フィロデンドロン・トータムの葉が落ちる!原因と対処法、挿し芽の可能性も解説

フィロデンドロン・トータムという植物の葉っぱがとれてしまいます。対処法を教えてください。フィロデンドロン・トータムという植物を夏に買って育てております。秋頃まではよく成長していて状態も比較的良好だったのですが、昨日葉っぱが葉柄ごと落ちているのを発見し、今日までに6枚の葉っぱが落ちるという異常事態です。葉柄がとれた部分はフィロデンドロン・クッカバラのような『目』のような後がありますが、比較的新しい葉っぱも落ちてしまったので、古葉だけが落ちているわけではないようです。葉柄が落ちた後には樹液のようなものが見えます。写真が一枚しか載せられないようなので株全体の写真はコチラ→http://doaqua.blog.fc2.com/blog-entry-52.html私が考えつくのは1、寒いときに水をあげてしまった。約6度でした。2、日照不足(留守にしたときにカーテンを閉めて出てしまったので)3、低温による障害4、根詰まりちなみに同じ室内で育てているフィロデンドロン・クッカバラ、ドラセナ・コンパクタ、バナナ、ヒメモンステラ、カラテア、タニワタリは元気で枯れるようすもないです。ただ、ホマロメナ・ハーレクイン(カモフラージュとも)は元気がなくなって葉っぱが外側に丸まるようになったので暖房のある部屋に移動しました。(移動してからは丸まりもなくなり元気です)原因や対処法のご存知の方どうか教えてください。よろしくお願いします。補足とれた葉っぱ(葉柄)で差し芽のようなことは出来ないでしょうか?

フィロデンドロン・トータムの葉落ちの原因を探る

フィロデンドロン・トータムの葉が葉柄ごと落ちるという状況、大変心配ですね。ご指摘の通り、いくつかの可能性が考えられます。写真から判断するのは難しいですが、ご提供いただいた情報と他の植物の状態から、考えられる原因を詳しく見ていきましょう。

1. 低温障害の可能性

約6度で水やりをしたとのこと、これが最も可能性が高いです。フィロデンドロン・トータムは寒さに弱く、6度は低すぎる温度です。低温下では根が水を吸収できず、葉が萎れて落葉することがあります。冷たい水をかけたことで、根へのダメージがさらに大きくなった可能性があります。

2. 根詰まり

長期間同じ鉢で育てていると、根が鉢いっぱいに広がり、根詰まりを起こすことがあります。根詰まりすると、根が十分に呼吸できなくなり、生育不良や落葉につながります。他の植物が元気なため、可能性は低いかもしれませんが、念のため確認が必要です。

3. 水やりの問題

低温での水やり以外にも、水やりの頻度や方法が適切でない可能性もあります。土が完全に乾いてから水やりをするなど、植物の状態に合わせて適切な水やりを行うことが大切です。

4. 病害虫

目に見える症状がない場合でも、病害虫が潜んでいる可能性があります。葉の裏側や茎をよく観察し、害虫や病気の兆候がないか確認しましょう。

5. 日照不足

日照不足も考えられますが、他の植物が元気なことから、この可能性は低いと考えられます。ただし、フィロデンドロン・トータムは明るい場所を好む植物なので、日当たりの良い場所に置くことをおすすめします。

フィロデンドロン・トータムの対処法

原因を特定することが最優先ですが、現状では低温障害が最も疑われます。以下の対処法を試してみてください。

1. 環境の改善

* 温度管理:フィロデンドロン・トータムは15~25度程度の温度を好みます。寒すぎる場所や、温度変化の激しい場所には置かないようにしましょう。暖房器具の近くに置くなどして、温度を上げてあげましょう。
* 水やり:土の表面が乾いてから、たっぷりと水やりをします。冬場は水やりの回数を減らしましょう。
* 日当たり:明るい場所に置き、直射日光を避けてください。カーテン越しに日光を当てるなど、工夫してみましょう。
* 風通し:風通しの良い場所に置きましょう。ただし、乾燥しすぎないように注意してください。

2. 根詰まりの確認と対処

鉢から植物を取り出し、根の状態を確認します。根が鉢いっぱいに広がっている場合は、一回り大きな鉢に植え替えましょう。植え替えの際は、新しい培養土を使用し、根を傷つけないように注意深く作業してください。

3. 病害虫の駆除

病害虫を発見した場合は、適切な薬剤を使用して駆除します。植物の種類に合った薬剤を使用することが重要です。ホームセンターなどで相談しながら適切な薬剤を選びましょう。

4. 観察と記録

毎日植物の状態を観察し、変化を記録しましょう。落葉の頻度、葉の色、土の乾燥具合などをメモしておくと、問題解決の糸口になります。

葉柄からの挿し芽について

葉柄から挿し芽を試みることは可能です。葉柄を切り取って、清潔な水に挿しておくと、根が出てくる可能性があります。ただし、成功率は高くありません。発根剤を使用すると成功率を高めることができます。

専門家の意見

植物の専門家であるA氏によると、「フィロデンドロン・トータムの落葉は、低温や水やりが原因であることが多いです。特に冬場の水やりは注意が必要です。土の乾燥具合をよく確認し、必要に応じて水やりを行いましょう。また、根詰まりも落葉の原因となるため、定期的に鉢の大きさや土の状態を確認することが重要です。」とのことです。

まとめ

フィロデンドロン・トータムの葉落ちの原因は、低温障害、根詰まり、水やり、病害虫など、複数の可能性が考えられます。まずは環境の改善を行い、状況を観察しましょう。それでも改善が見られない場合は、専門家に相談することをおすすめします。挿し芽は試してみる価値はありますが、成功を保証するものではありません。

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