ヘビの脱走!飼育ケージからの脱出と発見方法、そして大切なこと

飼育しているヘビが脱走してしまいました。このような経験のある方是非アドバイスください。はじめまして。だいぶ混乱しており乱文ですがよろしくお願いいたします。飼育しているヘビに脱走されたことのある方、どのようにして見つかりましたか?また、結局見つからず死なせてしまった、あきらめたりしたことはありますか?誠に情けない質問ですが、鍵もしっかりかけていたのにもかかわらず、スライド式のガラス扉の隙間から飼育中のカリキン(55センチほど)が脱走してしまいました。ニッソー ワイルドプラネット ケージ WP545で飼育しておりました。この隙間から一度逃げられたことがあり、ぎゅうぎゅうに雑誌もはさみ、絶対に出られない!と勝手な自信があったのですが再び逃げられてしまってゲージはもぬけの殻です。部屋の扉は閉めていたのですが、押し入れもあり、どこへ行ったのか不安で泣きそうです。また、部屋の気温は31度前後ありますが、元気でいてくれるでしょうか。飼育者として情けないですが、是非知恵をおかしください。すみませんが、よろしくお願いいたします。

ヘビの脱走、そして発見までの道のり

ペットとしてヘビを飼育されている方が、脱走という事態に直面することは、想像以上に辛い経験です。今回のケースのように、しっかりと対策を施していたにも関わらず脱走してしまうことは、飼育者として責任を感じ、深く落ち込む原因となります。しかし、ご安心ください。多くの飼育経験者も同様の経験をしており、そこから学び、改善策を講じています。まずは落ち着いて、一緒に解決策を探っていきましょう。

脱走の原因究明とケージの改良

まず、脱走の原因を特定することが重要です。ニッソー ワイルドプラネット ケージ WP545は、爬虫類飼育で人気のケージですが、スライド式のガラス扉の隙間は、ヘビの脱走経路になりやすい弱点です。一度脱走された経験があるにも関わらず、再び脱走されたということは、前回の対策が不十分だった可能性が高いです。

  • 隙間を完全に塞ぐ: 雑誌だけでは、ヘビが押し分けて脱出する可能性があります。隙間テープ、発泡ウレタン、または専用の爬虫類用ケージシールなどを用いて、隙間を完全に塞ぎましょう。隙間が少しでもあれば、ヘビは驚くほどの柔軟性で抜け出します。
  • ケージの材質と構造: ガラス製のケージは、ヘビが容易に登ったり、隙間を見つけやすい場合があります。ケージの材質や構造を見直し、脱走防止に効果的なケージへの変更も検討しましょう。例えば、プラスチック製のケージや、脱走防止機能が備わったケージもあります。
  • 複数のロック機構: スライド式の扉に加えて、ケージにロック機構を追加するのも有効です。複数のロック機構を組み合わせることで、万が一、一つのロックが不完全でも、脱走を防ぐ可能性が高まります。
  • 定期的な点検: ケージのロック機構や隙間などに、定期的に点検を行いましょう。小さな隙間も見逃さないよう、注意深く確認することが重要です。

ヘビの捜索方法

カリキンは、比較的おとなしい性質のヘビですが、ストレスを感じると隠れる習性があります。捜索にあたっては、以下の手順を踏むことをお勧めします。

  • 部屋全体の徹底捜索: 部屋の隅々まで、注意深く捜索しましょう。押し入れの中、家具の裏、カーテンの裏など、ヘビが隠れやすい場所を重点的に探してください。懐中電灯を使用すると、暗い場所でも発見しやすくなります。
  • 温度と湿度への配慮: ヘビは温度と湿度によって活動性が変化します。気温31度という環境は、ヘビにとってやや高温です。涼しい場所、例えば、床下や家具の裏などを重点的に探してみましょう。
  • においの確認: ヘビは独特の臭いを発します。においを頼りに捜索することも有効です。特に、ヘビが好む隠れ場所(暗い場所、湿った場所など)を中心に探してみましょう。
  • 仲間からの協力を得る: 複数人で捜索することで、効率的に捜索範囲を広げることができます。家族や友人、近隣住民に協力を求めるのも良いでしょう。
  • 専門家の相談: どうしても見つからない場合は、爬虫類専門の業者や獣医師に相談することをお勧めします。専門家は、ヘビの習性や捜索方法について、的確なアドバイスをしてくれるでしょう。

脱走後の対応と今後の飼育について

残念ながら、ヘビが見つからない場合でも、すぐに諦めないでください。ヘビは想像以上に生命力が強く、数日間は生き延びる可能性があります。

見つからない場合の対応

  • 餌となる生き物の排除: ヘビが家の中に侵入した場合、餌となる昆虫やネズミなどがいないか確認し、排除しましょう。
  • 危険な場所の確認: ヘビが危険な場所(例えば、高温の場所や、有害な薬品のある場所)に侵入していないか確認しましょう。
  • 継続的な捜索: 数日間は、定期的に捜索を続けましょう。ヘビは、予想外の場所に隠れている可能性があります。
  • 専門家への相談: 捜索をしても見つからない場合は、専門家に相談し、適切なアドバイスを受けましょう。

今後の飼育環境の改善

今回の経験を活かし、今後の飼育環境を改善することが大切です。

  • ケージの強化: より安全で脱走防止に優れたケージへの交換を検討しましょう。ケージ選びは、ヘビの種類やサイズに合わせて行うことが重要です。
  • 環境の整備: ヘビが快適に過ごせるよう、適切な温度、湿度、隠れ家などを準備しましょう。ストレスを軽減することで、脱走を防ぐことに繋がります。
  • 定期的な点検: ケージの破損や隙間がないか、定期的に点検を行いましょう。小さな不備も見逃さないように注意が必要です。

専門家の視点:爬虫類飼育における安全対策

爬虫類専門家によると、「爬虫類の飼育において、脱走防止は最も重要な要素の一つです。ケージ選びから、日々の管理まで、細心の注意を払う必要があります。一度脱走された経験がある場合は、ケージの改良だけでなく、飼育方法全体を見直すことが重要です。」とのことです。

まとめ

ヘビの脱走は、飼育者にとって大きなショックと不安を与えますが、冷静に対処することで、解決策が見つかる可能性があります。今回の経験を活かし、より安全で快適な飼育環境を整備することで、再び同じ事態を繰り返さないようにしましょう。

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