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1. フクロモモンガの鳴き声について
フクロモモンガの鳴き声は個体差が大きく、全く鳴かない子もいれば、よく鳴く子もいます。ショップで大人しいと言われていたからこそ、最初の威嚇鳴きが心配だったことでしょう。4日間の威嚇鳴き後、現在は「クプクプ」や「プツプツ」といった鳴き声に変化しているとのことですが、これは比較的穏やかな鳴き声です。威嚇鳴きが収まり、穏やかな鳴き声に変わっているのは良い兆候と言えます。 鳴き声が少ないからといって必ずしも異常とは限りません。個体差を理解し、様子を観察することが大切です。
もし心配な場合は、信頼できる獣医(エキゾチックアニマルに詳しい獣医)に相談することをお勧めします。写真や動画を撮っておくと、獣医への説明がスムーズになります。 また、フクロモモンガの行動や鳴き声を記録しておくことで、日々の変化に気付きやすくなります。専用のノートやアプリを活用するのも良いでしょう。
2. ケージの選び方とサイズについて
ショップのアドバイスはあくまでも目安です。フクロモモンガの性格や活動量によって、適切なケージの大きさは異なります。3階建てのケージに移したことで、活動スペースが広がり、ストレスが軽減されている可能性があります。動き回るのが好きで、窮屈そうにしていたなら、広いケージへの変更は適切な判断だったと言えるでしょう。ただし、ケージの素材や安全性、通気性なども考慮する必要があります。
ケージ選びのポイントは以下です。
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- 十分な広さ:フクロモモンガが自由に動き回れるスペースを確保する。
- 安全な素材:かじっても安全な素材を選び、脱走防止対策をしっかり行う。
- 適切な通気性:蒸れやすい環境は避ける。
- 多様な遊び場:ハンモック、枝、遊具などを設置して、環境を豊かにする。
もし、ケージが大きすぎる、もしくは小さすぎるなどの問題があれば、再度ケージを見直す必要があります。フクロモモンガの行動を観察し、快適に過ごせる環境を整えてあげましょう。
3. プルプルしている理由と健康状態について
フクロモモンガがプルプルしているのは、寒さ、恐怖、ストレス、または単なるリラックス状態など、様々な理由が考えられます。室温26度前後であれば、寒さが原因とは考えにくいでしょう。 活動時に元気であれば、必ずしも弱っているとは限りません。しかし、常にプルプルしている場合は、何かしらの原因がある可能性があります。
考えられる原因と対処法:
- ストレス:新しい環境に慣れていない、ケージが気に入っていないなど。環境を整え、ゆっくりと慣れさせる。
- 恐怖:大きな音や急な動きなどに驚いている可能性も。静かな環境を心がける。
- 病気:健康状態に問題がある可能性も。獣医に相談する。
- リラックス:安心している状態の場合もある。様子を観察する。
プルプルしている状態が続く場合、または他の症状(食欲不振、元気がないなど)が見られる場合は、すぐに獣医に相談しましょう。早期発見・早期治療が大切です。
4. 食餌と栄養バランスについて
離乳食を食べないのは、成長に伴い、離乳期が過ぎた可能性があります。フクロモモンガは、幼少期はミルクを主食とし、徐々にペレットに切り替えていきます。しかし、個体差があり、離乳の時期は様々です。メロン、ヨーグルト、ドライイチゴ、スイカばかり食べているとのことですが、果物や野菜は嗜好品として少量与えるべきで、主食としては不適切です。
ペレットはフクロモモンガの主食であり、必須栄養素をバランスよく摂取するために不可欠です。ペレットを食べない場合は、様々な種類のペレットを試したり、少量ずつ与えてみたりするなど、工夫が必要です。 また、ミルワームなどの昆虫類は、高タンパク質の補助食として少量与えることができます。ただし、与えすぎると肥満や消化不良の原因となるため、注意が必要です。
栄養バランスの偏りを防ぐために、獣医に相談して適切な食事プランを立てることをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、フクロモモンガの健康を維持することができます。 市販のフクロモモンガ用ペレット以外にも、栄養価の高い野菜や果物を少量与えることも可能です。ただし、与える量や種類は、獣医の指示に従うことが重要です。
まとめ
フクロモモンガの飼育は、愛情と知識、そして適切なケアが必要です。今回の質問のように、心配なことがあれば、迷わず獣医に相談しましょう。 また、日々の観察を記録し、フクロモモンガの行動や変化を把握することで、より適切な飼育ができます。 信頼できる情報源から学び、フクロモモンガとの幸せな生活を送りましょう。