ヒョウモントカゲモドキの飼育に関するQ&A:快適な環境づくりと健康管理

ヒョウモントカゲモドキについて質問させてください。 爬虫類を飼うのは初めてですが、本やネットで勉強中です。 調べても分からなかったことをいくつかお訊ねします 11/1にペットショップで購入しました。 9月下旬生まれらしいです。 環境は 30×17の水槽。 保温はパネルヒーターのみです。水槽の半分くらいに敷いてます。 九州に住んでおり今は大体一日中23~32℃くらいです。 湿度は、朝起きた時40%ほど。 起きてすぐ霧吹きをしています。 フタをしてますが、飼ってる猫にあけられたら困るので、三段カラーボックスに普段は水槽を入れ、世話をするとき、水槽を棚から取りだしてます。 床には人工芝を敷き、シェルターはドライタイプのものを使っています。 ウェットシェルターもありますが入らないので今は外しており、脱皮前の体が白くなった時に入れるつもりです。 うちに迎えてからまだ一週間ですが 大人サイズのカルシウムをまぶしたコオロギをだいたい2日で3匹ほど食べています。 食べているところは見たことないですが、コオロギが消えて、毎日糞をしてます。 しかし、コオロギが大きすぎるかな、と思いSサイズのコオロギを与えましたが、 これは全く食べてないようです。 子供のうちは食べるだけ与えていいと聞いたのですが、一日1~2匹は、ちょっと少ないと思うのです。 迎えた初日は14gでしたが今は17gです。 お聞きしたいのは、 ①このぐらいのレオパにはどのサイズのコオロギが適していますか? ②たまに霧吹きをしてないのに湿度が80%を越えてるのですが、これはどのような原因が考えられますか?水入れはヒーターの上には置いてません。 ③同じ部屋に猫も飼ってます。水槽を叩いたりはしてないみたいですが、興味あるようでじーっと見ています。これはレオパにとってストレスになるのでしょうか? ④世話のたび、水槽を棚から出すことで、揺れることもストレスになりますか? ⑤この画像の子なんですが、痩せていますか? です。 分かるところだけ、解答されてもかまいません。 お願いします!補足追記失礼します。 ⑥糞の中にLサイズこおろぎの頭がありました。消化不良でしょうか?これは温める以外に対策はありますか? 人工芝は1mm以下の太さで、長さは1cmぐらいのようです。 コオロギは、今までのLサイズと同様小さいカップに入れており逃げてはいません。 部屋は加湿器付けてないので乾燥気味です。 画像は初日に撮ったもので、それ以降触ってないです

ヒョウモントカゲモドキの飼育に関するご質問への回答

まず、ヒョウモントカゲモドキの飼育を始めて一週間、おめでとうございます! これからレオパとの楽しい日々が待っていることでしょう。ご質問にお答えしていきます。

① レオパの適切なコオロギのサイズ

9月下旬生まれのレオパはまだ幼体です。幼体期は成長が早く、食欲旺盛です。Lサイズのコオロギを食べていたことから、現状ではSサイズは小さすぎる可能性が高いです。 Mサイズか、やや大きめのSサイズを試してみてください。 レオパの体長や体重を考慮し、コオロギの大きさはレオパの頭の幅の1.5倍程度が目安です。 食べ残しがないように、数匹ずつ与え、様子を見ながら調整しましょう。 食べ残しが多い場合は、数を減らします。

② 湿度が80%を超える原因

朝は40%、その後80%を超えるとのこと。これは水槽内の温度変化と、人工芝の吸湿性が原因として考えられます。 パネルヒーターの熱で、水槽内の空気が暖められ、人工芝がその湿気を吸収し、夜間に放出している可能性があります。 また、水槽の通気性も重要です。 蓋を完全に閉め切らず、わずかな隙間を作るか、通気口を設けることで、湿度のコントロールに役立ちます。 霧吹きは朝だけにするのではなく、湿度をみて調整しましょう。デジタル湿度計の使用もおすすめです。

③ 猫からのストレス

猫が水槽をじっと見ていることは、レオパにとってストレスになる可能性があります。 猫は好奇心旺盛で、レオパを捕食対象と認識する可能性も否定できません。 水槽を高い場所に置く猫が近づけないように工夫するなど、レオパが安全に過ごせる環境を作る必要があります。 例えば、猫が登れない棚に水槽を置く、水槽の前に猫よけグッズを設置するなどが考えられます。

④ 水槽の移動によるストレス

世話のたびに水槽を移動させることは、レオパにとってストレスになります水槽の移動は最低限に抑え、落ち着ける環境を維持することが大切です。 可能であれば、水槽を固定できる場所を探したり、より大きな水槽に移して、隠れ家などを充実させることで、レオパが落ち着いて過ごせるように工夫しましょう。

⑤ レオパの体重と痩せ具合

画像がないため、痩せているかどうかは判断できません。しかし、14gから17gに増加しているのは良い兆候です。 体重増加のペース、食欲、排泄の状態などを総合的に判断する必要があります。 心配な場合は、爬虫類に詳しい獣医に相談することをお勧めします。

⑥ 糞の中にコオロギの頭

糞の中にLサイズのコオロギの頭があったとのこと。これは消化不良の可能性が高いです。 コオロギが大きすぎる、またはレオパの消化能力を超えている可能性があります。 コオロギのサイズを小さくする消化を助けるサプリメントを与える(獣医に相談の上)などの対策が必要です。 また、コオロギを十分に温めてから与えることも重要です。 コオロギは冷えていると、レオパの消化器官で動き回ってしまい、消化不良を起こしやすくなります。

レオパ飼育環境の改善策

より快適な環境を作るために、以下の点を改善することをお勧めします。

  • 水槽のサイズ:30x17cmの水槽は、成体にはやや小さいです。将来的に、より広い水槽への移行を検討しましょう。
  • 床材:人工芝は、レオパが引っ掛かりやすい可能性があります。爬虫類用の床材に交換することを検討しましょう。ペーパータオルやキッチンペーパーなども良い選択肢です。
  • シェルター:ウェットシェルターは、脱皮の際に特に重要です。レオパが入りやすいように、サイズや形状を見直しましょう。 隠れ家となるシェルターは複数用意する方が安心です。
  • 温度管理:パネルヒーターだけでは温度管理が難しい場合があります。温度計・湿度計を複数設置し、適切な温度と湿度を保てるように調整しましょう。スポットヒーターなど、他の保温器具を検討するのも良いでしょう。
  • 給餌:コオロギのサイズはレオパのサイズに合わせて調整し、ピンセットで直接与えることも検討しましょう。これにより、レオパが食べている様子を確認しやすくなります。
  • 定期的な健康チェック:レオパの体重、食欲、排泄の状態などを定期的にチェックし、異常があればすぐに獣医に相談しましょう。

専門家への相談

爬虫類の飼育は、専門知識が必要です。 飼育に不安がある場合、またはレオパに異常が見られる場合は、爬虫類専門の獣医に相談することを強くお勧めします。 早期発見・早期治療が、レオパの健康を維持するために非常に重要です。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)