ハムスターの飼育に関するQ&A:体重、噛み癖、砂遊び、かじり木、保温

ジャンガリアンとキンクマハムスターについて 2013年10月上旬生まれのキンクマ♀と同じく10月中旬生まれのジャンガリアン ♂の2匹を別々のゴールデンハムスター用の2階にロフトがある様な ケージで飼っています。 ケージ内には巣箱(木製)とトイレ兼砂遊び場と回し車とエサ入れが 置いてあります。 エサ入れは朝になると空になっているので取り出します。 もちろんお水も飲める様なケージになっています。 ジャンガリアンハムスターの方の悩みは体重です。 現在57gもあるのです。(因みにキンクマは121gです) 基本的にお散歩はさせていませんがお部屋も広く回し車もあって夜中になると 走っています。 エサはハムスターセレクション20粒とニッパイのハードを1粒を毎晩1回 与えています。 たまにお野菜やペレットを少量与えることもあります。 朝になるとハードの1粒が半分くらい残っていて夜のエサの時間までに お腹が空くとそれを食べて我慢している感じですが別のエサを まだ欲しがります。。。 平均体重をかなり超えていると思うので可哀想ですがこれ以上は 与えない方が良いと思うのですがどうしたら良いでしょうか? キンクマの方の悩みは朝起きるとケージを噛みます。 こちらも同様に基本的にはお散歩はさせていませんがとても出たい様です。 朝起きるとエサ入れは空になっているのでニッパイのハードを1粒あげて ケージごとダンボールにしばらく入れていると2階のロフトで寝て 大人しくはなります。 大人しくなると起こさない様にダンボールからケージを出しています。 夜に回し車を走っている時以外の起きている時はやっぱり出たがるので お散歩をさせてあげる他はケージを大きくするしかないのでしょうか? それともエサが足りないのでしょうか? キンクマの方はハムスターセレクション30粒とニッパイのハードを2粒です。 お散歩を覚えてしまうと余計に脱走したい願望が大きくなってしまう気がして なかなかお散歩がさせられません。。。 もうひとつはトイレ兼砂遊び場についてですが、ジャンガリアンは大きさ的に 自分でひっくり返って背中にも砂を付けて殺菌されている様ですが キンクマは入ると向きを変えれる程度でトイレはそこでしますが ひっくり返って砂を背中に付ける様な事を自分では出来ません。 ひっくり返ろうと思えば出来なくもないかもしれませんがやはり狭いので ジャンガリアンの様なことはしない為、2日に1回くらい大きめな入れ物に 砂を入れて目や耳に砂が入らない様に背中に砂をかけてあげています。 ネットやペットショップで見てもこれ以上大きなトイレ兼砂遊び場は 見当たりませんでした。 ゴールデンハムスターを飼っていらっしゃる方は砂遊び場をどの様に させていらっしゃいますか? 最後に2匹共通してのことですがかじり木を入れたり設置してもかじりません。 ジャンガリアンはたまに木の巣箱をかじっていることがあります。 その為2匹ともエサの一部をニッパイのハードにしています。 どうしたらかじり木を噛んで貰えるのでしょうか? ジャンガリアンはニッパイのハードをガリガリ食べる音がするので 多少はそれで歯が削られている様な気がするのですが キンクマは普通に食べているのでそれでは歯が伸びてしまいそうです。。。 寝る時はケージの下(外側)の巣箱がある位置にうさぎ用のヒーターを それぞれ1枚ずつ敷いてあげています。 ですがキンクマの方は巣箱が狭いこともあり、2階のロフトに床材を いっぱい運んで埋もれて寝ているのでヒーターの意味がなさそうです。 ヒーターの上に寝ていなくても少しはケージ内が暖まっているもの なのでしょうか? ケージの上にはフリースの様なものをかけてあげています。 (そちらはかじったりはしません) 長くなってしまいましたが以上の内容から 1.ジャンガリアンの体重について 2.キンクマの噛み癖について 3.キンクマの砂遊びについて 4.ジャンガリアンとキンクマのかじり木について 5.キンクマの寝る時の保温について のご回答を丁寧なお言葉でいただけると幸いです。 質問の一部に対してのご回答でも構いませんので 多数のご回答をいただけると嬉しいです。 ケージは買い替えたりしておりますので出来れば衣装ケースや 水槽などではなく現状維持にしたいです。 宜しくお願い致します。補足はじめに質問に対するご回答が欲しいのであり、私に対する意見を いただきたいのではありません。 キンクマには狭いのは重々感じているのですが 置くスペースや家庭環境のことを考え今すぐには買い換えることが出来ません。 キンクマのケージなどはいずれ買い替え様と思っています。 ですので、今は現状維持でのアドバイスが欲しかったのです。 2匹ともにロフトがとてもお気に入りの場所で構造上、すべり落ちることは ありません。 色んなレビューをかなり読んで選んだケージです。 ペレットは体重に対して10%にはかった量を与えていておやつは 基本与えていません。 室内は朝の7時~深夜2時頃まではエアコンのタイマーで 温度管理していますが私が寝ている間の温度を確認することが 出来ませんのでヒーターを設置しました。 キンクマの歯は少し口が開いて寝ている状態で前歯が二本見える 感じですがこれが普通な長さなのか分かりません。 キンクマは金網ではなくプラスチック部分を噛むのですごく鈍い音がします。 ジャンガリアンのエサをこれ以上減らすのは可哀想ででも体重が心配です。 回し車以外はほとんど動きまわりませんが動けば余計お腹も空いて エサを欲しがってしまうような。。。

1.ジャンガリアンの体重について

ジャンガリアンハムスターの57gという体重は、平均体重を上回っている可能性が高いです。ジャンガリアンの平均体重は30~40g程度とされています。肥満は様々な健康問題を引き起こすため、減量が必要です。

具体的な対策

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  • エサの量を減らす:現在、ハムスターセレクション20粒とニッパイのハード1粒を与えていますが、これを減らす必要があります。まずはハムスターセレクションを15粒程度に減らし、様子を見て調整しましょう。ハードは、歯の健康維持のために、1日1粒は継続して与えてください。
  • 高カロリーなフードを見直す:ハムスターセレクションのカロリーや成分を調べ、必要に応じて低カロリーなフードに切り替えることを検討しましょう。獣医さんやペットショップの店員さんに相談してみるのも良いでしょう。
  • 運動の量を増やす:回し車での運動に加え、ケージ内で遊べるおもちゃを増やすことで、活動量を増やし、消費カロリーを増やすことができます。安全な素材のおもちゃを選びましょう。
  • おやつは控えめに:野菜やペレットはおやつとして少量与えるのは良いですが、与えすぎるとカロリーオーバーにつながります。与える頻度や量を減らすことを検討しましょう。
  • 定期的な体重チェック:週に1回程度、体重を測り、減量効果を確認しましょう。体重の変化に合わせてエサの量を調整することで、安全に減量できます。

減量は急激に行うとハムスターにストレスを与えてしまうため、徐々に減らしていくことが重要です。様子を見ながら、適切な量を見つけていきましょう。心配な場合は、獣医さんに相談することをお勧めします。

2.キンクマの噛み癖について

キンクマハムスターがケージを噛むのは、ストレスや退屈、運動不足などが原因として考えられます。

具体的な対策

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  • ケージの広さを確認する:ゴールデンハムスターには、十分な広さのケージが必要です。現状のケージが狭すぎる場合は、できる限り広いケージへの買い替えを検討しましょう。しかし、現状維持を希望されているとのことですので、まずはケージ内のレイアウト変更を試みましょう。例えば、回し車や巣箱の位置を変えたり、新しいおもちゃを追加したりすることで、環境の変化を与え、ストレスを軽減できる可能性があります。
  • ストレス軽減:ケージ内を清潔に保ち、隠れ家となる場所を複数用意することで、ハムスターが落ち着ける空間を作ることが重要です。巣箱の他に、小さなハウスやトンネルなどを追加するのも効果的です。また、ケージの場所も、騒音や振動が少ない静かな場所に移動するのも良いでしょう。
  • 運動不足の解消:回し車以外にも、トンネルやボールなど、ハムスターが遊べるおもちゃを充実させましょう。ただし、おもちゃは安全な素材のものを選び、定期的に清掃することが大切です。
  • お散歩:お散歩は脱走の心配があるため、抵抗があるとのことですが、安全な場所で、短時間のお散歩を試みるのも良いでしょう。ハムスターボールを使用するのも一つの方法です。ただし、ハムスターが疲れたり、嫌がったりしたらすぐにやめましょう。
  • エサの量:エサが足りないという可能性も考えられますが、既に十分な量を与えているとのことですので、まずは上記の方法を試してみましょう。それでも改善が見られない場合は、獣医さんに相談することをお勧めします。

噛み癖は、ハムスターのストレスの表れである可能性が高いです。ケージ環境の見直しや、ハムスターとのコミュニケーションを工夫することで、改善できる可能性があります。

3.キンクマの砂遊びについて

キンクマハムスターが砂遊び場をうまく利用できないのは、トイレ兼砂遊び場が狭すぎるためかもしれません。

具体的な対策

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  • 砂遊び場のサイズアップ:現状のトイレ兼砂遊び場を大きくすることは難しいとのことですが、別の容器に清潔な砂を入れて、キンクマハムスターが自由に砂浴びできるスペースを用意してみましょう。ハムスターが安全に砂浴びできるよう、深さのある容器を選び、砂が飛び散らないように工夫しましょう。砂は、ハムスター専用の砂を使用してください。
  • 砂浴びのサポート:キンクマハムスターが砂浴びをしやすいように、優しく背中などに砂をかけてあげましょう。ただし、目や耳に入らないように注意が必要です。砂浴びは、ハムスターの皮膚や毛並みを清潔に保つのに役立ちます。
  • 砂の種類:現在使用している砂の種類を確認し、より細かい砂や、ハムスターが好むタイプの砂に交換してみるのも良いかもしれません。ペットショップで相談してみるのも良いでしょう。

砂浴びは、ハムスターの健康維持に重要です。より快適な砂浴びができる環境を整えてあげましょう。

4.ジャンガリアンとキンクマのかじり木について

かじり木をかじらないのは、ハムスターが好まない素材や形状である可能性があります。

具体的な対策

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  • 素材の変更:様々な素材のかじり木を試してみましょう。リンゴの木、ブナの木、ヒマワリの茎など、様々な素材のかじり木があります。ハムスターが好む素材を見つけることが重要です。
  • 形状の変更:かじり木の形や大きさを変えてみましょう。丸太状のものや、ブロック状のものなど、様々な形状があります。ハムスターが興味を持つ形状を見つけることが重要です。
  • 新鮮なかじり木:古くなったかじり木は、ハムスターが興味を示さなくなることがあります。定期的に新しいかじり木に交換しましょう。
  • 位置の変更:かじり木の位置を変えてみましょう。ハムスターがよく過ごす場所に置くことで、かじり木に興味を持つ可能性が高まります。

かじり木は、ハムスターの歯の健康維持に不可欠です。様々な種類のかじり木を試して、ハムスターが好むものを見つけるようにしましょう。

5.キンクマの寝る時の保温について

キンクマハムスターがロフトで床材に埋もれて寝ているのは、巣箱が狭く、ヒーターの効果が十分に伝わっていない可能性があります。

具体的な対策

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  • 巣箱のサイズ:可能であれば、より広い巣箱への交換を検討しましょう。しかし、現状維持を希望されているので、まずは現状の巣箱に柔らかい素材の布などを敷いて、保温性を高める工夫をしてみましょう。
  • ヒーターの位置:ヒーターの位置を調整し、巣箱全体を暖めるように工夫してみましょう。ケージ全体を暖めるのではなく、巣箱付近を重点的に暖めるように配置することで、より効果的に保温できます。
  • 床材の保温性:床材の種類を見直してみましょう。保温性の高い床材を使用することで、ケージ内の温度を保ちやすくなります。また、床材の量を増やすことで、保温効果を高めることができます。
  • ケージカバー:ケージ全体を覆うカバーを使用することで、保温効果を高めることができます。ただし、通気性を確保するために、カバーには通気口を設けるか、定期的に換気を行うようにしましょう。

ハムスターは寒さに弱い動物です。適切な保温対策を行うことで、ハムスターの健康を守りましょう。

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