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ピアノ移動の専門業者選びと安全な搬入方法
まず、ご心配されているピアノの2階への移動ですが、ご自身で搬入するのは非常に危険です。ピアノは想像以上に重く、専門知識と技術がないと、家屋に損傷を与えたり、ケガをする可能性があります。必ず、ピアノの運搬を専門とする業者に依頼することを強くお勧めします。
ピアノ運搬業者選びのポイント
ピアノ運搬業者は数多く存在します。選ぶ際のポイントは下記の通りです。
- 経験と実績:長年の経験と多くの実績を持つ業者を選ぶことが重要です。ホームページなどで実績を確認したり、口コミを参考にしましょう。
- 保険:万が一の事故に備え、損害賠償保険に加入している業者を選びましょう。保険の内容を事前に確認しておきましょう。
- 見積もり:複数の業者から見積もりを取り、価格やサービス内容を比較検討しましょう。価格だけで判断せず、作業内容や対応の丁寧さも考慮しましょう。
- 搬入方法:クレーン搬入、階段搬入など、搬入方法を事前に確認し、ご自宅の状況に最適な方法を選択しましょう。窓からの搬入も相談可能です。
- 資格・免許:必要な資格や免許を持っている業者を選びましょう。特に、大型クレーンを使用する場合は、クレーン運転免許を持っている運転手がいるか確認しましょう。
ピアノの重量と安全性の確認
カワイの上位グレードのピアノは、機種によって重量が大きく異なります。200kgを超えるものも珍しくありません。80kg~100kgという予想は、残念ながら甘いかもしれません。正確な重量を知るためには、ピアノの型番を調べ、メーカーに問い合わせるか、業者に見積もりを依頼する際に確認しましょう。
増築された2階が地震に耐えられるように梁を多く入れたとのことですが、ピアノの重量と設置場所の床の強度を専門家に確認してもらうことをお勧めします。特に、床の支持力が不足している場合、補強が必要になる可能性があります。
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クレーン搬入の可能性と代替案
窓下に入れない場合でも、クレーン車を使って側面から搬入できる可能性はあります。ただし、クレーン車の進入経路や作業スペースの確保、近隣への影響などを考慮する必要があります。業者に相談し、実現可能性を判断してもらいましょう。
もしクレーン搬入が難しい場合は、4月まで待つのではなく、一度、業者に相談して、他の搬入方法を検討してみましょう。例えば、ピアノを分解して搬入する方法や、一時的に別の場所に保管する方法なども考えられます。
ピアノの設置場所と安全対策
ピアノを設置する場所の床の強度が十分かどうかを専門家に確認してもらいましょう。床が弱いと、ピアノの重量で床が沈み込み、ピアノが傾いたり、最悪の場合、床が崩落する可能性もあります。
床の補強方法
床の強度が不足している場合は、補強工事が必要になります。補強方法は、床下地への補強材の追加や、床材の交換などがあります。専門業者に相談して、適切な補強方法を選びましょう。
設置場所の選び方
ピアノは、直射日光や湿気、温度変化の影響を受けやすい楽器です。設置場所は、直射日光が当たらない、湿度が安定している場所を選びましょう。また、ピアノの周囲に十分なスペースを確保し、演奏やメンテナンスに支障がないようにしましょう。
まとめ:安心安全なピアノ移動を実現するために
ピアノの2階への移動は、専門業者に依頼することが非常に重要です。安易な自己判断は危険を伴います。複数の業者に見積もりを依頼し、価格、サービス内容、安全性などを比較検討し、信頼できる業者を選びましょう。また、設置場所の床の強度についても専門家の意見を聞き、安全な設置を実現しましょう。
ご自身での移動は危険が伴うため、必ず専門業者に依頼してください。安全でスムーズなピアノ移動を願っています。