フローリングの寝室に発生したノミ!原因と駆除方法を徹底解説

蚤の発生と駆除についての質問です。 先日から二階のベッドの周辺で二・三日に一匹の程度、蚤を三回ほど見かけトイレットペーパーで掴みトイレへ流しました。 以前に犬を飼っていた(死んでから一年以上は経ちペットが使用していた物は処分しました)時は発生せず、建ててから七年ほど経つフローリングの家で初めて見かけたので驚いています。 ペットもいないフローリングにベッドの家で何で蚤が発生するのか分かりません。 蚤が発生した部屋はフローリングの床に押入れが付き(中には洗った服などを仕舞っています)、下に引き出し(綺麗な服を仕舞ってあります)のついたベッド・ガラス戸の付いた本棚・座卓などを置いています。 先日、隣の部屋で父親が自室を大掃除していましたのでその時に蚤が引越して来たのでは?とか、手を怪我し半年ほど前から掃除機を掛けずにクィックルワイパーで見える所のみを掃除しているのが原因では?と色々と考えましたが…急に蚤が発生した理由がよく分かりません。 どうして蚤が発生したのか、またどうやって駆除するかについて教えて下さると助かります。

ノミ発生の原因究明:あなたの寝室でノミが発生した理由

7年も経ったフローリングの住宅で、ペットを飼っていないのにノミが発生したことに驚かれたことと思います。 ノミは、ペットがいる家庭だけでなく、様々な経路で侵入することがあります。ご質問にある状況を踏まえ、考えられる原因をいくつか見ていきましょう。

1. 隣室からの移動

ご指摘の通り、隣室の大掃除が原因の可能性は十分にあります。ノミは成虫だけでなく、卵や幼虫の状態で移動することもあります。父親の部屋にノミが潜んでおり、掃除機をかけるなどして舞い上がり、隣室に移動してきたと考えられます。特に、カーペットや布団、家具の裏側などに潜んでいる可能性が高いです。

2. 掃除不足による発生

半年ほど前から掃除機をかけず、クイックルワイパーのみでの掃除に切り替えたことが、ノミ発生の一因となっている可能性があります。クイックルワイパーは表面の汚れを落とすのに有効ですが、ノミの卵や幼虫は床の隙間やカーペット、家具の奥などに潜んでいるため、除去できません。これらのノミの幼虫が成長し、成虫となって発生したと考えられます。

3. 外部からの侵入

ノミは、窓やドアの隙間、換気口などから侵入することもあります。野ネズミなどの動物がノミを媒介して家屋に侵入するケースも考えられます。特に、古い家屋や建物の隙間が多い場合は、侵入リスクが高まります。

4. 押入れや家具内の可能性

押入れやベッド、本棚などの家具の中に、ノミの卵や幼虫が潜んでいる可能性があります。長期間掃除していない場所や、埃が溜まりやすい場所ほどリスクが高まります。特に、押入れに収納している衣類にノミが潜んでいる可能性も考えられます。

ノミ駆除:徹底的な駆除と再発防止策

ノミの駆除は、成虫だけでなく、卵や幼虫も同時に駆除することが重要です。単に成虫を駆除するだけでは、すぐに再発してしまう可能性があります。

1. 徹底的な掃除

まず、徹底的な掃除を行いましょう。掃除機は、ノミの卵や幼虫を吸い取るのに最も効果的です。特に、ベッドの下、家具の裏側、カーペット、押入れの中など、ノミが潜んでいそうな場所を念入りに掃除しましょう。掃除機をかける際は、ノズルを隙間にも入れ込み、隅々まで掃除することを心がけましょう。掃除機をかけた後は、ゴミ袋をしっかりと密封し、すぐに捨てましょう。

さらに、クイックルワイパーだけでは除去できない汚れや埃を落とすため、水拭きも行ってください。洗剤を使用する場合は、ノミ駆除効果のある洗剤を選ぶと効果的です。

2. ノミ駆除スプレー・薬剤の使用

市販のノミ駆除スプレーや薬剤を使用することも効果的です。スプレーを使用する際は、必ず換気を良くし、使用上の注意をよく読んでから使用しましょう。薬剤を使用する際は、ペットや小さなお子さん、食品などが無い場所で使用するようにしましょう。

3. 駆除後も継続的な清掃

ノミ駆除後も、定期的な掃除を続けることが重要です。少なくとも週に1回は、掃除機をかけ、必要に応じてノミ駆除スプレーを使用しましょう。特に、ベッドや家具周辺は、ノミが発生しやすい場所なので、こまめな掃除を心がけましょう。

4. 専門業者への依頼

ノミの発生がひどい場合や、自分で駆除できない場合は、専門業者に依頼することも検討しましょう。専門業者は、適切な薬剤を使用し、徹底的な駆除を行ってくれます。

再発防止策:ノミと二度と遭遇しないために

ノミの再発を防ぐためには、以下の点に注意しましょう。

  • 定期的な掃除: 少なくとも週に1回は、掃除機と水拭きを行いましょう。
  • 家具の定期的な点検: 家具の裏側や隙間などにノミが潜んでいないか、定期的にチェックしましょう。
  • 窓やドアの隙間を塞ぐ: ノミの侵入経路となる窓やドアの隙間を、コーキングなどで塞ぎましょう。
  • ペットのノミ対策: ペットを飼っている場合は、定期的にノミ予防薬を使用しましょう。
  • 衣類の乾燥: 押入れに収納する衣類は、定期的に天日干しを行いましょう。ノミの卵や幼虫は高温に弱いので、効果があります。

専門家のアドバイス:害虫駆除のプロの意見

害虫駆除のプロフェッショナルに話を聞くと、ノミ駆除においては「徹底的な掃除と薬剤の使用の併用」が最も効果的だと教えてくれます。 掃除機だけでは卵や幼虫を完全に除去できないため、薬剤を使用することで、確実に駆除できる確率を高めることができるのです。 また、再発防止のためには、定期的な予防措置が不可欠です。

まとめ

ノミの発生は、不衛生な環境とは必ずしも一致しません。 今回のケースのように、掃除方法や隣室からの移動など、様々な要因が複雑に絡み合って発生することがあります。 重要なのは、原因を特定し、徹底的な駆除と再発防止策を講じることです。 上記の方法を実践し、快適な寝室環境を取り戻してください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)