ハムスターの異常行動:仰向け、天井舐め…その原因と対処法

ハムスターのことについてお聞きしたいことがあります。わたしの家のハムスターは半年ほど前から飼っているのですが今日の午後から何度も仰向けに引っくり返っては起きて天井を舐めて…とずっ と繰り返しています。一時は落ち着いたので安心したのですがさきほどからまた同じことをしています。今日までこんなことはありませんでした。何かに取り憑かれたみたいにやっているので不安なのですがどういうことなのでしょう?ゲージはパイプで二階の部屋(着脱式)に繋がっているルックルックというもので、ハムスターの種類はジャンガリアンです。今回はこの着脱式の部屋での行動です。それを外して蓋をすると蓋の前にずっと待機しています。(蓋を噛んだり舐めたりも)あと引っくり返るというのはてんかん?という病気だと教えて頂いたことがあるのですが、一階の広い部屋では今回の様なことはありませんでした。滑るからかなと思って床材もひいてみたのですが相変わらずです。そこで餌を与えたこともありません。まだ足りない情報がありましたら補足で書きます。回答宜しくお願いします。

ハムスターの異常行動の原因を探る:仰向け、天井舐め、そして蓋への執着

ご心配されているハムスターの異常行動、仰向けになる、天井を舐める、そしてケージの蓋に執着する…これらの行動は、単なる遊びや好奇心とは異なる、何らかの問題を示唆している可能性があります。 半年も一緒に暮らしている愛ハムの異変は、飼い主さんにとって大きな不安ですよね。落ち着いて、一つずつ原因を探っていきましょう。

まず、重要なのは場所の特定です。問題行動が「二階建てケージの上段の着脱式部屋」でしか起こらないという点が大きなヒントです。一階部分では問題がないことから、環境要因が強く疑われます。

考えられる原因と具体的なチェックポイント

1. **空間の狭さ、不安感:** ルックルックケージの上段の部屋は、ハムスターにとって狭すぎる、圧迫感がある空間かもしれません。ジャンガリアンハムスターは縄張り意識が強く、安全で落ち着ける空間を必要とします。狭い空間ではストレスを感じ、異常行動に繋がる可能性があります。
* **対策:** 上段の部屋を取り外して、ハムスターが自由に動き回れる広さを確保しましょう。床材も十分な量を敷き詰め、隠れ家となるハウスなどを設置して、安全で落ち着ける空間を作ってあげることが大切です。インテリアとしても、ベージュ系の落ち着いた色合いのハウスや小物を配置すると、ハムスターのストレス軽減に繋がります。
2. **温度・湿度:** 上段の部屋の温度や湿度は適切でしょうか?ハムスターは温度変化に敏感です。暑すぎたり寒すぎたりすると、体調を崩し、異常行動を起こす可能性があります。
* **対策:** ケージ内の温度と湿度を温度計・湿度計で定期的にチェックし、適切な範囲(20~26℃、湿度40~60%程度)を保ちましょう。夏場は冷房、冬場は暖房を使うなど、環境調整が必要です。
3. **換気不足:** 換気が悪いと、アンモニアなどの有害ガスが溜まり、ハムスターの健康に悪影響を与えます。
* **対策:** ケージの換気を十分に行いましょう。ケージの近くに扇風機を置くなど、空気の循環を良くする工夫も有効です。
4. **滑りやすい床材:** 床材が滑りやすいと、ハムスターは安定して歩行できず、転倒しやすくなります。仰向けになる行動は、このことが原因かもしれません。
* **対策:** 滑りにくい床材を使用しましょう。キッチンペーパーや新聞紙、ペット専用の床材など、ハムスターが安心して歩ける素材を選びましょう。
5. **病気:** てんかんの可能性も否定できません。仰向けになる、痙攣のような症状は、てんかんの症状に似ています。また、他の病気の可能性も考えられます。
* **対策:** 上記の環境要因をチェックしても改善が見られない場合は、動物病院を受診しましょう。獣医師による診察が不可欠です。早期発見・早期治療が重要です。

インテリアとハムスターの快適な空間づくり

ハムスターのケージは、単なる飼育スペースではなく、ハムスターにとっての「家」です。快適な空間づくりは、ハムスターの健康と幸福に直結します。

ケージのインテリア選びのポイント

* **素材:** 安全な自然素材を選びましょう。無塗装の木材や、ペット用安全素材のハウスなどがおすすめです。
* **色:** 落ち着いた色合いのアイテムを選びましょう。ベージュやアイボリーなどの自然な色味は、ハムスターのストレスを軽減する効果があります。派手な色や刺激的な柄は避けましょう。
* **安全性:** ハムスターが噛んだり舐めたりしても安全な素材を選びましょう。小さな部品や、ハムスターが飲み込んでしまう可能性のあるものは避けましょう。
* **清潔さ:** 掃除しやすい素材を選びましょう。定期的な清掃で、清潔な環境を保ちましょう。

具体的なインテリア例(ベージュを基調に)

* ベージュの陶器製のハウス:隠れ家として最適です。
* アイボリーの天然木の回し車:ハムスターの運動不足解消に。
* ベージュの麻製のベッド:快適な睡眠空間を提供します。
* 小さなベージュの陶器の食器:餌入れとして使用できます。

まとめ:ハムスターの異常行動への対応と予防

ハムスターの異常行動は、環境要因や病気など様々な原因が考えられます。まずは、ケージ内の環境を見直し、安全で快適な空間を作ってあげることが重要です。それでも改善が見られない場合は、すぐに動物病院を受診しましょう。

今回のケースでは、上段の部屋の狭さ、不安感、そして滑りやすい床材などが疑われます。まずは上段の部屋を取り払い、広々とした空間を提供し、滑りにくい床材を使用してみてください。そして、ハムスターの様子を注意深く観察し、変化があれば記録しておきましょう。

愛ハムの健康を守るため、飼い主さんの愛情と細やかな観察が大切です。

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