ファッション、インテリア、創作…センスを磨く方法~30年悩んだ「真似」から卒業するステップ~

ファッションやインテリア、創作などのセンスはどのようにして身につくものですか?生まれつきでしょうか? かわいい服や部屋はとても好きですが、自分では何も浮かばず、人の真似事ばかりになってしまいます。真似事で、ある程度似せられたけど、やはり自分自身のセンスで生み出したものではないのでどこか洗練されておらず、でもどこをどうしていいかわからない。そんな状態で30年生きてます。自分のファッションや家のインテリアがいまいち洗練してないのは自覚してますがどうしていいのかわからないのでとりあえず無難に、ある程度人様に出て恥ずかしくないものを選んでいます。こういうイメージにしたい、というのはあっても、本当に何も自分からは出て来ないのです…。そして自分と同じ体型や、同じ家の人は当たり前ですがいないため、そのちょっとの違いで、丸パクリするだけではいまいち感が出てしまっているのだと思います。創作とかもそうです、昔から何も自分からはアイデアが浮かばず、お友達の真似っこしてみたり、そんなことばかりでした。ブーケを作ってみようと思って組み合わせても自分ではいまいち、島を作るゲームもかわいくて大好きでしたが、自分ではどう作っていいのかさっぱり出て来なかったので色んな人の島の色んな部分を真似してました。どうしたら自分で自分の満足いくものを形にしていける人になるのでしょう。そしてほんとにセンス良くぱぱぱっと色んなものが浮かび、これがかわいいこうしたらおしゃれになる、とそれを形にしていける人は一体どうやってその力をつけたのでしょうか。

センスは「生まれつき」ではない!後天的に磨けるスキルです

結論から言うと、センスは「生まれつき」のものではなく、後天的に磨けるスキルです。30年間、真似事を繰り返してきたとのことですが、それは決して無駄ではありません。真似をする過程で、何が自分に心地よく、何がそうでないのか、少しずつ理解を深めてきたはずです。その経験を土台に、独自のセンスを育んでいきましょう。

センスを磨くための具体的なステップ

センスを磨くには、以下のステップが効果的です。

ステップ1:インプットを増やす

まずは、様々な情報に触れることが重要です。

  • 雑誌や書籍:インテリア雑誌、ファッション誌、デザインに関する書籍などを参考に、様々なスタイルに触れてみましょう。「いろのくに」のようなインテリアポータルサイトも活用できます。
  • SNS:Instagram、Pinterestなど、視覚的な情報が豊富なSNSは、インスピレーションを得るのに最適です。お気に入りのアカウントをフォローし、定期的にチェックしましょう。ハッシュタグ検索(#インテリアコーディネート、#シンプルインテリア、#北欧インテリアなど)も有効です。
  • 美術館やギャラリー:絵画や彫刻、デザイン作品などを鑑賞することで、美的感覚を磨くことができます。普段目にしないような色使いや構成に刺激を受けるでしょう。
  • 旅行:旅行先で出会う風景、建築、デザインなどからインスピレーションを得ることができます。写真に収め、後からじっくりと見返してみるのも良いでしょう。

ステップ2:分析と分解

インプットした情報をただ眺めるだけでなく、なぜそれが「良い」と感じるのかを分析してみましょう。

  • 色の組み合わせ:どのような色が使われているのか、その色の比率は?
  • 素材の質感:どのような素材が使われているのか、その素材の持つ質感は?
  • 空間の構成:家具の配置、照明の使い方、空間の広がり方は?
  • 全体のバランス:全体としてどのようなバランスが取れているのか?

例えば、気に入ったインテリア写真を見つけたら、その写真から要素を分解し、ノートに書き出してみましょう。色、素材、家具の配置、照明など、具体的な要素をリストアップすることで、自分の好みを明確化することができます。

ステップ3:模倣から創造へ

分析・分解を通して得た知識を活かし、最初は模倣から始めましょう。気に入ったスタイルを参考に、自分の部屋や服装をアレンジしてみましょう。完全にコピーするのではなく、自分の好みに合わせてアレンジすることが大切です。例えば、気に入った部屋の写真を参考に、同じような色のソファを探してみる、あるいは、似たようなデザインのクッションカバーを購入してみるなどです。

ステップ4:自分のスタイルを見つける

模倣を繰り返すうちに、自分自身の好みが明確になってきます。最初は真似事でも、それを繰り返すうちに、自分なりのアレンジを加えることができるようになります。自分の好きな色、素材、スタイルなどを意識し、少しずつオリジナルの要素を加えていきましょう。

ステップ5:フィードバックを活かす

完成した作品やコーディネートについて、他の人からのフィードバックを求めてみましょう。友人や家族、SNSのフォロワーなどに意見を求めることで、新たな発見や改善点が見つかることがあります。ただし、他人の意見に左右されすぎず、最終的には自分の感性を信じることも大切です。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、センスは「知識」と「経験」の積み重ねによって磨かれるものです。多くの事例に触れ、分析し、実践することで、自然とセンスが身についていきます。最初は完璧を求めず、とにかく手を動かすことが重要です。失敗を恐れず、色々なスタイルに挑戦し、自分のスタイルを見つける過程を楽しんでください。

具体的な実践例:グレーインテリア

例えば、グレーを基調としたインテリアを考えてみましょう。グレーは、どんなスタイルにも合わせやすく、洗練された雰囲気を演出できる万能な色です。

グレーインテリアのポイント

* 明るさのコントロール:グレーは暗くなりがちなので、明るい色の家具や小物を取り入れることで、空間を明るく見せることができます。例えば、白いソファや明るい色のクッション、木製の家具などを組み合わせることで、重くなりすぎず、温かみのある空間を演出できます。 * 素材の組み合わせ:グレーの壁には、木製の家具やファブリックのソファを合わせると、温かみのある空間になります。また、金属製の家具や照明を取り入れることで、モダンな雰囲気を加えることができます。 * アクセントカラー:グレーをベースに、アクセントカラーとして、パステルカラーや鮮やかな色を取り入れることで、空間をより魅力的に演出できます。例えば、ピンクやイエローなどの明るい色を取り入れることで、遊び心のある空間を演出できます。

まとめ:センスは努力で磨ける!

センスは、生まれつきのものではなく、努力によって磨くことができるものです。多くの情報をインプットし、分析し、実践することで、必ず自分の満足のいく作品や空間を作り上げることができるようになります。焦らず、じっくりと時間をかけて、自分のセンスを磨いていきましょう。

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