フローリングの傷の修繕費用:退去時の不安と対策

フローリングの傷による修繕費用はいくらになるのでしょうか。 当方、学生で来月、3年10か月住んでいるアパートの部屋を退去します。 退去の際、フローリングに傷があると高額な修繕費を請求されることを聞きとても不安です。 親には頼らずにお金を支払うつもりです。 そのため、予算を組むために大まかな費用を知りたいのでご協力お願いします。 部屋の情報は下記のとおりです。 ・3年10か月住んだ。 ・木造築25年。 ・1R。 ・六畳、床面積16.65㎡。 ・敷金38,000円 ・フローリングに茶色いニス?のようなものが塗ってあり、はがれやすく、画像のようなはがれが広範囲にあります(フローリングそのものには傷はないと思います)。 ・ベッドの脚の下に、ニスを貫通し、フローリングにできた10㎝くらいの擦り傷があります(フローリングの継ぎ目あたりに傷ができたため、三枚にわたって傷になっています)。 ・洗濯機の下に湿気で1枚フローリングが2、3㎜ほどめくれています。 このような状態なのですが、フローリングだけでだいたいいくらくらい請求されそうですか? もしも、全面張り替えるとしたらいくら請求されると思いますか? 情報が少ないと思いますが、ご回答お願いいたします。補足すいません。 情報不足でした。 ニスの剥がれですが、入居当初は剥がれは一切ありませんでした。 私が住むうちに剥がれました。 やはり、自然消耗に該当するでしょうか?

退去時のフローリングの傷:修繕費用の目安と対策

3年10ヶ月住んだお部屋の退去を控え、フローリングの傷による修繕費用が心配とのこと、よく分かります。築25年の木造1Rで、ニスの剥がれや擦り傷、湿気によるめくれなど、複数の問題を抱えている状況ですね。 親御さんに頼らず、ご自身で費用を負担するとのこと、責任感の強さに感銘を受けます。では、具体的な費用と対策について、詳しく見ていきましょう。

ニスの剥がれについて

入居当初は剥がれがなかったのに、居住中に剥がれたとのこと。これは、「通常の使用による損耗」と判断される可能性が高いです。ただし、これはあくまで可能性であり、家主側の判断によって異なります。 家主が「自然消耗」と認めてくれれば、修繕費用はかかりません。しかし、「管理状態の悪さ」と判断された場合は、費用を請求される可能性があります。

擦り傷と湿気によるめくれについて

ベッドの脚による10cmの擦り傷と、洗濯機下の湿気によるめくれは、「故意または過失による損傷」と判断される可能性があります。特に、擦り傷は、ベッドの脚に滑り止めなどを付けていなかった場合、家主側に不利な状況証拠となりかねません。湿気によるめくれも、適切な換気や防水対策を怠っていたと判断されると、費用負担を求められる可能性があります。

修繕費用の概算

具体的な費用は、状況や業者によって大きく異なりますが、大まかな目安として以下を参考にしましょう。

  • ニスの剥がれ:広範囲にわたる場合は、部分的な補修で数千円〜数万円。全面的な塗り直しが必要な場合は、数万円〜十数万円の可能性があります。
  • 擦り傷:フローリングの表面だけなら、研磨と補修で数千円〜1万円程度。深い傷で板の交換が必要な場合は、1枚あたり数千円〜1万円程度。今回のケースでは、3枚にわたるため、数千円〜3万円程度を見積もっておきましょう。
  • 湿気によるめくれ:1枚のめくれであれば、数千円〜1万円程度で補修できる可能性があります。しかし、下地まで損傷している場合は、交換が必要となり、費用は高額になります。
  • 全面張り替え:六畳間(約16.65㎡)の全面張り替えは、材料費と施工費を含め、10万円〜30万円程度かかります。築年数や使用する材料によって費用は大きく変動します。

専門家の意見

不動産会社やリフォーム業者に相談することで、より正確な見積もりを得ることができます。写真などを提示して、現状を正確に伝えましょう。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することも重要です。

敷金との精算

敷金38,000円があるとのことですが、修繕費用が敷金を超える可能性も考慮する必要があります。最悪の場合、敷金が全額充当され、追加で費用を支払う必要が出てくるかもしれません。

具体的な対策

* **写真撮影:**現状を写真や動画で記録しておきましょう。これは、交渉の際に非常に有効な証拠となります。
* **証拠の確保:**入居時の状態が分かる写真があれば、自然消耗であることを主張する際に役立ちます。
* **早期の連絡:**退去予定日の1ヶ月前〜2ヶ月前には、不動産会社に連絡し、現状を伝え、修繕について相談しましょう。
* **交渉:**費用が高額な場合は、交渉の余地があるか確認してみましょう。例えば、部分的な補修で済ませるなど、費用を抑える方法を提案してみましょう。
* **見積もりの取得:**複数の業者から見積もりを取り、不動産会社に提示することで、交渉材料になります。

まとめ

退去時のフローリングの修繕費用は、傷の状態や家主の判断によって大きく異なります。 最悪のケースを想定し、予算を組むことが重要です。 写真撮影、早期連絡、交渉など、できる限りの対策を講じることで、費用を抑えることができる可能性があります。 専門家への相談も有効です。 ご自身の状況を正確に伝え、冷静に交渉を進めましょう。

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