ピアノの鏡面仕上げの磨き直しとインテリアへの活かし方

以前ピアノを押し付けられてしぶしぶ引き取ったのですが、リフォームにあたって増築する部分に置いてやることにしました。この前家具を移動させる前に手入れしようと、鏡面磨きをかけたら、液体が一気に出すぎて、そのあと何度布で伸ばしても後が残っています。どうしたら、きれいな黒いなめらかな艶が均一に出るでしょう?恥ずかしくて人に見せられません。実際、ほとんど弾けない無用の長物ですが、縁あって家に来たのでインテリアとして楽しもうと思ってますがメンテナンスの知識がなく困ってます。詳しい方お手入れ方法を教えて下さい!

ピアノの鏡面仕上げの磨き直し:失敗から学ぶ美しい艶出し

鏡面仕上げのピアノは、その美しい光沢が魅力ですが、お手入れを誤るとシミやムラが残ってしまい、せっかくの高級感が損なわれてしまいますね。磨き液の塗りすぎで艶が均一に出ない、というお悩み、よく分かります。せっかくリフォームでピアノを置くスペースも確保されたのですから、美しいピアノをインテリアとして楽しんで頂きたいですね。 今回は、鏡面仕上げのピアノの磨き直し方と、インテリアとして活かすためのアイデアをご紹介いたします。

磨き液の量と塗り方を見直す

まず、鏡面磨き剤の塗りすぎが原因で、ムラになっている可能性が高いです。鏡面仕上げのピアノは、繊細な表面処理がされているため、磨き剤の量が多すぎると、拭き取りが不十分になり、液体が固まってシミやムラとなって残ってしまいます。

  • 少量ずつ丁寧に:磨き剤は、少量ずつ、クロスに少量つけて、円を描くように優しく磨いていきます。一度に広い範囲に塗布せず、少しずつ丁寧に磨くことが重要です。
  • 専用のクロスを使用:ピアノ専用の磨きクロスを使用しましょう。マイクロファイバークロスなど、柔らかく、吸水性の高いクロスがおすすめです。普通の布巾を使うと、傷の原因となる可能性があります。
  • 乾拭きを徹底する:磨き剤を塗布した後、十分に乾拭きすることが重要です。磨き剤が残っていると、埃や汚れを呼び込み、艶が損なわれます。乾いた柔らかいクロスで、丁寧に拭き取ってください。
  • 複数回に分けて磨く:一度で完璧に磨こうとせず、数回に分けて磨くことで、より均一な艶を出すことができます。焦らず、ゆっくりと丁寧に磨くことが大切です。

適切な磨き剤を選ぶ

ピアノの鏡面仕上げには、専用の磨き剤を使用することが大切です。市販の家具用ワックスや、研磨剤入りのクリーナーは、ピアノの表面を傷つける可能性があります。ピアノ専用の磨き剤は、楽器店で販売されていることが多いので、店員さんに相談しながら選んでみましょう。

それでもムラが残る場合

上記のステップを試しても、まだムラが残る場合は、プロのピアノ調律師に相談することをお勧めします。専門の知識と技術を持つ調律師であれば、適切な処置をしてくれるでしょう。

ピアノをインテリアとして楽しむためのアイデア

ピアノは、単なる楽器ではなく、美しいインテリアとしても活用できます。

設置場所と照明

増築されたスペースにピアノを設置する際には、場所選びと照明が重要です。

  • 自然光を取り入れる:ピアノの美しい光沢を最大限に活かすには、自然光が当たる場所に設置することがおすすめです。窓際に置くことで、日中の光がピアノに反射し、輝きを増します。
  • 間接照明で雰囲気を演出:夜間は、間接照明でピアノを照らすことで、落ち着いた雰囲気を演出できます。スポットライトやフロアライトなどを使い、ピアノを優しく照らしましょう。
  • 周囲のインテリアとの調和:ピアノの色やデザインに合わせて、周囲のインテリアをコーディネートすることで、より洗練された空間を演出できます。例えば、黒のピアノであれば、白やグレーなどの落ち着いた色合いの家具や小物と合わせると、上品な雰囲気になります。

ピアノ周辺の装飾

ピアノの周囲に、花瓶や観葉植物、写真立てなどを飾ることで、より魅力的な空間になります。ただし、ピアノの上に物を置いたり、ピアノの近くに物を置きすぎたりすると、ホコリが溜まりやすくなるため注意が必要です。

ピアノを活かした空間演出

ピアノは、単に置くだけでなく、空間演出の主役にもなります。例えば、ピアノの前にソファや椅子を置いて、くつろぎのスペースを作るのも良いでしょう。また、ピアノの横に本棚を置いて、読書スペースを作るのもおすすめです。

専門家の意見:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、黒のピアノは、空間を引き締める存在として非常に効果的です。モダンなインテリアにも、クラシックなインテリアにも合わせやすく、幅広いデザインに対応できます。ただし、黒は空間を狭く感じさせる可能性もあるため、明るい色の壁や床材と組み合わせることで、バランスを取ることが重要です。また、ピアノの周囲に、緑色の植物を置くことで、空間のアクセントとなり、より魅力的な空間になります。

まとめ

ピアノの鏡面仕上げの磨き直しは、丁寧に、そして適切な方法で行うことが大切です。もし、自分で磨くのが難しい場合は、専門家に依頼することを検討しましょう。そして、磨き上げたピアノは、インテリアとして、あなたの生活空間を豊かに彩る存在となるはずです。

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