フクロモモンガの快適な飼育環境:照明とケージの選び方、適切な世話について

フクロモモンガを飼っていますが飼い方について教えてください。旦那は、夜行性だから電気はつけなくて良いと言い夜、ご飯をゲージに入れると電気を消します。電気は朝、昼間もつけないので結局殆どつけてないです。はっきり言って意味解らないし可哀想です。私が、つけても消してしまいます。18時頃から行動し始めそれまでは寝ています。そのころにご飯を、あげますが・・・私が言っても聞く耳持たないのでこちらで旦那に教えてあげてください!(それとも私が間違っているのでしょうか?)補足早速の回答ありがとうございます。納戸3帖にゲージを置いてモモンガ専用になっています。仕事から帰ってくるのが18時頃、それまで窓もないので部屋のドアを開けて明るさを入れる程度です。22時過ぎに寝るのでそれまでつけてあとは消すようにすればよいでしょうか?

フクロモモンガの飼育環境:照明の重要性

ご主人と意見が対立されているとのこと、ご心配ですね。結論から言うと、フクロモモンガは夜行性ではありますが、完全に暗闇で飼育するべきではありません。 夜行性であるということは、活動時間が夜間であるという意味であって、全く光を必要としないという意味ではありません。

フクロモモンガは、適切な明るさによって、健康な生活を送ることができます。完全に暗い環境では、体内時計の乱れストレスの増加ビタミンDの不足など、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。 特に、ビタミンDの不足は骨粗しょう症などの深刻な問題につながるため、注意が必要です。

適切な照明環境とは?

では、どのような照明環境が適切なのでしょうか? 完全な暗闇ではなく、薄明かり程度の明るさを保つことが重要です。 具体的には、以下の点を考慮しましょう。

  • 自然光を取り入れる:可能であれば、窓から自然光を少し取り入れるようにしましょう。ただし、直射日光は避け、カーテンなどで調整してください。
  • 間接照明を活用:蛍光灯やLEDライトではなく、暖色系の電球を使った間接照明がおすすめです。これは、フクロモモンガの目に優しく、リラックス効果も期待できます。例えば、小さなスタンドライトや、壁に反射させるタイプの照明などが良いでしょう。
  • 明るさの調整:フクロモモンガの活動時間に合わせて、明るさを調整することが大切です。夜間は薄明かりを保ち、昼間は少し明るめにすることで、自然なリズムを保つことができます。
  • ケージ内の明るさ:ケージ内は、常に薄暗く保つようにしましょう。ケージ全体を覆うようなカバーを使うのも有効です。

3畳の納戸での飼育:適切なケージと空間

3畳の納戸をフクロモモンガ専用にされているとのことですが、ケージの大きさや設置場所も重要です。

ケージ選びのポイント

  • 十分な広さ:フクロモモンガは活動的な動物なので、十分な広さのケージが必要です。ケージの大きさは、フクロモモンガのサイズや数に合わせて選びましょう。小さすぎるケージはストレスの原因となります。
  • 通気性:ケージは、通気性が良いものを選びましょう。蒸れやすい環境は、フクロモモンガの健康に悪影響を及ぼします。
  • 安全な素材:ケージの素材は、フクロモモンガが噛んでも安全な素材を選びましょう。有毒な塗料や金属を使用していないかを確認しましょう。
  • 隠れ家:フクロモモンガは、隠れ家として使える場所を必要とします。ケージの中に、ハンモックや小枝、シェルターなどを設置しましょう。

納戸での飼育における注意点

窓がない納戸での飼育は、換気と明るさに注意が必要です。

  • 換気:こまめな換気を心がけ、湿気や臭いのこもりを防ぎましょう。換気扇などがあれば活用しましょう。
  • 温度管理:納戸は温度変化が大きい可能性があります。夏場は暑さ対策、冬場は寒さ対策をしっかり行いましょう。エアコンやヒーターなどを適切に使用し、室温を一定に保つように心がけてください。
  • 明るさ:ドアを開けて明るさを確保されているとのことですが、間接照明も併用することをおすすめします。ドアを開けっぱなしにするのは、防犯上や冷暖房効率の面からも問題がある可能性があります。

フクロモモンガの生活リズムと世話

フクロモモンガは、夜行性ですが、昼間も全く活動しないわけではありません。昼間は休んでいることが多く、夜間に活発に活動します。

適切な世話の仕方

  • 給餌:夜間に給餌するのが一般的ですが、朝にも少量の餌を与えるのも良いでしょう。フクロモモンガの食欲や状態に合わせて調整しましょう。
  • 清掃:ケージは、定期的に清掃しましょう。糞や尿、食べ残しなどは、こまめに取り除きましょう。
  • コミュニケーション:フクロモモンガは、人との触れ合いを好みます。優しく触れ合ったり、声をかけたりすることで、信頼関係を築くことができます。

専門家の意見

獣医師やフクロモモンガの専門家に相談することで、より具体的なアドバイスを得ることができます。飼育に関する不安や疑問があれば、遠慮なく相談するようにしましょう。

まとめ

フクロモモンガの飼育は、適切な環境と世話が不可欠です。夜行性だからといって、完全に暗い環境で飼育するのは適切ではありません。薄明かり程度の明るさを保ち、ケージの大きさや素材、換気、温度管理にも気を配りましょう。ご主人とよく話し合い、フクロモモンガにとって快適な環境を整えてあげてください。

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