フローリングから畳へリフォーム:築30年住宅の寒さ対策と快適な生活空間を実現する

フローリングから畳へリフォーム 10年前に結婚し畳だった居間をフローリングへリフォームしました。 家自体は築30年で夫の実家の持ち家です。 子供が生まれて掃除もし易いようにとフローリングにしましたが、現在のフローリングを畳の部屋へリフォームが出来ないか考えています。 二階建てですが一階部分は全て小屋・物置となっており二階が独立した居室になっています。 玄関も二階ですので、二階部分にある平屋のイメージです。 畳の部屋に戻せないかと悩む理由は下記のとおりです。 ○冬は下階が小屋のため下からの寒さがとても強く絨毯を2枚敷いてファンヒーターを2台使用して少し暖かくなります。こたつを使用しますが、こたつに足を入れても下からの寒さが強いため、こたつも暖まらない状態なので電気カーペットの力を借りてこたつが使用できます(九州在住で、部屋は6畳、ファンヒーターは6畳用を2台使用)。断熱材は入っていませんが、床を二重に貼ってもらっています。 ○床に座るときは座布団を使用しますが、横になってテレビを見るときも多くフローリングだと体中が痛くなります。 ○部屋が狭くなるのでソファーは小さめのしかありません。 あと三ヶ月もすると朝晩が冷えてきてまた寒さとの格闘になるためフローリングから和室へリフォームを考えています。 一度和室だった部屋をフローリングへリフォームしまた和室へリフォームになりますが、現実問題それは可能でしょうか?

築30年住宅のフローリングから畳へのリフォーム:実現可能性とポイント

築30年の住宅で、以前は畳だった居間をフローリングにリフォームし、再び畳に戻したいというご要望ですね。九州在住で、冬場の寒さが大きな課題となっています。 フローリングから畳へのリフォームは、もちろん可能です。以前畳だった部屋をフローリングにした経験があるため、下地は比較的リフォームしやすい状態にあると考えられます。しかし、寒さ対策をしっかり行うことが、快適な和室を実現するための重要なポイントとなります。

寒さ対策:断熱材の追加と床下対策が重要

現在の状況では、下階が小屋のため、床からの寒さが深刻な問題となっています。ファンヒーター2台と電気カーペットを使用しても暖まらないほどですから、断熱対策が必須です。

1. 断熱材の追加

リフォームの際に、床下に断熱材をしっかりと入れることが最も効果的です。 グラスウールやセルロースファイバーなどの断熱材を充填することで、床からの冷気を大幅に軽減できます。 既存の床材を剥がす際に、下地の状態を確認し、必要に応じて断熱材の厚さを調整しましょう。 専門業者に相談し、適切な断熱材の種類と厚さを選定することが重要です。

2. 床暖房の導入

予算に余裕があれば、床暖房の導入も検討しましょう。 電気式床暖房や、より省エネルギー性の高い温水式床暖房など、様々な選択肢があります。 床暖房は、足元からじんわりと暖まるため、畳との相性も抜群です。 畳の部屋全体を暖かく保ち、快適な空間を実現できます。

3. 床材の選定

畳の種類にも様々なものがあります。 例えば、天然い草の畳は通気性が良く、調湿効果も高いですが、耐久性はやや劣ります。 一方で、樹脂畳は耐久性が高く、お手入れも簡単です。 ライフスタイルや予算に合わせて最適な畳を選びましょう。 また、断熱性が高い畳を選ぶことも、寒さ対策に有効です。

リフォーム費用と工程

フローリングから畳へのリフォーム費用は、部屋の広さ、使用する畳の種類、断熱材の種類、床暖房の有無などによって大きく変動します。 概算費用を把握するために、複数のリフォーム業者に見積もりを依頼することをお勧めします。

リフォーム工程の一例

1. 既存フローリングの撤去:既存のフローリング材を剥がします。この際に、下地状態の確認を行います。
2. 下地調整:必要に応じて、下地を補修・調整します。
3. 断熱材の施工:床下に断熱材を充填します。
4. 畳床の施工:畳を敷くための畳床を施工します。
5. 畳の施工:新しい畳を敷き込みます。
6. 仕上げ:周辺の壁や巾木の補修などを行います。

専門家への相談

リフォームは専門業者に依頼することが重要です。 複数の業者に見積もりを依頼し、それぞれの提案内容や費用を比較検討しましょう。 特に、断熱対策に関する専門的な知識を持つ業者を選ぶことが、快適な和室を実現するための鍵となります。 相談する際には、現在の状況を詳しく説明し、希望する仕上がりや予算を明確に伝えましょう。

その他、快適な空間づくりのためのポイント

* 窓の断熱対策:窓からの冷気も無視できません。 断熱性の高い窓への交換や、カーテン・ブラインドの活用も検討しましょう。
* 家具の配置:家具の配置によって、部屋の寒暖差が変化します。 家具の配置にも気を配り、より快適な空間づくりを目指しましょう。
* 収納スペースの確保:畳の部屋は、収納スペースが少ない傾向があります。 収納家具の配置や、収納方法を工夫することで、より快適な空間を実現できます。

まとめ

フローリングから畳へのリフォームは、築30年の住宅でも可能です。 しかし、寒さ対策をしっかりと行うことが、快適な和室を実現するための重要なポイントとなります。 断熱材の追加、床暖房の導入、窓の断熱対策など、様々な方法があります。 複数の業者に見積もりを依頼し、専門家のアドバイスを受けながら、最適なリフォームプランを立てましょう。 快適な和室で、心安らぐ生活を送ってください。

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