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過払い金請求と債権譲渡について
長期間にわたるプロミスとの取引履歴から110万円もの過払い金が発生しているとのこと、大変な状況ですね。まず、完済後にパル(現アビリオ)から請求があった件についてですが、これは明らかに不当です。完済済みであるにも関わらず、さらに請求されたことは、債権回収業務における重大なミス、もしくは悪質な行為の可能性があります。これは詐欺罪に該当する可能性があり、法的措置も検討できます。
しかし、ご自身で既に支払いを済ませてしまっているため、そのお金を取り戻すためには、まずプロミスに対して過払い金の請求を行い、その上でパル(現アビリオ)の行為について損害賠償請求を行う必要があります。
プロミスへの過払い金請求
電話での交渉も有効な手段ですが、書面での請求が証拠として残るため、より確実です。内容証明郵便で請求書を送付することをお勧めします。請求書には、取引履歴に基づいた過払い金の明細、そして返金を求める旨を明確に記載しましょう。
交渉のポイントとしては、長期間にわたる取引実績と、その間に発生した債権譲渡、そして完済後の不当な請求といった経緯を強調することです。これらの経緯は、プロミス側の対応に影響を与える可能性があります。
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パル(現アビリオ)への対応
パル(現アビリオ)からの不当な請求については、プロミスへの過払い請求と並行して、損害賠償請求を検討するべきです。 プロミスの子会社であることを考慮すると、プロミスにも責任がある可能性があります。
弁護士に相談することで、より効果的な対応策を検討できます。弁護士は、証拠の収集、交渉、訴訟手続きなどをサポートしてくれます。
詐欺罪と民事訴訟
パルからの不当な請求は詐欺罪に該当する可能性があります。しかし、民事訴訟と刑事訴訟は別々に進める必要があります。過払い金請求は民事訴訟、パル(現アビリオ)の行為に対する損害賠償請求は民事訴訟、そして詐欺罪の告発は刑事訴訟となります。 弁護士に相談することで、それぞれの訴訟手続きを適切に進めることができます。
個人情報の取り扱いについて
2、3で記載されている、プロミスからのプライバシー侵害に当たる行為は、絶対に許される行為ではありません。 個人情報の取り扱いに関する法律に違反しており、損害賠償請求の対象となります。
個人情報の漏洩とプライバシー侵害
プロミスは、顧客の個人情報を適切に管理する義務があります。しかし、あなたの親に連絡を取ったり、勤務先や住居情報を収集したりした行為は、個人情報保護法違反に該当する可能性が高いです。
具体的な対応策
この件についても、弁護士に相談することを強くお勧めします。弁護士は、証拠の収集、交渉、訴訟手続きなどをサポートし、適切な対応策を提案してくれます。
弁護士への相談
過払い金請求、パル(現アビリオ)への損害賠償請求、そしてプロミスによる個人情報保護法違反に対する損害賠償請求など、複数の問題を抱えている状況です。これらの問題をスムーズに解決するためには、弁護士に相談することが最善策です。
弁護士費用が心配かもしれませんが、多くの弁護士事務所では初回相談は無料です。まずは相談してみて、今後の対応について専門家の意見を聞いてみましょう。
まとめ
長期間にわたる取引履歴と、債権譲渡、完済後の不当な請求、そして個人情報の取り扱いに関する問題など、複雑な状況ですが、決して諦めないでください。
- 書面で請求する:過払い金請求は内容証明郵便で。
- 弁護士に相談する:専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な対応が可能になります。
- 証拠を収集する:取引履歴、パルからの葉書、プロミスとの通話記録など、全ての証拠を保管しましょう。
- 諦めない:あなたの権利を守るために、積極的に行動しましょう。
過払い金請求は、時間と労力が必要ですが、諦めずに対応することで、必ず解決の糸口が見つかります。弁護士の力を借りながら、一歩ずつ進んでいきましょう。