フローリングの補修方法:塗り替え vs. フロアマット

フローリングがはげてきてしまってるので、塗り替えるかor フロアマットをしくか、で悩んでます(ŏ﹏ŏ。)業者に頼まず自分たちでやろうと思ってます。部屋の壁を今ペンキで塗り替え中なので、そのペンキで床もいけるかなーと思ったのですが、ペンキはやめたほうがいいですか??キッチン、玄関は、フロアマットを貼りましたが、廊下とかは、塗ったほうが楽だし..アドバイスお願いします(๑¯ิڤ¯ิ๑)♥

フローリングの剥がれ、どうする?塗り替えとフロアマットの比較

フローリングの剥がれでお悩みとのこと、ご自身で壁のペンキ塗り替えもされているとのことですので、DIY精神旺盛で素晴らしいですね!しかし、フローリングの補修は壁とは勝手が違います。ペンキで床を塗ることは可能ですが、おすすめできません。その理由と、塗り替えとフロアマット、それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、最適な方法を考えていきましょう。

ペンキでフローリングを塗るべきではない理由

結論から言うと、ペンキでフローリングを塗ることはおすすめしません。理由は以下の通りです。

  • 耐久性の低さ:ペンキは、床材として求められる強度や耐久性を持っていません。頻繁に歩行する場所では、すぐに剥がれたり、傷ついたりしてしまいます。結果的に、すぐに塗り替えが必要となり、かえって手間とコストがかかります。
  • 滑りやすさ:ペンキの種類によっては、乾燥後も滑りやすくなる可能性があります。特に、小さなお子さんやご高齢の方がいるご家庭では、転倒事故のリスクが高まります。
  • メンテナンスの難しさ:ペンキは、水拭きができないものも多く、汚れが落ちにくく、メンテナンスが困難です。汚れが目立ちやすく、見た目の美しさも長持ちしません。
  • 素材との相性:既存のフローリングの素材によっては、ペンキがうまく定着しない、あるいは化学反応を起こす可能性があります。最悪の場合、フローリングを痛めてしまう可能性も。

フローリング補修:塗り替えとフロアマット、それぞれのメリット・デメリット

では、塗り替えとフロアマット、それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

フローリングの塗り替え

メリット

  • 費用を抑えられる可能性:業者に依頼するよりも、自分で行うことで費用を抑えられます。ただし、材料費は必要です。
  • 統一感のある仕上がり:全体を同じ色で塗り替えることで、部屋全体の統一感を高めることができます。
  • 耐久性のある塗料を選べば長持ち:適切な塗料を選べば、ある程度の耐久性を持たせることができます。

デメリット

  • 技術と手間がかかる:下地処理、塗装、乾燥など、多くの工程が必要です。綺麗に仕上げるには、ある程度の技術と時間が必要です。
  • 仕上がりはDIYレベル:プロの仕上がりには劣ります。完璧を求める方には不向きです。
  • 塗料選びが重要:フローリングに適した塗料を選ぶ必要があります。間違った塗料を使うと、かえってフローリングを痛めてしまう可能性があります。

フロアマット

メリット

  • 手軽に施工できる:敷くだけなので、特別な技術や道具は必要ありません。初心者でも簡単にできます。
  • 費用が安い:塗り替えに比べて、費用が安く済みます。
  • 手軽に模様替えできる:マットを変えるだけで、簡単に雰囲気を変えることができます。
  • 傷や汚れからフローリングを守る:フローリングへのダメージを軽減できます。

デメリット

  • マットの端がめくれる可能性:しっかり固定しないと、端がめくれてしまう可能性があります。
  • 掃除がやや面倒:マットとフローリングの隙間に入り込んだゴミやホコリを取り除く必要があります。
  • 部屋の雰囲気が変わる:マットの色や柄によって、部屋全体の雰囲気が大きく変わります。全体的なバランスを考慮する必要があります。

あなたに最適な方法は?状況別アドバイス

状況によって、最適な方法は異なります。以下に、状況別のアドバイスを記載します。

廊下など広範囲の場合

廊下など広範囲の場合は、フローリングの塗り替えが費用対効果が高い可能性があります。ただし、DIYで完璧な仕上がりを目指すのは難しいので、ある程度の妥協は必要です。

  • 使用する塗料:フローリング用の特殊な塗料を使用しましょう。ホームセンターなどで相談しながら選びましょう。
  • 下地処理:剥がれた部分を丁寧に削り、汚れを落とす必要があります。やすりで研磨し、プライマーを塗布するなど、下地処理をしっかり行いましょう。
  • 複数回塗装:一度で仕上げようとせず、薄く複数回塗装することで、より綺麗に仕上がります。

部分的な剥がれの場合

部分的な剥がれであれば、フロアマットで隠すのが簡単で費用も安く済みます。剥がれの範囲が小さい場合は、目立たないよう工夫しましょう。

賃貸住宅の場合

賃貸住宅の場合は、フロアマットがおすすめです。退去時に元の状態に戻す必要があるので、フローリングを塗り替えるのは避けた方が無難です。

専門家の意見

インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「フローリングの補修は、状況に応じて適切な方法を選ぶことが重要です。DIYで挑戦する場合は、事前に十分な情報を集め、慎重に進めてください。どうしても不安な場合は、専門業者に相談することをおすすめします。」とのことです。

まとめ

フローリングの剥がれは、ペンキで塗るのではなく、塗り替えかフロアマットのどちらかを選択しましょう。状況に応じて、最適な方法を選択し、DIYで素敵な空間を作り上げてください。

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