フェレット飼育スタートガイド:多頭飼育の注意点と必需品リスト

フェレットを飼おうと思っています。先日、ペットショップへ行ったところ、ショップなのに「里親募集」の札が書かれたケージが店の隅に。何気なしに店員さんに聞くと、開店前に捨てられており、朝出勤の店員さんが保護したとのこと。中を見ると結構大きめのフェレットが一匹。その店舗には生後一年程度の子もおいていたが、その子の一回りは大きい…。うちでは犬とフクロモモンガを既に飼っているが、前々からフェレットが欲しかったのと、その子の人懐っこさに惹かれて引き受けますとその場で言いいました(今週中は準備のためショップに預ける事に)。部屋を別にする予定だった愛犬とフクロモモンガはすでに仲が良く(同居六週間程)、ショップでフェレットを見た時も、愛犬とお互い興味津々で、威嚇するようなそぶりはなく、むしろ鼻をくっつけてクンクンし合っていました。ただフクロモモンガとフェレットは獲物と狩人なので部屋は分けるつもりです。欲で飼う事を決めてしまったので、環境はせめて整えます。外に放置されていたとのことで、年齢や性別、種類など全く不明。どんな病気を持ってるかもわからない。検査を受けさせる予定です。そこまでが前提で、質問です。フェレットを飼うとき最低限必要な物(ケージやエサ)と、後々でもいいから集めるべきもの(ケア用品)、診察などのある程度の金額や、月に必ず受けるべき注射など結構あるようなので、フェレット経験者の先輩方から伺いたいです。おすすめのグッズなどもあると嬉しいです。【小動物と】というのがとても無理承知なのですが、【これだけは守るべきこと】など他にも知りたいです。このケージを購入予定です。http://www.shopping-charm.jp/ItemDetail.aspx?itemId=59213読みにくい文章で申し訳ありません、よろしくお願いします。

フェレット飼育に必要なもの:最低限&後々揃えたいもの

突然のフェレットとの出会い、素敵なご縁ですね! まずは、新しい家族を迎える準備をしっかりしましょう。 下記に、最低限必要なものと、後々揃えたいケア用品をリストアップします。

最低限必要なもの

  • ケージ: 十分な広さ(成獣フェレットは活動的なので、広めのケージが必須です。リンク先のケージはサイズを確認し、複数階層タイプや広さのあるものを検討しましょう。)、しっかりとした床材、隠れ家となるハウスは必須です。
  • フード: フェレット専用のフードを選びましょう。高品質なフードは健康維持に不可欠です。子フェレット用、成獣用など年齢に合わせたフードを選ぶことが重要です。
  • 給水ボトル: 水分補給は重要です。こぼれにくいタイプのボトルを選びましょう。
  • トイレ: ペレットタイプのトイレ砂と、トイレトレーが必要です。フェレットは決まった場所でトイレをする習性があるので、トイレトレーニングをしましょう。
  • 寝床: ハンモックやベッドなど、フェレットが落ち着いて休める場所を用意しましょう。寒さ対策にもなります。
  • おもちゃ: フェレットは遊び好きなので、様々な種類のおもちゃを用意してあげましょう。ボールやトンネル、ぬいぐるみなど、安全な素材のものを選びましょう。

後々揃えたいケア用品

  • 爪切り: フェレットの爪は伸びやすいので、定期的に爪切りが必要です。専用の爪切りを使用しましょう。
  • ブラッシング用品: 毛の抜け毛対策に、ブラッシングは重要です。フェレット用のブラシを選びましょう。種類によって毛質が異なるので、フェレットの種類に合ったブラシを選びましょう。
  • 歯磨き用品: 歯周病予防のため、定期的な歯磨きがおすすめです。フェレット用の歯ブラシと歯磨きペーストを選びましょう。
  • キャリア: 通院時や外出時に使用するキャリアが必要です。安全で快適なものを選びましょう。
  • 温度計・湿度計: フェレットは温度変化に敏感なので、室温と湿度を常にチェックしましょう。

費用について

初期費用としては、ケージ、フード、トイレ、寝床、おもちゃなどを揃えるのに、約2~5万円程度かかります。 これはケージの大きさやブランド、フードの種類などによって大きく変動します。

その後、毎月の費用としては、フード代、トイレ砂代、その他消耗品代で約3,000~5,000円程度。 医療費は、定期的な健康診断や予防接種、病気の治療など、状況によって大きく変動します。 年間で1~3万円程度を見積もっておくのが良いでしょう。 特に、今回保護されたフェレットは健康状態が不明なため、初期検査費用や治療費が高額になる可能性も考慮しておきましょう。

フェレットの健康管理

  • 定期的な健康診断: 少なくとも年に1回は獣医師による健康診断を受けさせましょう。 特に保護されたフェレットは、寄生虫や感染症の検査が重要です。
  • 予防接種: 狂犬病ワクチン接種は法令で義務付けられています。 その他、必要に応じて他の予防接種も検討しましょう。 獣医師に相談することが大切です。
  • 適切な食事: 高品質なフェレットフードを与え、偏食にならないように注意しましょう。 おやつは少量に留めましょう。
  • 清潔な環境: ケージは常に清潔に保ち、定期的に清掃しましょう。 糞尿や食べ残しはこまめに片付けましょう。

多頭飼育における注意点

既に犬とフクロモモンガを飼われているとのことですが、フェレットとの多頭飼育は、それぞれの性格や相性、そして安全性を十分に考慮する必要があります。

これだけは守るべきこと

  • 完全な空間分離: フェレットとフクロモモンガは、絶対に同じ空間に放置してはいけません。 フクロモモンガはフェレットにとって格好の獲物です。 ケージや部屋を完全に分けて、接触しないようにしましょう。 犬との関係も、常に監視が必要です。 最初は、フェレットと犬を短い時間だけ、安全な場所で面会させることから始め、様子を見ながら徐々に時間を延ばしていくのが良いでしょう。 威嚇や追いかけっこなどの兆候が見られたら、すぐに分離しましょう。
  • 個別のケア: それぞれの動物に必要なケアを個別に行いましょう。 食事、トイレ、睡眠場所など、それぞれのニーズに合わせた環境を用意することが大切です。
  • 健康管理の徹底: 多頭飼育では、病気の感染リスクが高まります。 それぞれの動物の健康状態を常にチェックし、異変があればすぐに獣医師に相談しましょう。
  • 専門家のアドバイス: 多頭飼育に不安がある場合は、獣医師や動物行動学の専門家に相談しましょう。

おすすめのグッズ

  • マルカン フェレットセレクション 主食 成体用: 高品質なフェレットフードです。
  • 三晃商会 イージーホーム エボリューション: 広々としたケージで、フェレットが快適に過ごせます。
  • ペッツルート フェレットのおもちゃ トンネル: フェレットが喜んで遊ぶおもちゃです。

まとめ

フェレットとの新しい生活、楽しみですね! しかし、責任ある飼育には、準備と知識が不可欠です。 今回ご紹介した情報に加え、獣医師や経験者からのアドバイスを積極的に取り入れ、フェレットが健康で幸せに暮らせる環境を整えてあげましょう。

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