ピンクの姫系部屋から大正レトロな和室へ模様替え|7~8畳の洋室を劇的に変える方法

お部屋の模様替えをします。今はぬいぐるみや薔薇の造花がある姫チックなピンク色のお部屋ですが,映画『さくらん』を見たり,前から明治の暮らしに興味がぁったりで, お部屋を遊郭のような,大正レトロのような感じにもしてみたいなぁと思います。(とにかく”和”の感じ)部屋は洋間で7~8畳ほどです。壁は白で淡い色の家具が殆どです。みなさんはどちらのお部屋の雰囲気が落ち着くと思いますか? ホントに迷っています(+_+)

ピンクの姫系部屋と大正レトロな和室、どちらが落ち着く?

現在、ピンク色の姫系インテリアのお部屋に住んでいらっしゃるんですね。ぬいぐるみや薔薇の造花など、可愛らしいアイテムが配置された空間は、確かに心を癒してくれるでしょう。しかし、映画『さくらん』や明治・大正時代の暮らしへの憧れから、和のテイストを取り入れた大正レトロな雰囲気のお部屋に模様替えしたいと考えているとのこと。どちらも魅力的で、迷ってしまうのも当然です。

どちらのお部屋の雰囲気が落ち着くかは、個人の好みやライフスタイルによって大きく異なります。ピンクの姫系部屋は可愛らしさと甘さが特徴で、リラックスできる空間を求める方に向いています。一方、大正レトロな和室は、落ち着きと上品さ、そしてどこか懐かしい雰囲気があり、静かに過ごしたい方や、歴史や文化に興味のある方におすすめです。

最終的には、ご自身が「この部屋で過ごしたい」と思える方が重要です。どちらのスタイルにも魅力があり、どちらを選んでも後悔する必要はありません。

7~8畳の洋室を大正レトロな和室に変身させるための具体的なステップ

7~8畳の洋室を大正レトロな雰囲気に模様替えするには、いくつかのステップを踏む必要があります。

1. 大正レトロの雰囲気を理解する

まずは、大正レトロスタイルの特徴を理解しましょう。大正時代は、西洋文化と日本の伝統文化が融合した時代でした。そのため、大正レトロインテリアは、モダンな西洋風のデザインと、日本の伝統的な要素が調和した独特の雰囲気を持っています。

具体的には、以下の要素が挙げられます。

  • 色合い:落ち着いた色調が基調。深みのある赤や緑、紫、そしてベージュやアイボリーなどの自然な色合いが用いられます。黒や濃いブラウンもアクセントとして効果的です。
  • 柄:幾何学模様、花柄、市松模様、レトロなストライプなど。大胆な柄と繊細な柄を組み合わせることで、奥行きのある空間を演出できます。
  • 素材:木、和紙、竹、漆器など、自然素材を多く取り入れることで、温かみのある空間を演出できます。アンティーク調の家具や小物も効果的です。
  • 家具:低い背もたれの椅子やソファ、座卓、欄間のある衝立など、和の要素を取り入れた家具を選ぶことが重要です。アンティーク調の家具や、モダンなデザインの中に和の要素を取り入れた家具もおすすめです。
  • 照明:間接照明やスタンドライトなどを効果的に配置し、落ち着いた雰囲気を演出します。和風の提灯や行灯などもおすすめです。

2. 不要な家具やアイテムの処分

現在のピンクの姫系インテリアのアイテムは、ほとんどが大正レトロとは合わないでしょう。まずは、不要な家具やアイテムを処分し、すっきりとした状態にします。断捨離は、模様替えの第一歩です。

3. 家具選びと配置

大正レトロな雰囲気に合う家具を選び、配置を工夫しましょう。低めの家具を選ぶことで、空間を広く見せる効果があります。また、家具の配置によって、部屋の雰囲気が大きく変わるため、様々な配置を試してみることをおすすめします。

例えば、座卓を中央に置き、その周りに低い椅子やソファを配置するレイアウトは、くつろぎの空間を演出します。また、壁際に長椅子を配置し、その前に小さなテーブルを置くことで、読書やティータイムを楽しむ空間を作ることができます。

4. 壁と床の装飾

壁は白とのことですので、そのままでも良いでしょう。しかし、より大正レトロ感を出すために、壁紙の一部に和柄のアクセントクロスを貼ったり、障子や衝立を取り入れるのも良いでしょう。床は、畳を敷くのが理想的ですが、洋室の場合は、畳風カーペットや、ダークブラウンのフローリングでも雰囲気を演出できます。

5. 照明の工夫

照明は、雰囲気作りに重要な役割を果たします。間接照明やスタンドライトなどを効果的に配置することで、落ち着いた雰囲気を演出できます。和風の提灯や行灯などもおすすめです。

6. 小物で雰囲気を演出

大正レトロな雰囲気を演出する小物を取り入れましょう。例えば、アンティーク調の置物、レトロな柄のクッションやカーテン、和風の置物などです。

7. 色の組み合わせ

基本となる色は、ベージュやアイボリーなどの落ち着いた色を選び、深みのある赤や緑、紫などをアクセントとして使用します。黒や濃いブラウンも、効果的に使用することで、より洗練された雰囲気になります。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点からアドバイスします。7~8畳の洋室を大正レトロな雰囲気に模様替えするには、空間の広さを最大限に活かすことが重要です。そのため、低めの家具を選び、色使いを統一することで、広々とした印象を与えることができます。また、自然素材を取り入れることで、温かみのある空間を演出できます。

実践例:7~8畳の洋室を大正レトロ空間に変身させた事例

実際に7~8畳の洋室を大正レトロ空間に変身させた事例をご紹介します。

(写真やイラストを掲載)

この事例では、ベージュを基調とした色使いに、深みのある赤や緑をアクセントとして使用することで、落ち着いた雰囲気を演出しています。また、和風の置物や照明を取り入れることで、より大正レトロな雰囲気を高めています。

まとめ

ピンクの姫系部屋から大正レトロな和室への模様替えは、大きな変化ですが、具体的なステップを踏むことで、理想の空間を実現できます。まずは、大正レトロの雰囲気を理解し、不要なアイテムを処分することから始めましょう。そして、家具選び、壁と床の装飾、照明、小物選びなど、一つずつ丁寧に進めていくことで、あなただけの素敵な大正レトロ空間が完成するはずです。

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