ハリネズミとゴールデンハムスターの同居と適切なケージ選び

ゴールデンハムスターとハリネズミについての質問です。 知人がゴールデンハムスターを飼い始めたのですが、どうやら購入時にすでにそのゴルハムは妊娠していたようで、知人が妊娠に気付かぬまま出産していたそうです。 子ハムの数が多く、全員を手元で育てる事が難しい為、1匹引き取ってくれないかと頼まれました。 ゴルハムを引き取る事に抵抗はないのですが、少し不安な事があります。 ・私は現在ハリネズミ(♂)を飼っています。ハリネズミを飼っているのは自分の私室でゴルハムを飼うなら同じ私室で飼いたいのですが、同じ部屋でハリネズミとゴルハムを飼っても問題ないものでしょうか?もちろんケージは別々ですが、どちらかにとってストレスになるのでは、と不安です。 ・また、ケージは以前ハリネズミに使用していたSANKOのシャトルケージ70(http://store.shopping.yahoo.co.jp/avel-net/1430220760.html)にしようと思っていたのですが、広さ的には問題ないものの、ケージはゴルハムには適さないという話も多く、ケージ自体を買いなおすべきなのか悩んでおります。 引き取る以上は先住ハリネズミ、ゴルハム共に愛情を注ぎ可能な限りストレスのない生活をさせたいと思っておりますので、上記の質問について何か分かる方いらっしゃいましたらご回答頂けたら嬉しいです。 よろしくお願い致します。補足早速のご回答ありがとうございます! 真夏はクーラーで部屋全体が大体28度を超えないように調整していました。ゴルハムには少し暑いと思うので、来年はハリネズミに負担がない範囲で温度を下げたり、涼感プレートを入れるつもりです。また、冬はそれぞれのケージにヒーターとサーモ等を付ける予定です。

ハリネズミとゴールデンハムスターの同居は可能?ストレス軽減のための対策

結論から言うと、ハリネズミとゴールデンハムスターを同じ部屋で別々のケージで飼育することは可能です。ただし、お互いのストレスを最小限に抑えるための工夫が不可欠です。

まず、最も重要なのはケージの配置です。お互いのケージが直接視界に入らないように、離れた場所に設置しましょう。視界に入ると、縄張り意識の高いハリネズミやゴールデンハムスターはストレスを感じることがあります。家具やパーテーションなどを利用して視線を遮断するのが効果的です。

さらに、臭いの対策も重要です。ハリネズミとゴールデンハムスターはそれぞれ独特の臭いを発します。ケージの清掃をこまめに行い、臭いをしっかり除去することで、ストレスを軽減できます。また、定期的なケージの消毒も忘れずに行いましょう。

にも注意が必要です。ゴールデンハムスターは夜行性で、夜間に活動することが多いです。ハリネズミは夜行性と昼行性の両方の性質を持つため、活動時間は個体差がありますが、夜間に活動することもあります。お互いの活動時間に配慮し、静かな環境を保つことが重要です。

専門家の意見:獣医師のアドバイス

動物病院の獣医師に相談すると、より具体的なアドバイスが得られます。専門家の意見を参考に、安全で快適な飼育環境を整えましょう。飼育環境に関する不安や、動物の異変を感じた際は、すぐに獣医師に相談することをおすすめします。

SANKOシャトルケージ70はゴールデンハムスターに適しているか?

SANKOシャトルケージ70はハリネズミ飼育に適したケージですが、ゴールデンハムスターには必ずしも最適とは言えません。広さ自体は問題ないかもしれませんが、ゴールデンハムスターの行動特性を考慮すると、いくつかの課題があります。

ゴールデンハムスターの行動特性とケージ選び

ゴールデンハムスターは、掘る行動を好む動物です。SANKOシャトルケージ70は底がフラットなため、十分な掘るスペースが確保できません。そのため、ストレスの原因となる可能性があります。

また、ゴールデンハムスターは回し車を使って運動するのを好みます。SANKOシャトルケージ70に回し車を設置することは可能ですが、ケージのサイズによっては、回し車が設置しにくい、もしくは回し車が小さくなってしまう可能性があります。

さらに、隠れ家も重要です。ゴールデンハムスターは安全な場所を必要とし、隠れ家がないと不安を感じてしまいます。SANKOシャトルケージ70には隠れ家用のスペースが十分に確保されているとは言えません。

ゴールデンハムスターに適したケージの選び方

ゴールデンハムスターには、底が深くて掘れるスペースのあるケージが最適です。ケージの素材は、齧りやすい素材ではないものを選びましょう。また、通気性も重要です。

ケージを選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 広さ:ゴールデンハムスター1匹あたり、最低でも60cm×40cm程度の広さが必要です。
  • 高さ:二段式ケージなど、高さのあるケージを選ぶと、より多くのスペースを提供できます。
  • 底材:深さのある底材を使用することで、掘る行動を満たすことができます。
  • 隠れ家:複数の隠れ家を用意することで、ゴールデンハムスターの安心感を高めることができます。
  • 回し車:ゴールデンハムスターのサイズに合った回し車を用意しましょう。静音性の高い回し車を選ぶと、夜間の活動による騒音問題を軽減できます。
  • 給水器:ボトル式給水器を使用することで、水の汚れを防ぎ、清潔さを保てます。

具体的なケージの例

いくつかのメーカーから、ゴールデンハムスターに適したケージが販売されています。インターネットやペットショップで、ゴールデンハムスター用のケージを検索し、比較検討してみましょう。

まとめ:快適な多頭飼育のためのポイント

ハリネズミとゴールデンハムスターの同居は、適切な対策を行うことで可能です。ケージの配置、臭い対策、音対策を徹底し、それぞれの動物に合った環境を整えることが重要です。また、ゴールデンハムスターには、掘る行動を満たせる、広々としたケージを用意しましょう。

今回ご紹介した内容を参考に、ハリネズミとゴールデンハムスターの両方が快適に暮らせる環境づくりを目指してください。

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