ハムスターの水槽飼育における保温と爬虫類ケージへの変更について

春(3月の上旬)からキンクマハムスター(23年の2月生まれ)を衣装ケースから水槽での飼育にしようと思います。今は衣装ケースに金網を置きその上に毛布を被せ地下型巣箱で保温はマルカンの保温電球40wだけでケージ内は20~26゚cに保っています(広島在住)。しかし水槽だと隙間がほぼ無い為暑くなりすぎると思い、マルチパネルヒーターを購入の予定です。水槽でハムスターを飼育されている方はどのような方法で保温しているのでしょうか?マルチパネルヒーターだけでケージ内は適温になりますか?地下型巣箱を水槽内に置き使用するつもりですので熱が巣箱ばかり集まるのではないかと心配です。また、水槽の場合夏はどのような対策されているのでしょうか?(クーラーはリビングにありハムスターのいる部屋はリビングの隣室で引き戸を開けておくつもりです)質問が多いのですが一つでも教えて下さると嬉しいです。補足親の許可が取れたので水槽で無く爬虫類ケージとサーモスタットを購入の予定です。質問ががらりと変わるので申し訳無いのですが爬虫類ケージの場合保温電球は取り付ければ良いのでしょうか?サーモスタットは切るだけで温度が低くなってまた自動で付ける機能は無いのでしょうか?また、地下型巣箱をケージ内に入れて地下と認識するのでしょうか?↑ハムスターでないので解らないと思いますがもし知っていれば…。

水槽飼育におけるハムスターの保温方法

衣装ケースから水槽への移行、そして爬虫類ケージへの変更を検討されているとのこと、ハムスターの快適な環境づくりについて詳しく解説します。

まず、水槽飼育での保温についてですが、マルチパネルヒーターは有効な手段の一つです。しかし、水槽は密閉性が高いため、温度管理が難しい点が課題となります。マルチパネルヒーターだけでは、ケージ内の温度が均一に保たれず、巣箱周辺だけが過熱する可能性があります。そのため、温度計を複数設置し、ケージ内の温度を常にモニタリングすることが重要です

水槽飼育でハムスターを飼育されている方々の保温方法は様々です。

  • マルチパネルヒーターと保温電球の併用:マルチパネルヒーターで底面を暖め、保温電球で上部を暖めることで、ケージ内の温度分布を調整します。ただし、火傷の危険性があるので、電球と巣箱の距離に注意が必要です。
  • サーモスタットの併用:ヒーターや電球とサーモスタットを組み合わせることで、温度を自動で制御できます。設定温度を超えると自動で電源をオフにし、温度が下がると自動でオンにするので、より安全で安定した温度管理が可能です。
  • 保温材の活用:ケージの外側に保温シートなどを貼ることで、保温効果を高めることができます。ただし、通気性を確保することも重要です。
  • ケージの材質:ガラス水槽は保温性が高い反面、熱がこもりやすいです。アクリルケージはガラスに比べて軽量で、通気性も確保しやすいです。

夏場の対策

夏場は、水槽内の温度上昇を防ぐ対策が重要です。

  • 換気:ケージに網戸を取り付けたり、扇風機などで風を当てることで、空気を循環させます。ただし、直接風を当てすぎると、ハムスターが風邪を引く可能性があるので注意が必要です。
  • 冷却マット:ケージ内に冷却マットを敷くことで、温度を下げることができます。ただし、ハムスターが直接触れても大丈夫な素材のものを選びましょう。
  • 保冷剤:保冷剤をタオルなどで包んでケージの近くに置くことで、温度を下げることができます。ただし、直接ハムスターに触れないように注意が必要です。
  • エアコン:リビングのエアコンの効き具合にもよりますが、隣室に引き戸を開けておくだけでは不十分な場合があります。ハムスターのいる部屋の温度を適切に保てるよう、エアコンの設定温度を調整するなど工夫が必要です。

爬虫類ケージとサーモスタットを用いた飼育

爬虫類ケージは、通気性や温度管理の面でハムスター飼育に適している可能性があります。サーモスタットは、設定温度を維持するために非常に有効です。

保温電球の設置

爬虫類ケージに保温電球を取り付ける場合は、ケージの種類やサイズ、電球のワット数などを考慮し、適切な位置に設置する必要があります。ケージの材質によっては、電球の熱でケージが変形する可能性もありますので注意が必要です。

サーモスタットの機能

サーモスタットは、設定温度に達すると自動的に電源をオフにし、温度が下がると自動的に電源をオンにする機能があります。そのため、常に適切な温度を維持することができます。ただし、サーモスタットの故障や誤作動を防ぐため、定期的な点検が必要です。

地下型巣箱の認識

ハムスターは、地下型巣箱を「地下」と認識する可能性が高いです。しかし、ケージ内の環境全体がハムスターにとって快適であることが重要です。巣箱だけでなく、ケージ全体の温度、湿度、清潔さを保つように心がけましょう。

専門家の視点

獣医師やペットショップの店員などに相談することで、より具体的なアドバイスを得ることができます。ハムスターの健康状態や飼育環境に合わせて、適切な保温方法を選択することが大切です。

まとめ

水槽や爬虫類ケージでのハムスター飼育において、保温は非常に重要な要素です。マルチパネルヒーター、保温電球、サーモスタット、保温材などを適切に組み合わせ、温度計で常に温度をモニタリングすることで、ハムスターにとって快適な環境を維持することができます。夏場の暑さ対策も忘れずに行い、ハムスターの健康を守りましょう。 常にハムスターの様子を観察し、異常があればすぐに獣医に相談することが大切です。

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