ハリセンボンの食欲不振と呼吸困難の原因を探る:飼育環境と治療法の再検討

ハリセンボンのことで、どなたか教えていただけませんでしょうか。ショップの方がフォローしてくれるとの言葉を頼りに、8月から飼い始めたのですが、家へ来てすぐに白点病になり、ショップの方の指示で餌をあげるのをやめたうえで、直接水槽へマラカイトグリーンを様子をみながら毎日投入することを一週間ほど続けたところ、白点病は治ったのですが、それから全く餌を食べてくれなくなってしまいました。それまでクリルを食べていたのですが、試しに生のあさりやエビを一旦冷凍したものをあげてみたのですが、全く受け付けず…ここで一度半分水を入れ替えてみましたが餌に対しては特に変化なし。ただ、ちょっと泳ぎ方など元気になったような気がしました。食べなくなって3週間ほどしたときに、強制的に餌を食べさせてみてくれたのですが、怒って(ビックリして?)膨らんでしまってうまく食べさせられず…。その後、息の荒さが目立つようになり、エラに虫がついているかもしれないとのことで、また直接水槽へ、今度はグリーンゴールドFを3回ほど投入しましたが、特に変化はみられず今に至ります。気づいてみればもう6週間も食べていません。腰は曲がりお腹はべっちゃんこで、相変わらず荒い息をしています。ショップの方は言葉にはしませんが、もうわからないと、匙を投げた感じです。この状態はどういうことなのでしょうか?何か他の不調かあるのでしょうか?あるいはストレスなのでしょうか?何か少しでも考えられることがありましたらぜひぜひ教えていただきたく、どうかよろしくお願いいたします。補足初めての利用で手際が悪くて申し訳ありません。早速のご回答ありがとうございます。じつはうちで見ている分ではどうしようもなく、10日前からショップの方で預かってもらっています。3回程様子を見に行きましたが、症状は全く変化ないように思います。ただ、元々入れていた大きな水槽(恐らく横1500mm×縦500mmくらい)に戻していたのですが、ふと見るともう一匹の以前から一緒にいたハリセンボンも息が荒くなっており、そのことを訪ねると「そういえば、一緒に入れてからこんな感じになってるかも?もしかしてうつっちゃったかな?」と。3日前に行ったときには、プラスチック容器のオキシドールを毎日半分入れて治療すると言っていました…。それとご回答を読んで改めて気づいたのですが、ショップの方はハリセンボンに強制給餌するとき、当たり前のように素手で掴んでいました。それに温度調節のことですが、最初は28度で設定するように言われたのですが、白点病がわかってからは水温は30度以下で高いほうがいいとのことで、29度に設定していました。何だかわからなくなってきました。いまからでも家に戻した方がいいでしょうか?でも、またそれもかなりのストレスですよね…。

現状の把握と問題点の整理

ご相談ありがとうございます。ハリセンボンが6週間も餌を食べず、呼吸困難に陥っているとのこと、大変心配ですね。ショップでの治療も効果がなく、状況は深刻です。現状を整理すると、以下の問題点が挙げられます。

  • 白点病治療後の食欲不振:マラカイトグリーンによる治療後、餌を食べなくなった。
  • 強制給餌の失敗:強制給餌を試みたが、ハリセンボンが膨れてしまい失敗した。
  • 呼吸困難:息が荒く、エラに寄生虫がいる可能性も示唆されている。
  • ショップでの治療:オキシドールを用いた治療が行われているが、効果が見られない。
  • 水槽環境の変化:水槽サイズ、水温、同居魚の影響が考えられる。
  • ストレス:ショップでの素手での捕獲、環境変化によるストレスの可能性。

これらの問題点を踏まえ、原因と解決策を探っていきましょう。

考えられる原因と対処法

1. 薬剤の影響と水質悪化

マラカイトグリーンやグリーンゴールドFは、白点病治療に効果的な薬剤ですが、高濃度で使用したり、長期間使用すると、魚への負担が大きくなり、食欲不振や肝臓へのダメージを引き起こす可能性があります。また、薬剤の使用によって水質が悪化し、ハリセンボンの健康状態を悪化させている可能性も否定できません。

  • 対策:まずは、水槽の水を全換水し、活性炭などで薬剤成分を完全に除去しましょう。その後、水質検査キットを用いて、水質(アンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩)を測定し、適切な範囲内にあるか確認してください。必要に応じて、バクテリア剤などを用いて水質の安定化を図りましょう。

2. 寄生虫感染

エラに寄生虫がいる可能性も考慮する必要があります。グリーンゴールドFは、一部の寄生虫に効果がありますが、種類によっては効果がない場合もあります。

  • 対策:専門の獣医、または魚類に詳しいショップに相談し、寄生虫の種類を特定し、適切な治療薬を使用することが重要です。自己判断で薬剤を使用すると、かえってハリセンボンの状態を悪化させる可能性があります。

3. ストレスと環境

ショップでの素手での捕獲、水槽環境の変化、同居魚との関係など、様々なストレスがハリセンボンの食欲不振や呼吸困難の原因になっている可能性があります。

  • 対策:ハリセンボンを静かな環境で飼育し、ストレスを軽減する必要があります。水槽は、十分な広さ(最低でも120cm以上)を確保し、隠れ家となる岩やサンゴなどを配置しましょう。水温は26~28℃に安定させ、急激な変化がないように注意してください。同居魚がいる場合は、一時的に隔離することも検討しましょう。

4. 栄養不足と消化不良

長期間餌を食べないことで、栄養不足に陥っている可能性があります。また、強制給餌の際にストレスを与えたことで、消化器系に負担がかかっている可能性も考えられます。

  • 対策:まずは、少量の生きた餌(エビや小魚など)から試してみましょう。食べない場合は、数日置いてから再度試すなど、根気強くアプローチすることが大切です。無理強いせず、ハリセンボンのペースに合わせて餌を与えましょう。栄養価の高い人工飼料も選択肢の一つです。消化を助けるサプリメントも検討してみましょう。

ショップへの対応と今後のケア

ショップの対応については、残念ながら適切とは言えません。オキシドールは、傷口の消毒には有効ですが、水槽全体に投入するのは危険です。また、素手でハリセンボンを扱うこと自体も、魚に大きなストレスを与えます。

  • 対策:信頼できる専門知識を持つショップに相談するか、魚類専門の獣医に診てもらうことを強くお勧めします。ショップが適切な対応をしてくれない場合は、別のショップへの転院も検討しましょう。

ハリセンボンの飼育環境

ハリセンボンはデリケートな魚です。適切な飼育環境が、健康維持に不可欠です。

  • 水槽サイズ:十分な広さ(120cm以上)が必要。
  • 水温:26~28℃を維持。
  • 水質:定期的な水換えと水質管理が重要。
  • 隠れ家:岩やサンゴなどを配置し、安全な空間を作る。
  • 餌:生きたエビ、小魚、人工飼料など、栄養バランスの良い餌を与える。

まとめ

ハリセンボンの状態は深刻ですが、適切な治療とケアを行うことで、回復の可能性はあります。まずは、水質の改善とストレス軽減に努め、専門家のアドバイスを受けながら、治療を進めていきましょう。焦らず、根気強く対応することが大切です。

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