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1.ゴキブリの侵入とハムスターへの影響
プラスチック製のケージ、特に上部が金網になっているタイプは、ゴキブリの侵入リスクがあります。完全に防ぐのは難しいですが、以下の対策でリスクを軽減できます。
- ケージの足にゴキブリ忌避剤を塗布する:ゴキブリがケージに近づくのを防ぎます。
- ケージ周辺の清掃を徹底する:食べこぼしやゴミはゴキブリのエサになります。こまめな掃除が重要です。
- 定期的なケージの点検:金網部分に隙間がないか、破損がないか確認しましょう。必要に応じて補修します。
- 家全体のゴキブリ対策:ケージだけでなく、家全体でゴキブリ対策を行うことが重要です。
ゴキブリがケージ内に入っても、ハムスターを直接「いじめたり」することは稀です。しかし、ゴキブリはハムスターの餌や水を汚染したり、ストレスを与えたりする可能性があります。発見次第、速やかに駆除しましょう。
2.回し車が吹き飛ぶ原因と対策
回し車が吹き飛ぶ原因として考えられるのは、以下の3点です。
- 回し車のサイズがハムスターに合っていない:ハムスターのサイズに比べて小さすぎる回し車は、勢いよく走るとケージ内で動いてしまう可能性があります。ジャンガリアンハムスターには、適切なサイズの回し車を選びましょう。直径15cm以上のものが推奨されます。
- ケージの設置場所が不安定:ケージが傾いていたり、不安定な場所に設置されていると、回し車が回転する際の振動でケージごと動いてしまう可能性があります。安定した場所にケージを設置しましょう。
- 回し車の設置場所が適切でない:ケージの角や壁際に設置されていると、回し車が回転する際にぶつかり、吹き飛ぶ可能性があります。ケージの中央に設置しましょう。
ドワーフハムスター用でも吹き飛んでいたとのことですので、回し車のサイズとケージの安定性をまず見直してみましょう。サイレントホイール15はジャンガリアンハムスターにはやや小さい可能性があります。より大きな回し車への交換を検討することをお勧めします。
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3.給水器の使用と水分補給
ハムスターは、新しい環境に慣れるまで給水器を使わないことがあります。数日様子を見て、それでも使わない場合は、以下の方法を試してみましょう。
- 給水器に少量の水を入れて、ハムスターの目の前で数回動かしてみる:給水器に興味を持たせるために、ハムスターに給水器の存在をアピールします。
- スポイトなどで直接水を飲ませてみる:ハムスターが水を飲むことを理解させます。ただし、無理強いは禁物です。
- 給水器の種類を変える:ハムスターによっては、特定のタイプの給水器を好む場合があります。別のタイプの給水器を試してみましょう。
もし、数日経っても水を飲まない場合は、脱水症状の危険性があります。獣医に相談しましょう。
4.床材とトイレ砂の交換頻度
床材とトイレ砂の交換頻度は、以下の通りです。
- 床材:部分的に汚れた部分を毎日清掃し、全体を交換する頻度は週に1回程度が目安です。ハムスターの排泄量や床材の種類によって調整しましょう。
- トイレ砂:毎日、固まった部分をスコップなどで取り除き、2~3日に1回は全体を交換しましょう。清潔さを保つことが大切です。
5.ペレットの食いつきと嗜好性
ハムスターがペレットを完食しないのは、いくつか理由が考えられます。
- ペレットの味が合わない:ハムスターの嗜好性は個体差があります。別のメーカーのペレットを試してみましょう。
- 新鮮なペレットではない:古いペレットは風味や栄養価が低下している可能性があります。新しいペレットに交換しましょう。
- 与えすぎ:2粒はハムスターにとって多すぎる可能性があります。1粒を目安に、様子を見ながら調整しましょう。
- その他のおやつに偏っている:コーンやひまわりの種などの嗜好性の高いおやつを与えすぎると、ペレットを食べなくなる可能性があります。おやつは少量に留めましょう。
ペレットはハムスターの主食です。ペレットを食べない場合は、獣医に相談しましょう。
6.かじり木の必要性と代用品
かじり木は、ハムスターの歯の伸びすぎを防ぐために必要です。邪魔だと感じる場合は、ケージの隅に設置するか、小さめのものを選びましょう。
既存のかじり木が使えなくなった場合、割り箸やアイスの棒は、安全性の観点からおすすめしません。表面処理や防腐剤が含まれている可能性があり、ハムスターが口にしてしまうと危険です。無添加の天然木のかじり木を使用しましょう。
7.季節による床材と家の変更
季節によって床材や家の素材を変える必要はありませんが、ハムスターの快適性を考慮すると、以下の点を検討しましょう。
- 夏:通気性の良い床材を選び、涼しい場所にケージを設置しましょう。ひんやりとした素材のハウスも効果的です。
- 冬:保温性の高い床材を選び、暖房器具の近くにケージを設置しないように注意しましょう。保温性の高いハウスも効果的です。
具体的な床材としては、夏は紙製の床材、冬は木製チップなどが考えられます。ハウスは、素材や形状のバリエーションが豊富なので、ハムスターの様子を見ながら適切なものを選んであげましょう。
8.トイレトレーニング
ハムスターは、トイレのしつけが難しい動物です。完全にトイレで排泄させることは難しいですが、以下の方法でトイレの使用率を高めることができます。
- トイレをケージの中央に設置する:ハムスターはケージの隅で排泄する傾向があります。トイレを中央に置くことで、排泄場所を誘導できます。
- トイレにハムスターのお気に入りの床材や砂を使用する:ハムスターが快適にトイレを使えるように、お気に入りの素材を選びましょう。
- トイレを清潔に保つ:汚れたトイレはハムスターが嫌がるため、こまめな清掃が大切です。
- 床材やお風呂に排泄した場合、すぐにトイレに移動させる:ハムスターがトイレ以外で排泄した場合、すぐにトイレに移動させ、排泄した場所を掃除しましょう。
しつけは根気強く行うことが重要です。完璧に成功するとは限りませんが、継続することで、トイレの使用率は向上するでしょう。
9.砂材の変更
砂材が気に入らない可能性はあります。砂材の素材、粒子の大きさ、香りなどを変えてみて、ハムスターが好む砂材を見つけることが重要です。 いくつか試してみて、砂の飛び散りが少ないもの、ハムスターが快適に砂浴びできるものを選んであげましょう。