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ピンクのトイレをクールに演出するリフォーム術
中古マンションのリフォームで、ピンクのトイレをシンプルでかっこいい空間に変えたい、というご相談ですね。便器自体がピンクという点がポイントです。壁や床を白くしても可愛らしさが残ってしまうとのことですが、ご安心ください。いくつかの工夫で、ピンクの便器があってもスタイリッシュなトイレを実現できます。
1. モノトーンで統一感を出す
ピンクの便器を際立たせないためには、モノトーンを基調としたデザインが効果的です。
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- 壁:濃いグレーや黒のアクセントクロスを一部分に取り入れることで、ピンクの便器とのコントラストを生み出し、洗練された印象を与えます。残りの壁は白で統一し、空間を広く見せます。マットな質感のクロスを選ぶと、より落ち着いた雰囲気になります。
- 床:ダークグレーやブラックのタイル、または大理石調のフロアタイルを使用することで、モダンな雰囲気を演出できます。
- アクセント:鏡やタオル掛けなどの金具類は、ブラックやシルバーのマットなものを選びましょう。光沢を抑えることで、より洗練された印象になります。
- 照明:ダウンライトやスポットライトで、空間をスタイリッシュに演出します。間接照明を取り入れることで、落ち着いた雰囲気を演出できます。
ポイント:モノトーンの中に、一つだけ大胆な色(例えば、深緑や濃い青など)を取り入れることで、個性を出すことも可能です。
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2. 素材感で高級感を演出
素材感にもこだわると、ピンクの便器の存在感を薄めることができます。
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- 壁:コンクリート調のクロスや、大理石調のタイルを使用することで、高級感とクールさを演出できます。
- 床:大理石調のフロアタイルや、木目調のタイル(濃い色を選ぶ)を使用することで、上品な雰囲気を演出できます。
- 収納:鏡面仕上げの収納棚や、木製の収納棚(ダークブラウンなど)を取り入れることで、高級感と機能性を両立できます。
ポイント:素材感を組み合わせることで、より奥行きのある空間を演出できます。例えば、コンクリート調の壁と木目調の床を組み合わせるなど、様々な組み合わせを試してみましょう。
3. 間接照明で雰囲気を変える
照明は、空間の雰囲気を大きく左右します。
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- 間接照明:壁や天井に間接照明を取り入れることで、柔らかな光で空間を包み込み、ピンクの便器の存在感を和らげます。
- ダウンライト:ダウンライトを複数設置することで、空間全体を明るく照らし、清潔感を演出できます。
- 調光機能:調光機能付きの照明器具を使用することで、時間帯や気分に合わせて明るさを調整できます。
ポイント:暖色系の照明はピンクを強調してしまうため、白色系の照明を選ぶのがおすすめです。
4. グリーンを取り入れる
少し意外かもしれませんが、グリーンを取り入れることで、空間のバランスがとれ、より洗練された印象になります。
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- 観葉植物:濃い緑色の観葉植物を置くことで、空間のアクセントとなり、全体の印象を引き締めます。
- グリーンの雑貨:グリーンのタオルや、グリーンの石鹸などを置くことで、さりげなくグリーンを取り入れることができます。
ポイント:グリーンの量が多すぎると逆効果になるため、少量をポイントとして取り入れるのがおすすめです。
5. プロの力を借りる
どうしてもイメージ通りにできない場合は、インテリアコーディネーターなどのプロに相談することをおすすめします。プロの視点を取り入れることで、より理想的なトイレ空間を実現できるでしょう。
まとめ
ピンクの便器を活かしつつ、シンプルでかっこいいトイレ空間を実現するには、モノトーンを基調としたデザイン、高級感のある素材選び、適切な照明、そしてグリーンのアクセントが重要です。 これらのポイントを参考に、あなただけのスタイリッシュなトイレ空間を創造してください。 リフォームは大きな決断ですが、工夫次第で理想の空間を手に入れることができます。