フローリングを怖がるトイプードルのための安心インテリア:多頭飼いの工夫と解決策

トイプードルが家のフローリングを怖がり、歩かなくて困ってます。かなり長文です。ヨーキー2歳と、トイ10ヶ月の子を多頭飼いしています。ふたりとも、とってもおりこうさんで毎日楽しく暮らしています。しかし、トイプードルの子が家にやってきた時からフローリングを怖がり家中を歩き回ることができません。はじめは、『少しずつなれていくだろう』と気にして居ませんでしたし、フローリングは犬にとって良いモノではないのも十二分承知してますので、無理矢理歩かせる事はしませんでした。それでも、家中を絨毯にするわけにはいかないのも現実です。今は廊下と寝室、など2mのキッチンマット3枚や、ずれないような敷物をひいて行動範囲を広げている状態です。イヌ用のマットなどを購入しようと思ったのですがこれを家中ひいたら一生この上しか歩かないんだろうな。。と思い躊躇してしまいます。何度か少しずつ絨毯や敷物を取って行ったんですが、残っている絨毯にいるだけで変化はなし絨毯類を全部とったらどうなるか見てみましたがプルプル震えて丸くなりずっと私の顔を見てるだけ。近づいてもビクともせず抱きかかえてもしばらく震えていました。絨毯をひいたらケロっとしニコニコしながら暴れまくります。散歩は大好きで、連れていくと初めから怖がる事も無くどこでも歩けました。私は犬が大好きで、犬が少しでもストレスの無いよういつも心がけていて、家中を歩けないうちの子を思うと息が詰まる思いで辛いです。色々調べたのですか『そのうち慣れる』くらいしか載っていないし病院の先生にもアドバイスを頂いたんですがよくならず。。。何か良い方法は無いでしょうか。ちなみにうちの2匹ともオモチャやお菓子にはそれほど興味がないので、そういったモノでツルことも出来ません。些細な事でも構いません。経験談やよい方法を御願い致します。

フローリングが怖い理由を探る:トイプードルの不安を取り除く第一歩

愛犬のトイプードルちゃんがフローリングを怖がる原因は様々です。 幼少期の経験、過去のトラウマ、フローリングの素材による感触の違いなどが考えられます。 まずは、なぜ怖がるのかを丁寧に探ることが大切です。

過去の経験の確認

* ブリーダーさんや譲渡元での生活環境: 以前の住環境がどのような材質の床だったのかを確認してみましょう。 もし、カーペットの上で生活していた場合、フローリングの硬さや冷たさが恐怖心に繋がっている可能性があります。
* 過去のトラウマ: フローリング上で嫌な経験(大きな音、転倒など)をしていないか思い出してみましょう。 小さな出来事でも、犬にとっては大きなトラウマとなる場合があります。
* 健康面: 足の裏の痛みや、関節の痛みなど、身体的な問題が原因でフローリングを嫌がる場合もあります。 獣医さんに相談し、健康状態を確認してもらうことをお勧めします。

安心できる空間づくり:段階的なアプローチで解決を目指す

いきなり全ての絨毯を撤去するのではなく、段階的にフローリングに慣れさせていくことが重要です。 犬のペースに合わせて、焦らずゆっくりと進めていきましょう。

1. 安心できる場所の確保

* 居場所づくり: 犬にとって安全で安心できる場所を確保しましょう。 犬小屋やベッドを、柔らかいマットやタオルなどを敷いて、落ち着ける空間を作ってあげましょう。 この場所は、フローリングへの恐怖を感じさせない、安全なオアシスとして機能します。
* マットの種類: 最初は、厚みのある、滑りにくいマットを選びましょう。 素材は、犬が快適に過ごせるものを選び、様々な素材を試してみるのも良いでしょう。 例えば、低反発マットや、マイクロファイバー素材のマットなどです。 キッチンマットだけでなく、犬専用のマットも検討しましょう。

2. 少しずつ行動範囲を広げる

* マットの配置: 最初は、犬が安心して過ごせる場所にマットを敷き、徐々にマットの数を減らし、行動範囲を広げていきます。 マットを繋げるように配置することで、犬は安心して移動できるようになります。
* おやつや玩具: おやつや玩具をマットの端などに置いて、犬をマットの上へ誘導してみましょう。 しかし、愛犬がおやつや玩具に興味がないとのことですので、この方法は難しいかもしれません。
* 褒めて肯定する: マットの上を歩いたり、フローリングに近づいたりしたら、たくさん褒めてあげましょう。 言葉だけでなく、優しく撫でたり、ご褒美をあげたりすることで、肯定的な経験を積み重ねることが重要です。

3. フローリングへの慣れを促進する工夫

* フローリングの温度調整: フローリングは冬場特に冷たく、犬が嫌がる原因となる場合があります。 カーペットやラグを敷くだけでなく、床暖房などを活用して、床の温度を快適に保つ工夫も有効です。
* 足裏マッサージ: 犬の足裏を優しくマッサージしてあげましょう。 血行促進効果があり、足裏の感覚を刺激することで、フローリングへの抵抗感を和らげる可能性があります。
* 香り: 犬が安心する香りのアロマオイル(ラベンダーやカモミールなど)を、ディフューザーなどで使用してみるのも良いかもしれません。ただし、犬が香りに敏感な場合もありますので、少量から試してみましょう。

4. 専門家への相談

* 獣医: 愛犬の健康状態や、行動の背景を獣医さんに相談しましょう。 身体的な問題や、精神的な問題がないかを確認してもらうことが大切です。
* 動物行動学者: どうしても改善が見られない場合は、動物行動学者に相談することを検討しましょう。 専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な解決策が見つかる可能性があります。

インテリアと調和する安心マット選び

家中をマットで覆うことに抵抗があるとのことですが、デザイン性と機能性を両立させたマットを選ぶことで、インテリアとの調和も図ることができます。

素材選び

* 滑り止め加工: 犬が滑って転倒しないよう、滑り止め加工が施されたマットを選びましょう。
* 洗濯機で洗える素材: 清潔さを保つため、洗濯機で洗える素材のマットがおすすめです。
* 耐久性: 頻繁に洗濯しても、へたりにくい耐久性のある素材を選びましょう。

デザインと色

* インテリアに合わせた色柄: お部屋のインテリアに合わせた色柄のマットを選ぶことで、自然な一体感を演出できます。 ベージュ系のマットは、多くのインテリアに合わせやすくおすすめです。
* 複数枚のマット: 同じデザインのマットを複数枚用意することで、統一感のある空間を作ることができます。

配置の工夫

* ゾーニング: マットを配置することで、犬の行動範囲を自然とゾーニングできます。 例えば、食事スペース、休息スペース、遊びスペースなどに分けてマットを配置することで、犬が落ち着いて過ごせる空間を作ることができます。

まとめ:愛犬との快適な暮らしを実現するために

愛犬がフローリングを怖がる原因を特定し、段階的にアプローチすることで、必ず解決策が見つかります。 焦らず、犬のペースに合わせて、安心できる環境を整えてあげることが大切です。 専門家の力を借りながら、愛犬と快適な暮らしを実現しましょう。

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