フローリングのカビ?緑色の汚れの原因と対策

フローリングの床にカビ?らしき物が何回もでてきます。これは一体何なのでしょうか?若干深緑のような色をしています。爪でこするとすぐとれるのですが、しばらくするとまた出てきます。とった次の日には絶対に出てきています。やっぱりカビなんでしょうか?でも同じ部屋の同じ床なのに、一部にしか出てきません。同じ経験がある、または分かる方、回答お願いします。

フローリングの緑色汚れ、それはカビ?それとも…

フローリングの床に緑色の汚れ、しかも爪で簡単に取れるのにすぐに再発する…これは非常に気になりますよね。カビの可能性が高いですが、必ずしもカビとは限りません。 まずは、その緑色の汚れが本当にカビなのか、他の原因の可能性についても検討してみましょう。

カビの可能性

確かに、カビは湿気が多い場所で発生しやすく、深緑色のコロニーを作る種類もあります。特に、通気性が悪く、湿気がこもりやすい場所ではカビが発生しやすいです。しかし、カビであれば、爪で簡単に取れるとは限りません。カビは表面だけでなく、フローリング材の内部に根を張っている場合もあります。

もし、カビだとしたら、その発生箇所が限定的であることにも注目が必要です。 カビの発生は、湿気の集中や、汚れなどが原因で局所的に起こることが多いです。 例えば、換気口の近く、窓際、家具の下など、湿気がこもりやすい場所や、掃除が行き届いていない場所をチェックしてみましょう。

カビ以外の可能性

カビ以外に、緑色の汚れの原因となる可能性としては、以下のものがあります。

  • 藻類:湿気が多く、日光が当たる場所では、藻類が発生することがあります。藻類はカビと同様に、湿気を好むため、カビと間違われやすいです。藻類も、表面に付着しているため、爪で簡単に落とせる可能性があります。
  • コケ:外から持ち込まれた土壌などに含まれるコケが、湿ったフローリングに付着することも考えられます。特に、窓際や、玄関など、外部と接する部分で発生しやすいです。
  • 金属の腐食:フローリング材に含まれる金属成分が、湿気によって腐食し、緑青(ろくしょう)と呼ばれる緑色の錆が発生する可能性もあります。これは、特に古い建物や、湿気の多い環境で起こりやすいです。
  • 汚れの蓄積:緑色の汚れに見えるものが、実は長期間にわたって蓄積された汚れや、洗剤の成分などが原因で変色している可能性もあります。これは、特定の場所に集中して発生することがあります。

緑色汚れの特定と対策

まずは、汚れのサンプルを採取し、専門業者に依頼して検査を行うことをお勧めします。 専門業者であれば、顕微鏡などを使って、汚れの種類を正確に特定することができます。 これにより、適切な対策を講じることができます。

カビの場合の対策

もし、検査の結果がカビであれば、以下の対策を行いましょう。

  • 換気:部屋の換気を十分に行い、湿気を除去します。除湿機を使用するのも効果的です。特に、浴室やキッチンなどの水回りから発生する湿気には注意が必要です。
  • 清掃:カビ取り剤を使用し、丁寧に清掃します。カビ取り剤を使用する際は、必ず換気を十分に行い、ゴム手袋などを着用して、肌への刺激を防ぎましょう。 市販のカビ取り剤以外にも、重曹やアルコールなども効果があります。
  • 原因の究明と除去:カビが発生した原因を特定し、その原因を除去します。例えば、排水管のつまりや、雨漏りなどが原因であれば、それらを修理する必要があります。
  • 防カビ対策:カビの再発を防ぐため、防カビ剤を塗布したり、防カビ加工が施された建材を使用したりするなどの対策を行います。

カビ以外の汚れの場合の対策

カビ以外の汚れであれば、原因に応じて適切な清掃方法を選びましょう。

  • 藻類やコケ:漂白剤や、専用の洗浄剤を使用し、丁寧に清掃します。発生しやすい場所に、防藻・防コケ剤を塗布するのも効果的です。
  • 金属の腐食:専門業者に相談し、適切な処置をしてもらいましょう。自分で対処しようとすると、状況を悪化させる可能性があります。
  • 汚れの蓄積:中性洗剤と水で丁寧に清掃し、汚れを落とします。定期的な清掃を心掛けましょう。

専門家の意見

インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「フローリングの汚れは、放置すると、見た目だけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。 早期発見と適切な対策が重要です。 不明な点があれば、専門業者に相談することをお勧めします。」とのことです。

まとめ

フローリングの緑色の汚れは、カビ以外にも様々な原因が考えられます。 まずは、汚れの種類を特定することが重要です。 不明な場合は、専門業者に相談し、適切な対策を講じましょう。 定期的な清掃と、湿気対策を心がけることで、フローリングの美しさと健康を守りましょう。

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