プリザーブドフラワーのカビ対策とマンションでの適切な飾り方

プリザーブドフラワーを部屋に飾って楽しんでいましたが、カビが生えてしまいました。どのように対処したら良いでしょうか?この季節は湿気が多く困っています。マンションに住んでおり、日中は誰も部屋にいないために締め切って換気が出来ない状態です。おそらくプリザーブドフラワーの保管には向かない環境と思います。どのような工夫が必要でしょうか?よろしくお願いします。

カビが生えたプリザーブドフラワーへの対処法

プリザーブドフラワーにカビが生えてしまったとのこと、残念でしたね。まずは、カビが生えた部分を丁寧に除去することが大切です。ピンセットや柔らかいブラシを使って、カビを取り除きましょう。ただし、強くこすりすぎると花びらが傷む可能性があるので、優しく丁寧に作業することが重要です。カビの範囲が広い場合は、残念ながらその部分は諦める必要もあるかもしれません。

カビを取り除いた後は、完全に乾燥させることが重要です。風通しの良い場所で、直射日光を避け、数日間乾燥させましょう。乾燥剤と一緒に密閉容器に入れておくのも効果的です。乾燥後もカビの再発を防ぐために、防カビ剤を使用するのも良いでしょう。ただし、プリザーブドフラワーに使用できる防カビ剤かどうかを確認してから使用してください。

マンションでの湿気対策とプリザーブドフラワーの適切な飾り方

マンションは、特に梅雨時期など湿気が高くなりやすい環境です。日中、誰もいないため換気ができない状況では、プリザーブドフラワーにとって最適な環境とは言えません。そこで、以下のような工夫を行いましょう。

1. 湿気対策

* 除湿剤の活用:クローゼットや押し入れなどに使うタイプの除湿剤を、プリザーブドフラワーの近くに置くことで、周囲の湿度を下げることができます。特に梅雨時期や、湿度の高い時期はこまめな交換が重要です。
* 換気扇の活用:日中不在でも、帰宅後や就寝前に換気扇を回して、部屋の空気を入れ替えることで湿気を軽減できます。浴室乾燥機能付きのマンションであれば、浴室乾燥機能を利用するのも効果的です。
* 空気清浄機の活用:空気清浄機の中には、除湿機能が付いているものもあります。空気清浄機を使用することで、空気中の水分を吸収し、湿気を軽減できます。
* 湿気を吸着する素材の活用:珪藻土のコースターや、炭などを近くに置くことで、空気中の湿気を吸収する効果が期待できます。

2. プリザーブドフラワーの飾り場所

* 直射日光を避ける:直射日光は、プリザーブドフラワーの色褪せや劣化を早めます。また、高温多湿の環境もカビの発生を促進するため、直射日光が当たらない場所に飾りましょう。窓から離れた場所、またはカーテンなどで日差しを遮る工夫が必要です。
* 風通しの良い場所を選ぶ:風通しの良い場所に飾ることで、湿気がこもりにくくなります。ただし、エアコンの風が直接当たる場所や、極端に乾燥する場所は避けるべきです。
* 密閉容器の使用:飾らない時は、プリザーブドフラワーを密閉容器に入れて保管することで、湿気やホコリから守ることができます。シリカゲルなどの乾燥剤を一緒に入れておくとさらに効果的です。
* 定期的な清掃:ホコリは湿気を含みやすく、カビの発生を促進します。定期的に柔らかい布などで優しく払い、ホコリを取り除きましょう。

3. プリザーブドフラワーの種類を選ぶ

プリザーブドフラワーの種類によっては、カビが生えやすいものもあります。購入する際には、カビに強い種類を選ぶことをおすすめします。販売店に相談してみるのも良いでしょう。

専門家のアドバイス

フラワーアレンジメントの専門家によると、「プリザーブドフラワーは、適切な環境下で管理すれば長期間楽しむことができますが、湿気には非常に弱いです。特にマンションのような閉鎖的な空間では、湿気対策が非常に重要になります。日々の換気と除湿、そして適切な飾り場所の選択が、プリザーブドフラワーを長く楽しむための鍵です。」とのことです。

まとめ

プリザーブドフラワーは、美しいインテリアとしてお部屋を彩ってくれますが、湿気には非常に弱いので、適切な管理が必要です。カビが生えてしまった場合は、早めに対処し、湿気対策を徹底することで、美しいプリザーブドフラワーを長く楽しむことができます。今回ご紹介した方法を実践し、素敵なインテリア空間を演出してください。

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