パルボウィルス感染後の部屋の消毒と多頭飼いの注意点

いつもお世話になっております。我が家の犬が飼い主の不注意からパルボウィルスに掛かってしまいました・・。酷い嘔吐と血便があって病院へ駆け込みそのまま入院。幸い初期症状で病院に連れて行った事&成犬で免疫力が強かった事もあったのでしょうか2日間の入院で退院、嘔吐・血便も無くなり元気いっぱいで帰ってきました。うちは多頭飼いでもう1匹居るのですが、その子は検査結果感染していませんでした。獣医さんからは「パルボウィルスは生命力の強いウィルスなので、家中犬が通った所はまんべんなく塩素系の洗剤を使って掃除するように」と言われました。犬が入院中、衣類用ハイターを薄めて、使ってた食器・ハウス・布団・シーツ等は付け置き洗いをし薄めたハイターで濡らした雑巾で床やソファーを拭き掃除して換気しました。そして今再度「バイオチャレンジA」という除菌消臭剤を原液でスプレーして部屋の床等を掃除しています。ただ、何処まで掃除したらいいのか分からなくなってきました。犬が使って居なかった部屋も念の為掃除すべきなのか、犬が使ってた部屋のカーテン等も付け置き洗いした方がいいのか、家具等もどかして掃除すべきなのか、洋服等も毎日ハイター消毒で洗うべきなのか。帰って来た犬は元気なのですが、まだパルボウィルスが付着してるんじゃないか・・?(同居犬とは一緒に生活させても全然問題ないと言われましたし、散歩等も体力回復したらいつも通りでいいって獣医さんからは言われました)考えてみるとキリがなくなってきて・・・。何処まで部屋を掃除したらいいのか、注意点等があれば教えてください。補足皆様、早速のとても参考になるご回答ありがとうございます!!部屋の消毒は皆様に教えて頂いた通り行いたいと思います。ただ・・獣医さんには同居犬と一緒に生活させるのも散歩も今まで通りで問題ナシと言われました。実は・・・うちの犬がホントにパルボだったのかも内心私は疑ってる所もあるのですが。。

パルボウィルスと徹底的な消毒:不安解消のためのガイド

愛犬のパルボウィルス感染、そしてご心配されているお部屋の消毒について、詳しく解説いたします。ご自身の不安を解消し、愛犬と安心して暮らせるよう、具体的な手順と注意点をご紹介します。

パルボウィルスとは?その感染力と消毒の重要性

パルボウィルスは、犬に感染する非常に強いウイルスです。嘔吐、下痢(血便を含む)、脱水症状などを引き起こし、特に子犬や免疫力の低い犬にとって重症化のリスクが高い危険な病気です。ウイルスは環境中での生存能力が高く、消毒を徹底することが感染拡大防止、そして愛犬の健康を守るために非常に重要です。

既に実施されている消毒方法:効果的なポイントと改善点

ハイターでの消毒、バイオチャレンジAの使用など、既に適切な消毒方法を実施されています。特にハイターはパルボウィルスに効果的な塩素系漂白剤です。しかし、効果的な消毒を行うためには、以下の点に注意が必要です。

  • 希釈濃度:ハイターは必ず使用前に適切な希釈を行いましょう。濃度が薄すぎると効果が期待できませんし、濃すぎると素材を傷める可能性があります。製品の指示に従い、適切な希釈濃度を守ってください。一般的には、水1リットルに対してハイター約20mlが目安です。
  • 接触時間:消毒液を対象物に十分な時間接触させることが重要です。最低でも10分以上、できれば30分程度置いてから洗い流すようにしましょう。
  • 拭き残しがないように:雑巾で拭き掃除をする際は、拭き残しがないよう注意深く行いましょう。特に、犬がよく触れる場所や床の隅などは念入りに拭いてください。
  • 換気:消毒後は必ず十分な換気を行いましょう。塩素系の漂白剤は刺激性があるので、換気を怠ると愛犬やご家族の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

徹底的な消毒:どこまで行うべきか?

愛犬が使用していた部屋だけでなく、家全体の消毒を検討することをお勧めします。パルボウィルスは空気中を浮遊するわけではありませんが、犬の毛や足の裏などに付着し、家中に拡散する可能性があります。

  • 愛犬が使用していた部屋:床、壁、家具、カーテン、寝具、食器、おもちゃなど、全てを徹底的に消毒しましょう。家具は移動させて裏側も消毒してください。カーテンや寝具は、可能であれば洗濯し、ハイターで消毒してから十分に乾燥させましょう。
  • 愛犬が使用していなかった部屋:愛犬が直接触れていなくても、ウイルスが付着している可能性があります。特に、愛犬が通る可能性のある廊下や階段などは念入りに消毒しましょう。
  • 洋服:愛犬の洋服や、飼い主さんの衣服も、愛犬と接触した可能性があるものは、ハイターで消毒して洗濯しましょう。

消毒剤の選択と使用方法

ハイター以外にも、様々な動物用消毒剤があります。獣医さんやペットショップで相談し、適切な消毒剤を選びましょう。「バイオチャレンジA」も効果的な除菌消臭剤ですが、パルボウィルスに対する効果を必ず確認してください。 複数の消毒剤を併用することで、より効果的な消毒が期待できます。

専門家の意見:獣医さんへの相談

獣医さんの指示に従うことが最も重要です。今回のケースでは、同居犬への感染がないと判断されているようですが、不安な点があれば、再度獣医さんに相談することをお勧めします。パルボウィルスの検査結果に疑問がある場合は、第二の意見を求めることも検討しましょう。

多頭飼いの注意点:感染拡大防止策

多頭飼いの場合、感染拡大を防ぐために、以下の点に注意しましょう。

  • 隔離:感染した犬と他の犬を完全に隔離することは難しいですが、できる限り接触を避けるようにしましょう。
  • 個別の食器:それぞれの犬に専用の食器を用意し、清潔に保ちましょう。
  • 定期的な健康チェック:他の犬にも、パルボウィルスの症状がないか、定期的に健康チェックを行いましょう。

まとめ:安心安全な生活を取り戻すために

パルボウィルス感染後の消毒は、徹底的に行うことが重要です。不安な気持ちを抱えながらの生活は辛いですが、適切な消毒と獣医さんとの連携によって、愛犬と安心して暮らせる環境を取り戻すことができます。この記事を参考に、愛犬と安全で幸せな時間を過ごしてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)