パキラの冬越し成功ガイド!水やりから肥料まで徹底解説

パキラの冬の水やりについて教えてください。都内の花屋さんで、6号サイズほどのパキラ(根はストレートタイプ)を購入し、育て始めて1週間程経ちました。まだ店頭に出たばかりだったので、店員さんが丁寧に植え替えしてくださったのですが、イマイチ水やりのタイミングと量がわかりません。店員さん曰く、「水は土が乾いたらたっぷりと」「水はしっかり切って」とのことなのですが、この「たっぷり」の加減がわかりません。具体的にどの位の量なのでしょうか?水を切るというのも、言葉の意味はわかっても、なかなかイメージができずにいます。具体的に教えていただけると助かります<(_ _)>部屋の東、レースのカーテン越しに置いているので、午前中は日があたりますが、午後からは当たりません。室内の気温は、早朝深夜(今、この時間)で、12度、湿度は50%ほどです。水やり以外で、霧吹きで葉っぱに水をかけてあげることや、肥料などは必要でしょうか?とても大切に育てていますが、初心者なのでわからないことが多いです。パキラに詳しい方いらっしゃいましたら、回答お願いいたします。水やり以外でも、パキラの育て方について何かご存じの方いらっしゃれば是非教えてください^^

パキラの冬の水やり:適切な量とタイミング

パキラの冬の水やりは、室温や日照条件、鉢の大きさなどによって異なりますが、基本的には「土の表面が乾いてから、鉢底から水が出るまでたっぷり与える」が鉄則です。しかし、「たっぷり」の具体的な量は、鉢の大きさや土の種類によって変わるため、一概に何mlとは言えません。

たっぷり水やりのコツ

* 鉢底から水が流れ出るまで: これが「たっぷり」の意味です。ジョウロで水を注ぎ、鉢底の穴から水が流れ出るまでしっかり与えます。水が流れ出なくなったら、受け皿に溜まった余分な水を捨てましょう。これにより、根腐れを防ぎ、土全体に水分が行き渡ります。
* 土の乾き具合をチェック: 指で土の表面を2~3cmほど掘って確認します。乾燥しているようなら、水やりが必要です。冬場は土の乾燥が遅いため、水やりの頻度は少なくなります。
* 季節による調整: 冬場は生育が緩慢になるため、水やりの頻度を減らしましょう。目安としては、夏場の1週間に2~3回に対し、冬場は2週間に1回程度です。ただし、室温や日照条件によって調整が必要です。
* 水の温度: 水道水はそのまま使うのではなく、室温と同じくらいの温度に温めてから与えるのが理想です。冷たい水はパキラにストレスを与えてしまう可能性があります。

「水を切る」とは?

「水を切る」とは、鉢底に溜まった余分な水を捨てることを意味します。根が常に水に浸かっていると、根腐れを起こしやすいため、非常に重要です。受け皿に溜まった水をこまめに捨て、根腐れを防ぎましょう。

パキラの冬越し:環境と管理

6号鉢のパキラをレースカーテン越しの東向きの窓辺に置いているとのこと。午前中の日差しは良いですが、午後からは日陰になるため、光量はやや不足気味かもしれません。

適切な置き場所

* 日当たり: パキラは日光を好む植物ですが、直射日光に当てると葉焼けを起こす可能性があります。レースカーテン越しの柔らかい光が理想的です。冬場は特に、日当たりの良い場所に置くことが重要です。
* 温度: パキラの生育適温は20~25℃です。冬場は室温が12℃と低いため、暖房の効いた場所に移動する、または窓際に断熱材を置くなどの工夫が必要です。
* 湿度: 湿度は50%とやや乾燥気味です。加湿器を使用するか、霧吹きで葉水を与えて湿度を上げるのも効果的です。ただし、葉水は、夜間に行うと、葉が濡れたままになり、低温で凍害を起こす可能性があるので、午前中に行うようにしましょう。

パキラの冬期の肥料

冬場はパキラの生育が緩慢になるため、肥料は不要です。春から秋の生育期に、緩効性肥料を月に1回程度与えるようにしましょう。

その他の注意点

* 葉水: 霧吹きで葉水を与えるのは良いことです。乾燥を防ぎ、葉の清潔を保つ効果があります。ただし、やりすぎると病気の原因になる可能性もあるので、適度にしましょう。
* 病気や害虫: パキラは比較的丈夫な植物ですが、カイガラムシなどがつくことがあります。定期的に葉をチェックし、異常を発見したら適切な対処をしましょう。
* 植え替え: 植え替えは、生育期の春または秋に行うのが一般的です。根詰まりを起こしているようであれば、一回り大きな鉢に植え替えましょう。

専門家のアドバイス:植物医の視点

植物医の視点から見ると、冬場の室内管理において重要なのは、温度と水やりのバランスです。低温で水やりが多すぎると根腐れを起こしやすく、逆に水やりが少なすぎると葉が枯れてしまいます。土の乾き具合をしっかり確認し、室温に合わせて水やりの頻度を調整することが大切です。また、パキラは比較的乾燥に強い植物ですが、冬場は乾燥しやすいので、葉水などで湿度を保つ工夫も必要です。

まとめ

パキラの冬越しは、水やりと温度管理がポイントです。土の乾き具合を確認し、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり水やり、余分な水は必ず切りましょう。室温が低い場合は、暖房の効いた場所に移動したり、断熱材を使用するなどの工夫を行いましょう。肥料は冬場は不要です。これらの点を注意して、元気に冬を乗り越えましょう。

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