ハムスターの回し車、回しすぎ?心配な行動と対策

ハムスターが狂ったように回し車を回し続けています。ジャンガリアンのパール♀を3週間前に我が家にお迎えしました。最初は警戒してか、ほとんどを巣箱で過ごしていたみたいなんですが、昨日辺りから回し車をひたすら回し続けています。餌はペレットをあげてたまーに週一でヒマ種をあげてどちらもよく食べます。ケージはミニデュナを使っていて今の時期は寒いのでヒーターや暖房等で部屋を暖めています。今日も今朝から勢いよく回っています。これが普通なのでしょうか?

ハムスターの回し車回しすぎは異常?原因と対処法

ジャンガリアンハムスターのパールちゃん、3週間前に新しいお家へお引越しされて、最初は警戒していたのに、最近回し車を回し続けるようになったとのこと。心配ですよね。ハムスターが回し車を回し続ける行動は、必ずしも異常ではありませんが、状況によっては注意が必要な場合もあります。 この行動の原因を特定し、適切な対処をすることが大切です。

回し車回しすぎの原因を探る

ハムスターが回し車を長時間回し続ける原因はいくつか考えられます。

  • 運動不足: ケージが狭すぎる、遊べるおもちゃが少ないなど、運動不足が原因で回し車に依存している可能性があります。
  • ストレス: 環境の変化、ケージの掃除、他のペットとの同居など、ストレスを感じている可能性があります。新しい環境への適応に時間がかかっているのかもしれません。
  • 病気: 回し車への執着が異常に強い場合、病気の可能性も考えられます。例えば、歯の異常や消化器系の問題などが原因で、落ち着かない状態になっているかもしれません。
  • 温度・湿度: 部屋が暑すぎる、寒すぎる、乾燥しすぎているなど、環境がハムスターにとって不適切な場合も考えられます。ミニデュナは保温性が高いですが、ヒーターの熱が近すぎると、逆にストレスになる可能性があります。
  • 睡眠不足: 昼夜逆転している、十分な睡眠がとれていないなどの可能性も考えられます。

具体的な対策と改善策

パールちゃんの状況を踏まえ、具体的な対策を考えてみましょう。

1. ケージ環境の見直し

* ケージの広さ: ミニデュナは小型ハムスターには適切なサイズですが、おもちゃや隠れ家が少ないと運動不足になりやすいです。 回し車以外にも、トンネル、砂浴び場、隠れ家などを追加して、ケージ内をより豊かにしましょう。 ハムスターが自由に動き回れるスペースを確保することが重要です。
* 床材: 快適な床材を使用しているか確認しましょう。 適切な厚さの床材は、ハムスターの足への負担を軽減し、ストレスを減らす効果があります。
* 温度・湿度管理: ヒーターを使用する際は、ケージ全体が暖まりすぎないように注意し、温度計で確認しましょう。 ハムスターが快適に過ごせる温度(20~26℃)を保つことが重要です。 加湿器などで湿度を調整するのも効果的です。 直接温風が当たらないように工夫しましょう。

2. ストレス軽減

* ケージの位置: ケージの位置を見直してみましょう。 静かで、人の往来が少ない場所に設置することが重要です。 テレビや音楽などの大きな音もストレスの原因となります。
* ケージの掃除: ケージの掃除は、ハムスターにとって大きなストレスになります。 掃除をする際は、ケージの一部だけを掃除し、ハムスターが落ち着ける場所を残しておきましょう。 また、掃除の頻度も調整し、あまり頻繁に掃除をしないようにしましょう。
* 新しいおもちゃ: 新しいおもちゃを導入して、ハムスターの好奇心を刺激してみましょう。 色々な素材や形状のおもちゃを用意することで、ハムスターの遊び心を満たすことができます。

3. 健康チェック

* 食欲: ペレットとヒマワリの種をよく食べているとのことですが、食欲の変化がないか注意深く観察しましょう。 食欲不振や体重減少は病気のサインかもしれません。
* 排泄: 糞の状態や尿の色をチェックしましょう。 異常があれば、獣医師に相談しましょう。
* 行動の変化: 回し車以外に、普段と違う行動(毛づくろいをしない、動きが遅いなど)がないか観察しましょう。
* 獣医への相談: 上記の対策を行っても改善が見られない場合、または異変を感じた場合は、すぐに獣医に相談しましょう。 専門家の診断を受けることが重要です。

4. 昼夜のリズムを整える

* ケージの場所: ケージを、直射日光が当たらない、静かな場所に設置しましょう。
* 光量のコントロール: 夜間は暗く、昼間は明るい環境を作ることで、ハムスターの体内時計を調整することができます。

インテリアとハムスターの快適空間

ハムスターのケージは、インテリアの一部として考えることもできます。 ベージュの落ち着いた色合いのケージや、木製のおもちゃなどを組み合わせることで、お部屋の雰囲気にも馴染む空間を演出できます。 ただし、ハムスターの安全性を第一に考え、有毒な素材や、ハムスターが噛み砕いてしまう可能性のある素材は避けましょう。

まとめ

ハムスターが回し車を回し続ける行動は、必ずしも異常ではありませんが、その原因を特定し、適切な対策を行うことが大切です。 ケージ環境の見直し、ストレス軽減、健康チェックなどを行い、パールちゃんが快適に過ごせるようにサポートしましょう。 それでも改善が見られない場合は、獣医への相談を検討してください。 インテリアの観点からも、安全で快適な空間づくりを心がけましょう。

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