ビジネスホテル駐車場での事故と責任:車の移動とミラー破損の法的責任

法律に詳しい方、是非アドバイスいただければと思います。3月20日にビジネスホテルに宿泊し、駐車場の係の方に、 屋外駐車場に停めるよう指示されたのでホテル横の屋外に車を停めて、部屋に入りました。翌日チェックアウトする際、いきなり係の方に自分のではないキーを手渡され、自分のではないと訴えると、じゃあどこにあるかわからないなと言われる始末。キーボックスまで係の方に着いて行き、自分で車のキーを見つけました。車は立体駐車場に移動されていて、いざ真っ直ぐバックしたら、バリンっという虚しい音と共に、左のサイドミラーが割れてしまいました。私はいつも通り、真っ直ぐバックしたつもりです。立体駐車場ならサイドミラーがたたまれているはずが、なぜか出たまま。私も確認しなかったのが悪かったのですが、自分で停める時はいつもたたんで駐車するのて。。。なぜサイドミラーが折りたたまれていない状態で停められているのかと腹がたちフロントに話すと、こちらの保険で対応しますとの事。ちなみにその車は代車で、自分のものではなかったのでとりあえず一安心。また新しい代車も借りれたのですが、今日23日になって、ホテル側から電話があり、やはり本社の法律部での判断の結果、ホテル側では責任を持てないので、私の保険で修理してくださいとの事。全てが納得いか形ではないので、少し保留という形になってなりました。もちろん私が運転したので、私にも過失はあるとは思っていますが、勝手に車を立体に移動された事、ミラーをたたまずに駐車されていたこと、一度はホテル側で責任を持つと言われたこと等から、やはりこちら側で全て責任をとる事に納得がいきません。どなたか良いアドバイスお願いいたします。ちなみに修理代は約5万円と言われました。 補足 お返事ありがとうございます。いつもサイドミラーをたたんで停めてと案内される駐車場で、たたまずに移動されていた事が納得いきません。しかも真っ直ぐバックしただけであんなに割れてしまう位の状態で停められてるなんて。あれじゃあ、車を中に入れるときにもミラーがぶつかっていたか、もしくは中に停めてからミラーを出したのではと疑ってしまうくらいです。なんとか私が全額は避けられないでしょうか。

ホテル側の責任とあなたの過失

このケースは、ホテル側の過失とあなたの過失が複雑に絡み合っているため、責任の割合を判断することが重要です。ホテル側は、あなたの車を勝手に移動し、サイドミラーを折りたたまずに駐車したことで、事故の一因を作った可能性があります。これは、ホテル側の管理責任の問題と言えるでしょう。

一方、あなたは、駐車前にサイドミラーが折りたたまれていないことを確認しなかった点で、過失があります。立体駐車場では、サイドミラーを折りたたむことが一般的であり、その確認は運転者としての当然の注意義務と言えます。

法的観点からの分析

この事故の責任を判断する上で、以下の点を考慮する必要があります。

1. ホテル側の責任

* 不適切な車両移動: ホテル側は、あなたの承諾を得ずに車を移動させたこと自体が問題です。契約上、またはホテルの駐車場利用規約に、このような車両移動に関する規定があるか確認しましょう。もし、無断移動が規約違反であれば、ホテル側に責任がある可能性が高まります。
* 不適切な駐車: サイドミラーを折りたたまずに駐車したことは、明らかに不適切な行為です。これにより、事故のリスクが著しく高まったと言えるでしょう。ホテル側は、従業員の教育不足や管理体制の不備を問われる可能性があります。
* 責任の変更: ホテル側が一度は責任を負うと発言し、その後撤回した点も問題です。これは、信義則違反にあたる可能性があります。

2. あなたの責任

* 駐車前の確認不足: 駐車前にサイドミラーの状態を確認しなかったことは、あなたの過失です。これは、事故を回避できた可能性があったことを意味します。
* 運転操作: バック時の運転操作にも問題があった可能性を否定できません。しかし、ミラーが折りたたまれていなかったことが事故の直接の原因である可能性が高いと推測されます。

解決策へのアプローチ

現状では、ホテル側が責任を完全に負うことは難しいかもしれません。しかし、全額負担を避けるためには、以下の戦略が考えられます。

1. 証拠集め

* 写真・動画: 事故現場の写真や動画を撮影し、ミラーの状態、駐車場の状況などを記録しましょう。
* 証言: ホテルの従業員や、事件を目撃した人がいれば、証言を得ましょう。
* ホテル側の説明: ホテル側とのやり取り(電話記録、メールなど)を記録しておきましょう。
* 駐車場利用規約: ホテルの駐車場利用規約をコピーして保管しましょう。

2. 保険会社への相談

あなたの自動車保険会社に状況を説明し、アドバイスを求めましょう。保険会社は、ホテル側との交渉や示談交渉をサポートしてくれる可能性があります。

3. 弁護士への相談

もし、保険会社との交渉が難航したり、ホテル側が責任を認めなかったりする場合には、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士は、あなたの権利を保護し、適切な解決策を提案してくれます。弁護士費用は、場合によってはホテル側から請求できる可能性もあります。

4. 示談交渉

弁護士を介して、ホテル側と示談交渉を行うことを検討しましょう。ホテル側の過失とあなたの過失の割合を精査し、修理費用の負担割合について交渉します。ホテル側の責任が大きいことを主張し、修理費用の全額負担を求めるか、少なくとも半分程度の負担を求める交渉を行うべきです。

専門家の意見

弁護士や交通事故専門家に相談することで、より客観的な意見を得ることができ、適切な対応を判断することができます。彼らは、法律的な観点から状況を分析し、あなたにとって最善の解決策を提案してくれるでしょう。

まとめ

このケースは、ホテル側の不適切な行為とあなたの確認不足という、双方の過失が絡み合っています。しかし、ホテル側の責任が大きい可能性があるため、全額負担を避けるために、積極的に証拠を集め、保険会社や弁護士に相談することが重要です。冷静に状況を分析し、適切な対応をとることで、より良い解決策にたどり着けるでしょう。

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