パンダマウスの変死多発を防ぐ!浴室飼育と脱走対策

パンダマウスの変死が多発しています。 原因は何でしょうか? 前に、リビングに置いていたら脱走が時折あった為に、現在は浴室の隅に飼育箱を設置しています。 でも最近変死がちょっと多発したので心配になりました。 元々雌雄をつがいで飼っていたら、子ネズミが3匹生まれました。 ところが産後痩せした母ネズミが時々脱走をするので、浴室に移しました。 ところがその後、変死がちょっと多発しました。 一匹目が子ネズミ、小さいのでこいつも飼育箱の隙間からちょこちょこ脱走をしていたのですが、ある日脱走後行方不明になりました。 排水溝か何処かに転落死したものだろうと言われました。 それから二匹目も別の子ネズミ。 この子も脱走中、水の入っていない浴槽に転落死です。 すぐには死ななかったのですが、その晩に落ちたことがダメージになったせいか死にました。 三匹目が母ネズミでした。 残った最後の子ネズミに共食いされました。 餌は切らしてはいなかったのですが、最近弟曰く(弟がメインで世話をしていた)「最近食いつきがちょっと悪くなっていたかも知れない」と言っていました。 どうしたらこれ以上変死を防げますか? なお、脱走防止は前の柵だけは目の小さいものに取り替えたのですが、後ろの柵ばかりは給水機や回し車を下げる都合上、目の小さい物に取り替えるのは困難な状態です。 だから、少々脱走しても部屋に物が少なくて問題が少なそうな浴室に置いていました。

パンダマウスの変死:原因の特定と対策

浴室での飼育環境がパンダマウスの変死につながっている可能性が高いです。 具体的な原因をいくつか考え、それぞれに対策を検討しましょう。

1. 脱走と転落事故

浴室という環境は、パンダマウスにとって危険が潜む場所です。 排水溝への転落、浴槽からの転落は致命的です。 脱走は、飼育ケージの隙間や、給水機・回し車の設置による隙間から発生していると考えられます。

* 対策:

  • ケージの全面的な点検と改良: 飼育ケージの全ての隙間を徹底的に塞ぎましょう。 目の細かい金網や、隙間テープなどを活用し、脱走できないようにします。 給水機や回し車の設置方法を見直し、隙間ができないように工夫しましょう。 必要であれば、新しいケージへの買い替えも検討しましょう。
  • 浴室環境の安全確保: 排水溝に蓋をする、浴槽に滑り止めマットを敷くなど、パンダマウスが転落する危険性を極力減らしましょう。 浴室にパンダマウスが入り込めないように、ドアを閉めるなど物理的な対策も必要です。
  • 監視体制の強化: 特に子ネズミは小さいため、脱走に気づきにくい場合があります。 こまめに様子を見て、脱走を発見したらすぐに対応しましょう。

2. ストレスと健康状態の悪化

頻繁な脱走や、浴室という新しい環境への適応不良が、パンダマウスにストレスを与え、免疫力の低下につながった可能性があります。 また、産後の母ネズミは体力が低下しており、さらにストレスを受けると健康状態が悪化しやすいです。 食いつきの悪さは、病気の兆候かもしれません。

* 対策:

  • 静かな環境の確保: 浴室は、騒音や温度変化など、パンダマウスにとってストレスとなる要素が多い可能性があります。 飼育ケージの場所を調整し、なるべく静かで温度変化の少ない場所に設置しましょう。 ケージの近くにアロマディフューザーなどを置くことは避けましょう。
  • 適切な温度と湿度の管理: パンダマウスは温度変化に弱いため、室温を一定に保つことが重要です。 加湿器や除湿器などを活用して、適切な湿度を保ちましょう。 特に浴室は温度と湿度が変化しやすいので注意が必要です。
  • 獣医への相談: 食いつきの悪さや、その他の異変が見られた場合は、すぐに動物病院を受診しましょう。 早期発見・早期治療が大切です。 専門家の診断に基づいた適切な治療を受けることで、パンダマウスの健康状態を改善することができます。
  • 栄養バランスの良い食事: ペレットだけでなく、野菜や果物なども与え、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。 新鮮な水を常に用意することも大切です。

3. 共食い

母ネズミの死後、残った子ネズミが共食いしたとのことですが、これはストレスや栄養不足が原因の可能性があります。

* 対策:

  • 十分な餌と水の供給: 常に十分な餌と水を用意しましょう。 種類も豊富に用意し、偏食を防ぎましょう。
  • 個体数の管理: 飼育スペースや餌の量に対して、個体数が多すぎると、競争が激しくなり、共食いのリスクが高まります。 状況に応じて、個体数を調整する必要があるかもしれません。

4. 飼育環境の改善例:グレーを基調とした落ち着いた空間

パンダマウスのストレス軽減には、飼育ケージの色の選択も重要です。 グレーは落ち着きを与え、ストレスを軽減する効果が期待できます。 ケージ全体をグレーの布などで覆ったり、グレーの床材を使用するのも効果的です。 ただし、完全に暗くするのではなく、十分な明るさを確保しましょう。 また、隠れ家となるシェルターも設置することで、安全な空間を提供し、ストレスを軽減できます。 ケージ内のレイアウトも、パンダマウスが自由に動き回れるように工夫しましょう。 例えば、複数の階層を作ることで、上下運動の機会を増やし、運動不足によるストレスを軽減できます。

専門家のアドバイス

動物病院の獣医に相談することで、より具体的なアドバイスを得ることができます。 パンダマウスの健康状態を把握し、適切な治療や予防策を提案してもらえます。 また、飼育方法に関する疑問点についても、専門家の意見を聞くことで、より安全で快適な環境を作ることができます。

まとめ:安全で快適な飼育環境を

パンダマウスの変死を防ぐためには、脱走防止対策、ストレス軽減、健康管理の3つの柱が重要です。 ケージの改良、環境の整備、そして獣医への相談を積極的に行い、パンダマウスたちが安心して暮らせる環境を整えましょう。 小さな命を守るため、細心の注意を払いましょう。

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