フローリングの貼り方、違和感を感じたら?向きと追加料金について徹底解説

貼り換えたフローリングの向きに違和感があり困っています。本日、畳の和室をフローリングに貼り換える工事をしてもらいました。留守中の工事だったのですが貼り換えたフローリングを見て驚きました。長方形の7.5畳の部屋なのですが、フローリングの向きが縦長に対して横向きに貼ってあったのです。長手の方に障子戸の窓があり、そこへ向けて垂直に貼られているのにも違和感があります。他の部屋はすべて、長手に対して平行に貼ってありますしそれが当然だと思っていました。施行前に特に何も言われなかったので、どうして横に貼る必要があったのか本当にわかりません。(業者は営業時間外になっているので、明日まで連絡がとれません)何か垂直に貼らなければならない理由が合ったりする場合もあるのでしょうか・・そうだとしても一言断る、ということはないのですか?安いフローリングですが、職人はプロですし理由あっての事だと思いたいです。またもし特に理由なく垂直に貼ったのだとして、貼り直しをしてもらう場合、追加料金はどのくらいかかるのでしょう?追記 まだフローリングを置いた状態のままで、貼り付けてはいないようです。

フローリングの貼り方:縦と横、どちらが正解?

7.5畳の和室のフローリングが、長手方向に対して垂直に施工され、違和感を感じているとのこと、大変お気持ちお察しします。フローリングの貼り方には、明確な「正解」はありません。しかし、一般的には、部屋の長手方向に平行に貼る方が、空間を広く見せ、視覚的な統一感をもたらすため、多くの場合採用されます。

今回のケースでは、窓の位置や部屋の形状、そして既存の他の部屋との統一感という観点から、垂直方向の施工に違和感を感じるのは当然です。プロの職人が施工したにも関わらず、事前に説明がないまま、このような施工が行われたことは、顧客とのコミュニケーション不足と言えるでしょう。

フローリングの向きが変わる理由

では、なぜ垂直に施工されたのでしょうか?いくつかの可能性が考えられます。

  • 下地の問題:床下地(根太や合板)の状態によっては、長手方向に施工することが難しい場合があります。例えば、下地が不均一で、長手方向に施工すると隙間が生じたり、反りが発生したりする可能性がある場合、垂直方向に施工することで、強度や仕上がりの均一性を確保しようとしたのかもしれません。
  • 施工効率:職人によっては、施工効率を優先して、垂直方向に施工した可能性もあります。特に、特殊な形状の部屋や、複数の部屋を同時に施工する場合、効率を優先するケースも見られます。
  • 意匠的な配慮:まれに、意匠的な理由で垂直方向に施工することがあります。例えば、窓の位置や家具の配置などを考慮して、あえて垂直方向に施工することで、より効果的な空間演出を図る場合もあるかもしれません。しかし、この場合は、事前に顧客に説明し、了解を得ることが不可欠です。
  • 単純なミス:残念ながら、単純なミスである可能性も否定できません。経験の浅い職人や、コミュニケーション不足が原因で、このようなミスが発生することもあります。

業者への連絡と対応

まずは、業者に連絡を取り、施工理由を明確に確認することが重要です。その際、以下の点を伝えるようにしましょう。

* 施工への違和感:具体的な違和感(他の部屋との違い、窓の位置との関係など)を明確に伝えましょう。写真や動画を添えると、より理解が得やすくなります。
* 事前説明の不足:施工前に、フローリングの向きについて何ら説明がなかったことを伝えましょう。これは、顧客とのコミュニケーション不足を明確に示す重要なポイントです。
* 希望:平行方向への貼り直しを希望する旨を伝えましょう。

貼り直しにかかる費用

貼り直しが必要になった場合、追加料金が発生する可能性があります。費用は、以下の要素によって変動します。

  • 既存フローリングの撤去費用:既に敷設されているフローリングを剥がす費用です。既に敷設されている状態かどうかで費用が変わります。
  • 材料費:新しいフローリングの材料費です。既存のフローリングと種類が同じであれば、追加費用はかかりません。しかし、異なる種類を使用する場合は、追加費用が発生します。
  • 施工費用:フローリングを貼り直すための施工費用です。施工面積や難易度によって費用が変動します。
  • 廃棄物処理費用:撤去したフローリングの廃棄物処理費用です。

これらの費用を合計した金額が、追加料金となります。具体的な金額は、業者に問い合わせる必要がありますが、数万円から数十万円かかる可能性があります。

専門家の視点:インテリアコーディネーターの意見

インテリアコーディネーターの視点から見ると、今回のケースは、プロとしての配慮が欠けていたと言えます。フローリングの向きは、部屋全体の印象を大きく左右する要素です。窓の位置や家具の配置、そして他の部屋との調和などを考慮して、最適な向きを決定する必要があります。事前に顧客と十分にコミュニケーションを取り、施工方法について合意を得ることが、プロの職人の責任です。

具体的なアドバイス

* 業者との丁寧なコミュニケーション:冷静に、しかし明確に、自分の気持ちを伝えましょう。写真や動画を提示することで、状況をより正確に伝えることができます。
* 契約書を確認:契約書に、フローリングの施工方法に関する記述がないか確認しましょう。もし記述があれば、それを根拠に交渉することができます。
* 他の業者への相談:業者との交渉が難航する場合は、他の業者に相談してみるのも良いでしょう。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することで、より適切な対応を取ることができます。
* 消費者センターへの相談:それでも解決しない場合は、消費者センターなどに相談してみましょう。

まとめ

フローリングの向きは、部屋の印象を大きく左右する重要な要素です。今回のケースでは、業者とのコミュニケーション不足が問題となっています。まずは業者に連絡を取り、施工理由を明確に確認し、納得のいく解決策を見つけるよう努めましょう。そして、今後のリフォーム工事では、事前にしっかりと業者とコミュニケーションを取り、施工方法について合意を得ることが重要です。

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