バイクと自転車の追突事故における過失割合と損害賠償

バイクと自転車の事故について 右折しようとしているバイクと、坂道から直進で進んでいた自転車が追突事故になった場合は過失割合はどれくらいでしょうか? 私は自転車だったのですが、全身打撲・捻挫・楽器が折れました。 相手はバイクの後輪辺り?が破損です。 相手側から治療費と楽器代を請求するなら、こちらもバイクの修理代と通院もしますと言われました。 事故にあった時、相手はバイクは修理はしないと断言していました。 相手側は任意の保険に入ってなく、自賠責保険?しか入ってないそうです。 私は部屋を借りる時に入る火災保険ぐらいしか入ってないのですが、どのくらい払うことになるのでしょうか? 補足すみません、補足します! 警察は事故にあった時に呼びました! 相手は一時停止しは認められてるからと言い張っています。

事故状況と過失割合

右折するバイクと直進する自転車の追突事故において、過失割合は事故状況の詳細によって大きく変動します。質問文からは、自転車が坂道を下ってきたこと、バイクが右折しようとしていたこと、バイクが一時停止を怠っていた可能性があることなどが読み取れます。これらの情報から、バイク側の過失割合が70~90%、自転車側の過失割合が10~30%と推測されます。しかし、これはあくまで一般的なケースであり、実際の過失割合は警察の判断や、現場の状況、証言などによって大きく変わる可能性があります。

特に重要なのは、バイクが一時停止義務を遵守していたかどうかです。一時停止義務違反が認められれば、バイク側の過失割合はさらに高くなります。警察の事故処理報告書をよく確認し、過失割合が記載されているか確認しましょう。記載されていない場合は、弁護士に相談することをお勧めします。

過失割合に影響する要素

* **バイクの速度:** 高速で右折しようとした場合は、過失割合が高くなります。
* **自転車の速度:** 坂道を下ってきたスピードが速かった場合、自転車側の過失割合が高くなる可能性があります。
* **視界の確保:** バイクが自転車の存在に気づいていたか、十分な視界を確保していたかなども重要です。
* **一時停止の遵守:** バイクが一時停止義務を遵守していたかどうかは、過失割合に大きく影響します。
* **道路状況:** 道路の状況(天候、路面状況など)も考慮されます。

損害賠償について

ご自身の怪我(全身打撲・捻挫)と楽器の破損、そして相手のバイクの修理代、通院費用など、様々な損害が発生しています。相手が自賠責保険のみ加入の場合、自賠責保険の範囲内で賠償を受けることになります。自賠責保険では、治療費や慰謝料などが支払われますが、楽器の修理代などは、過失割合に応じて負担する可能性があります。

自賠責保険と任意保険の違い

* **自賠責保険:** すべての自動車(バイクを含む)が加入が義務付けられている保険です。人身事故の場合、治療費や慰謝料を支払いますが、物損への補償は限られています。また、賠償額にも上限があります。
* **任意保険:** 自賠責保険に追加して加入する保険です。自賠責保険では補償されない範囲の損害(例えば、高額な楽器の修理代や、精神的苦痛に対する慰謝料など)を補償してくれる場合があります。

具体的な対応策

1. **警察の事故処理報告書を入手する:** 事故状況や過失割合が記載されています。これは非常に重要な証拠となります。
2. **医療機関での治療を継続する:** 怪我の治療はしっかりと行い、治療費の領収書を保管しておきましょう。
3. **損害額を明確にする:** 治療費、楽器修理代、通院費用など、具体的な損害額を算出します。見積書や領収書などを集めましょう。
4. **相手方との交渉:** 相手方と損害賠償について交渉する必要があります。しかし、相手方が任意保険に加入していないため、交渉が難航する可能性があります。
5. **弁護士への相談:** 交渉が難航する場合、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士は、あなたの権利を保護し、適切な賠償を受けるためのサポートをしてくれます。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士に相談することで、以下のメリットがあります。

* **過失割合の正確な判断:** 弁護士は、事故状況を詳細に分析し、適切な過失割合を判断します。
* **損害賠償額の算出:** 弁護士は、あなたの損害を正確に算出し、適切な賠償額を請求します。
* **交渉のサポート:** 弁護士は、相手方との交渉をサポートし、円滑な解決を目指します。
* **訴訟への対応:** 交渉がまとまらない場合は、訴訟手続きをサポートします。

火災保険について

ご質問にある火災保険は、今回の事故には適用されません。火災保険は、火災による損害を補償する保険であり、交通事故による損害は対象外です。

まとめ

バイクと自転車の追突事故は、過失割合の判断が複雑で、損害賠償についても様々な問題が発生する可能性があります。警察の事故処理報告書を入手し、医療機関での治療を継続しながら、損害額を明確化し、弁護士への相談を検討することをお勧めします。早期に専門家のアドバイスを受けることで、よりスムーズな解決に繋がるでしょう。

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