ハムスターの回し車と生活リズムの変化、餌への反応について

ハムスターの回し車についてです。ゴールデンハムスターにSサイズとかきつそうな回し車はだめだと思いますが、ロボロフスキーにLなどのでかい回し車は大丈夫なんでしょうか?補足として…あと、うちのハムちゃん前までは私が部屋に入っても、なにしてもずっと寝てたんですけど、最近は私が部屋に入ったり、朝起きるとハムスターも起きます。すぐ寝ますが。最近手渡しで餌をたべてくれるようになったんですが、エサをほしがってるんでしょうか?それとも、うるさくて起きてるんでしょうか?うるさくしてるつもりはないんですが…

ハムスターの回し車サイズ選びと安全性

ハムスターの回し車は、種類やサイズによって適切な大きさが異なります。ゴールデンハムスターとロボロフスキーハムスターでは体格が大きく異なるため、同じサイズの回し車を使用することはできません。

ゴールデンハムスターと回し車

ゴールデンハムスターは比較的体が大きく、回し車のサイズが小さすぎると、背骨を曲げたり、無理な姿勢で走ったりすることになり、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。Sサイズが明らかにきつい場合は、必ずMサイズ以上の回し車を選んでください。回し車の直径は、ハムスターが自然な姿勢で走れるだけの広さが必要です。目安としては、ゴールデンハムスターには直径18cm以上の回し車を選ぶことをおすすめします。

ロボロフスキーハムスターと回し車

ロボロフスキーハムスターはゴールデンハムスターに比べて体が小さく、Lサイズなどの大きな回し車を使用しても問題ありません。ただし、回し車が大きすぎる場合、ハムスターが回し車の中心から外れて走ることがあり、バランスを崩したり、転倒したりする危険性があります。そのため、ロボロフスキーハムスターには、直径15cm程度の回し車を選ぶのが適切でしょう。

回し車の素材と安全性

回し車の素材も重要です。プラスチック製の回し車は、滑りやすく、ハムスターの足に負担がかかる可能性があります。木製や金属製の回し車の方が、ハムスターの足への負担が少ない傾向があります。また、回し車の材質によっては、ハムスターが回し車を噛んでしまう可能性があります。安全性の高い素材を選び、定期的に点検して、破損がないかを確認しましょう。

ハムスターの生活リズムの変化と餌への反応

ハムスターの生活リズムが変化し、飼い主さんの部屋に入ると起きるようになったり、手渡しで餌を食べるようになったりするのは、いくつかの理由が考えられます。

生活リズムの変化

ハムスターは夜行性ですが、飼い主さんの生活リズムに影響を受けて、昼間も活動するようになることがあります。特に、朝に飼い主さんが起きる際に、ハムスターが起きるのも、この影響が考えられます。また、ハムスターが飼い主さんの存在に慣れてきたという可能性もあります。以前は警戒していたものが、今では安心できる存在として認識しているのかもしれません。

餌への反応

手渡しで餌を食べるようになったのは、ハムスターが飼い主さんを信頼するようになったことを示している可能性があります。以前は警戒していたため、手渡しで餌を食べることを拒否していたのかもしれませんが、今では飼い主さんから餌をもらうことを安心できるものとして認識しているのでしょう。

しかし、餌を欲しがっているからという可能性も否定できません。もし、餌の量が少ない、または餌の種類に飽きてしまっている可能性があります。餌の量や種類を見直してみましょう。

ハムスターとのより良い関係を築くための具体的なアドバイス

ハムスターとの良好な関係を築くためには、以下の点に注意しましょう。

  • 適切なケージ環境を提供する:広々としたケージを用意し、隠れ家、回し車、給水器、餌入れなどを適切に配置しましょう。ケージの掃除もこまめに行い、清潔な環境を保つことが大切です。ケージの材質や大きさもハムスターの種類によって適切なものを選びましょう。
  • 適切な餌を与える:ハムスターの年齢や種類に合わせた栄養バランスの良い餌を選びましょう。市販のペレットだけでなく、野菜や果物なども少量与えることができますが、与えすぎには注意が必要です。新鮮な水を常に用意しましょう。
  • ストレスを与えないようにする:大きな音や強い光、急な動きなどはハムスターにストレスを与えます。静かな場所で飼育し、優しく接することが大切です。ハムスターを無理やり触ったり、驚かせたりしないように注意しましょう。
  • 定期的な健康チェック:ハムスターの健康状態を定期的にチェックし、異変が見られた場合はすぐに獣医に相談しましょう。
  • コミュニケーションを図る:ハムスターとコミュニケーションをとることで、信頼関係を築くことができます。優しく声をかけたり、餌やりをしたりする際に、ハムスターの様子をよく観察しましょう。

専門家の視点

動物病院の獣医師によると、「ハムスターの行動変化は、環境の変化や健康状態の変化によって引き起こされることがあります。回し車のサイズが適切でない場合、ハムスターの背骨に負担がかかり、健康問題につながる可能性があります。また、餌の量や種類が適切でない場合、ハムスターは栄養不足になったり、肥満になったりする可能性があります。ハムスターの行動に変化が見られた場合は、まず環境や餌を見直してみることが大切です。それでも改善が見られない場合は、獣医に相談することをおすすめします。」とのことです。

まとめ

ハムスターの飼育において、適切な回し車選びや、生活リズムの変化への対応、そして餌への反応の理解は、健康で幸せなハムスターライフを送るために非常に重要です。この記事で紹介したポイントを参考に、愛ハムとの絆を育んでいきましょう。

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