブな気の反射:もし、ベッド周辺にネガティブな気が滞っている場合、鏡がそれを反射して部屋全体に広げてしまう可能性があります。結果として、不運やトラブルを引き起こす可能性も指摘されています。

これらの理由から、風水では、ベッドを鏡に映さないようにすることが推奨されています。

インテリアにおける鏡の配置

風水的な観点以外にも、インテリアの観点からも、ベッドが鏡に映る配置は問題視される場合があります。

  • 視覚的な混乱:鏡にベッドが映ると、部屋の空間が狭く感じられたり、視覚的な混乱を引き起こしたりする可能性があります。特に、小さな部屋では、この影響が顕著に現れます。すっきりとした空間を演出したい場合は、鏡の配置に注意が必要です。
  • プライバシーの侵害:鏡に自分の姿が映ることで、寝起きや着替えなどのプライベートな行動が常に視覚的に確認できる状態になります。これは、心理的なストレスにつながる可能性があります。特に一人暮らしでない場合、プライバシーの侵害という観点からも問題視されるでしょう。
  • デザインの統一感:鏡のデザインと部屋全体のインテリアデザインとの調和も重要です。鏡にベッドが映ることで、デザインの統一感が失われ、部屋全体の印象が悪くなる可能性があります。鏡のサイズや形、フレームのデザインなども考慮して配置する必要があります。

これらの点からも、ベッドが鏡に映る配置は、インテリアデザインの観点からも必ずしも好ましいとは言えません。

鏡の適切な配置と代替案

では、鏡をどのように配置すれば良いのでしょうか?いくつか具体的なアドバイスをご紹介します。

鏡の配置場所の提案

  • クローゼットの扉:クローゼットの扉に鏡を取り付けるのは、収納と鏡の機能を兼ね備え、スペースを有効活用できる優れた方法です。ベッドからは見えにくく、風水的な問題も回避できます。
  • ドレッサーの上:ドレッサーの上など、身支度をする際に使う場所であれば、鏡を置くことは問題ありません。ただし、ベッドから直接見えない位置に配置することが重要です。
  • 壁に掛ける:壁掛け鏡であれば、位置を調整しやすいので、ベッドに映らないように配置できます。デザイン性の高い鏡を選べば、インテリアのアクセントにもなります。
  • 玄関:玄関に鏡を置くことで、空間が広く見え、良い気を呼び込む効果が期待できます。ベッドとは離れているため、風水的な問題もありません。

鏡以外の代替案

鏡以外の方法で空間を広く見せる方法もあります。

  • 明るい色の壁:明るい色の壁は、空間を広く見せる効果があります。白やアイボリーなどの淡い色は、開放感を演出するのに最適です。
  • 間接照明:間接照明を使うことで、部屋全体が明るくなり、空間が広く感じられます。また、リラックス効果も期待できます。
  • コンパクトな家具:コンパクトな家具を選ぶことで、部屋にゆとりが生まれ、空間が広く感じられます。無駄な家具を減らすことも重要です。

専門家の意見:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、鏡の配置は、部屋全体のバランスや雰囲気を大きく左右する重要な要素です。ベッドが鏡に映ることで、落ち着かない空間になり、睡眠の質にも影響を与える可能性があります。そのため、鏡の配置には細心の注意を払うべきです。

まとめ

ベッドが鏡に映ることは、風水的に良くないだけでなく、インテリアの観点からも問題視される場合があります。睡眠の質や精神的なストレス、デザインの統一感などを考慮し、鏡の配置場所を見直すことをおすすめします。今回ご紹介したアドバイスを参考に、快適で心地よい空間を創造してください。

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