パキラを1mに育てる方法|観葉植物初心者向け徹底ガイド

僕は先週からパキラを育て始めたのですが1mくらいまで成長させるにはどうすればいいですか? ちなみに観葉植物を育てるのは初めてなので観葉植物の管理(手入れ?)も教えてもらえればありがたいです。 本題に移りますが、今回買ったパキラは西友で800円(付属のおしゃれな鉢植え代も含めて)で購入したものです。 鉢植えの形は円柱で、下から上に行くほど底面の円の面積が大きくなるような形をしたもので、大きさは底面の円の直径の部分がだいたい下で8センチ、上が10センチで縦が15センチくらいのものです。 そして本体のパキラは、土から出ている所から茎の部分を測ったところ 高さは10センチ(なぜか茎の上部が切られてましたけど、切り口の部分は一センチ程度でした。)で茎の太さは一番太い部分で4、5センチでした。 次に家の環境ですが、今の夏場は、室内の温度が朝から夜中まで20度から30度くらいで、湿度は知りませんが外にいる時よりじめじめしていて、まるで熱帯のようです(笑)。 冬場は僕の部屋だと寒くなり室温が10度を切ることが多い気がします。 問題があれば場所を温かいリビングに移動させるので、室温が10度切ることはほとんどないと思います。 湿度は冬の間だけ低くなりますが、そこまで乾燥しているとは思いません。 書き忘れていましたが、パキラは日光が朝から日が沈むまでガンガンあたる所(室内のガラス越し)に置いています。 なんだか日差しが強すぎて問題が生じないか心配ですけど、場所はこのままでいいのでしょうか? 質問は以上です。

パキラを1mに育てるためのステップ

西友で購入された800円のパキラ、大切に育てて1mを目指しましょう!まずは、観葉植物の管理の基本から、パキラの生育に最適な環境づくり、そして具体的な育て方まで、段階的に解説します。

1. 観葉植物の基本的な管理

観葉植物を育てる上で重要なのは、水やり、日当たり、肥料です。これらのバランスが、植物の生育を大きく左右します。

  • 水やり:土の表面が乾いてから、たっぷりと水を与えます。鉢底から水が流れ出るくらいが目安です。ただし、根腐れを防ぐため、受け皿に溜まった水は捨てましょう。夏場は乾燥しやすいので、こまめな水やりが必要です。冬場は控えめに。
  • 日当たり:パキラは明るい場所を好みますが、直射日光は葉焼けの原因になります。カーテン越しの柔らかい光が理想的です。質問者様のように、朝から日が沈むまで直射日光が当たる場所は、葉焼けを起こす可能性が高いです。レースのカーテンなどで遮光することをお勧めします。
  • 肥料:生育期(春~秋)は、観葉植物用の液体肥料を、月に1~2回与えます。冬場は肥料を与えなくても大丈夫です。

2. パキラの生育環境

現在の環境を分析してみましょう。夏場の室温20~30度、湿度の高い環境はパキラにとって理想的です。熱帯原産のパキラは高温多湿を好みます。冬場は室温10度を下回らないように注意し、リビングへの移動は賢明な選択です。直射日光は避けるべきですが、十分な光は必要です。

3. パキラの具体的な育て方

  • 鉢の選び方:現在の鉢は、パキラの生育にはやや小さめです。1mに育てるには、根が十分に張れるサイズの鉢への植え替えが必要です。鉢の素材は、通気性の良いテラコッタがおすすめです。
  • 土の選び方:水はけの良い、観葉植物用の培養土を選びましょう。市販の培養土は、すでに肥料が配合されているものが多いです。
  • 植え替え:根鉢を崩さないように注意しながら、新しい鉢に植え替えます。根詰まりを起こしていると生育が悪くなるため、植え替えは成長の促進に繋がります。根が傷んでいないか確認し、傷んでいる部分は切り取ります。
  • 剪定:茎の上部が切られているとのことですが、切り口が乾燥しているか確認しましょう。乾燥していれば問題ありません。必要に応じて、枯れた葉や枝を剪定します。剪定は、生育を促進し、より美しい樹形を作るのに役立ちます。
  • 支柱:パキラは成長が早く、背が高くなると倒れる可能性があります。支柱を立てて支えることをお勧めします。

4. 1mへの成長を促進するためのポイント

パキラは適切な環境と管理で、比較的容易に成長します。しかし、1mに育てるには、継続的なケアが必要です。

  • 定期的な観察:葉の色や状態、土の乾き具合などをこまめにチェックし、必要に応じて水やりや肥料の調整を行います。
  • 適切な剪定:不要な枝を剪定することで、生育エネルギーをメインの茎に集中させることができます。剪定は、生育期に行うのが理想的です。
  • 適切な日光浴:直射日光を避けつつ、十分な光を当てることが重要です。レースカーテン越しなど、間接光を当ててください。冬場は日当たりの良い場所に移動させるのも効果的です。
  • 適切な温度管理:パキラは高温多湿を好みますが、寒さには弱いです。冬場は10度以下にならないように注意しましょう。

専門家のアドバイス

観葉植物の専門家によると、「パキラは比較的育てやすい植物ですが、適切な環境と管理をしないと、生育が遅れたり、病気にかかったりする可能性があります。特に、水やりと日当たりには注意が必要です。」とのことです。

まとめ

パキラを1mに育てるには、適切な鉢への植え替え、水やり、日当たり、肥料、そして定期的な観察とケアが不可欠です。今回ご紹介したポイントを参考に、愛情を込めて育てていきましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)