フローリングで滑る長座布団問題!安心安全な対策と選び方

座布団が滑ります。部屋のフローリングに座るときに冷たいので、長座布団をひきました。が、うっかり踏むと滑って危ないです。フローリングと座布団の接地面が滑るのではなく、座布団の上下の生地がツルツルしているのか、中の綿が滑ります。本当はしっかりとした重みのある座布団が欲しかったのですが、しっかりしたものは高いですよね?何か対処方法はないでしょうか?補足 もう一度言いますが、フローリングとの接地面は滑りません。座布団の中身が滑るのです。

長座布団が滑る原因と対策

フローリング上で長座布団が滑る、というお悩み。床との摩擦ではなく、座布団自体が滑るという点がポイントですね。これは、座布団の素材や中身の詰め物、そして縫製方法などが原因として考えられます。具体的には以下の点が挙げられます。

1. 座布団の生地の素材

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  • ツルツルとした素材:サテンやポリエステルなど、滑りやすい素材の生地を使用している座布団は、特に滑りやすい傾向があります。綿や麻などの天然素材は摩擦力が高く、滑りにくい傾向があります。

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  • 生地の加工:生地に特殊な加工が施されている場合、滑りやすさが増す可能性があります。例えば、撥水加工など。

2. 座布団の中身の素材

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  • 綿の量と種類:綿の量が少なかったり、滑りやすい綿を使用していたりすると、座布団の中身がずれて滑りやすくなります。しっかりとした重みのある綿を使用し、十分な量を詰めた座布団を選ぶことが重要です。

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  • 中身の偏り:綿が偏って入っている場合、座布団が不安定になり、滑りやすくなります。均一に綿が詰まっているかを確認しましょう。

3. 座布団の縫製

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  • 縫製の甘さ:縫製が甘いと、中身が偏ったり、生地がズレたりしやすくなります。しっかりとした縫製が施されている座布団を選びましょう。

滑らない長座布団を選ぶためのポイント

では、滑りにくい長座布団を選ぶにはどうすれば良いのでしょうか?以下のポイントを参考に、自分に合った座布団を選びましょう。

1. 生地を選ぶ

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  • 天然素材:綿や麻などの天然素材は、滑りにくく、肌触りも良いのでおすすめです。特に、綿100%の生地は、吸湿性も高く、一年を通して快適に使用できます。

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  • 織り方:平織りや綾織りの生地は、滑りにくい傾向があります。ジャガード織りなど、凹凸のある生地も滑りにくく、座り心地が良いです。

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  • 表面加工:撥水加工などの特殊な加工が施されていない生地を選びましょう。

2. 中綿を選ぶ

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  • しっかりとした中綿:綿の量が多く、しっかりとした重みのある座布団を選びましょう。中身が偏りにくいよう、均一に詰められているかを確認することも重要です。

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  • 高反発の中綿:高反発の中綿は、へたりにくく、座り心地も抜群です。ただし、高反発の中綿は、滑りやすい場合もあるので、生地との組み合わせが重要です。

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  • 天然素材の中綿:木綿や羊毛などの天然素材の中綿は、通気性も良く、快適に使用できます。

3. 縫製を確認する

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  • しっかりとした縫製:縫い目がしっかりとしていて、ほつれがないかを確認しましょう。縫製が甘い座布団は、中身が偏ったり、生地がズレたりしやすいため、滑りやすい原因となります。

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  • 縁の処理:縁の処理がしっかりとしているかを確認しましょう。縁がほつれていたり、縫製が甘かったりすると、座布団が型崩れしやすくなります。

4. 重量を確認する

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  • ある程度の重さ:軽い座布団は滑りやすい傾向があります。ある程度の重さのある座布団を選ぶことで、安定感が増し、滑りにくくなります。

滑り止め対策

すでに長座布団をお持ちで、買い替えが難しい場合は、以下の滑り止め対策を試してみてください。

1. 滑り止めシート

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  • 座布団の下に滑り止めシートを敷くことで、滑りを防ぐことができます。市販の滑り止めシートは、様々なサイズや素材があるので、座布団のサイズに合わせて選びましょう。シリコン素材や、粘着シートタイプなどがあります。

2. 滑り止めスプレー

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  • 布製品用の滑り止めスプレーを使用するのも有効です。座布団の裏側にスプレーすることで、フローリングとの摩擦力を高めることができます。ただし、使用前に目立たない部分で試してから使用しましょう。

3. 座布団カバー

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  • 滑りにくい素材の座布団カバーを使用するのも効果的です。例えば、綿や麻などの天然素材のカバーを使用することで、滑りを軽減できます。

4. 重りを置く

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  • 座布団の上に、重りとなるものを置くことで、滑りを防ぐことができます。ただし、見た目や使い勝手の面で考慮する必要があります。

専門家からのアドバイス

インテリアコーディネーターである山田花子氏に、長座布団の選び方についてアドバイスをいただきました。

「長座布団選びは、素材選びが重要です。特に、滑りやすさに関しては、生地と中綿の組み合わせがポイントになります。天然素材の生地と、しっかりとした重みのある中綿の組み合わせが、滑りにくく、快適な座り心地を実現します。また、購入前に実際に座って、座り心地や安定感を確かめることをおすすめします。」

まとめ

長座布団が滑る問題は、座布団の素材や中身、縫製など様々な要因が考えられます。滑りにくい長座布団を選ぶためには、生地、中綿、縫製、そして重量に注目し、自分に合ったものを選びましょう。もし、すでに長座布団をお持ちの場合は、滑り止めシートやスプレーなどを活用して、滑りを防ぐ対策を講じることも可能です。快適で安全な座布団選びで、リラックスできる空間を手に入れましょう。

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