ハムスターのプラスチックかじり対策と快適な飼育環境づくり

うちのハムスターはプラスチックなら何でも噛むのですが…… どうしたらやめさせる事が出来ますか? 最初ルーミィで飼っていたのですが扉の継ぎ目に気づいて噛み出しました。 衣装ケースに移したら今度は巣箱をかじり出しました。 巣箱はプラスチックだったので陶器に変えると今度は回し車をかじり出し、回し車を取り上げると今度は砂風呂の容器をかじり出し、それも取り上げると今度はエサ入れの容器をかじり出し……といった具合です。 とりあえず出した物は次の日には入れてあげてますがどうしたものか……と悩んでおります。 出来ればプラスチックを噛まなくなれば良いのですがどういった対策をすれば良いでしょうか? ストレスだとしたらどういった事をすれば良いでしょうか? 飼育環境としては ゲージに入れてる物は ・巣箱 ・床材(ウッドチップ) ・巣材(キッチンペーパー) ・回し車 ・砂風呂(砂は固まらないタイプ) ・給水器 ・エサ入れ ・トイレットペーパーの芯 ・かじり木(最初は噛んでくれましたが今は放置……) 容器は衣装ケースで下に床暖を敷き、ゲージの上に保温の為に夏用の掛け布団をかけてます。 ハムスターのスケジュールとしては18:00にご飯、トイレの掃除 (一週間に一度巣材交換) (一ヶ月に一度巣材交換) 00:00に水の交換&消灯(ハムスターは遊び出します) 床材の深さは5㎝程度です。 基本食は ハムスタープラスのダイエットメンテナンスで おやつはひまわりの種を避けたトウモロコシ・粟・稗などの入ったミックスフードを一日三粒 たまにのおやつ(二週間に一度程度) ミカンやリンゴ等の果物少量かミルワーム一匹かひまわりの種三粒(この時はミックスフードはあげません。) おやつは手渡しですがハムスター本人に触るのは何かお世話してる時に気付いたら布団がたるんでてよじ登って来た時にちょっと捕まえて下ろすくらいでそれ以外はほとんど触ってません。 健康チェックはプラケースに入れて下から覗いてます。 他にうさぎを同じ部屋で飼っていますがうさぎとは両極端に離して飼っています。 ハムスターはジャンガリアンで生後8ヶ月前後、オスで飼い初めて2ヶ月くらい、ルーミィから衣装ケースに変えたのは一週間前です。 どうしたらプラスチックを噛まなくなるでしょうか? あと、プラスチック以外でも飼育に関してご指摘があったらお願いします。

ハムスターのプラスチックかじりの原因と対策

ハムスターがプラスチックを噛むのは、様々な原因が考えられます。まず、ストレスが大きな要因の一つです。 環境の変化、狭すぎるケージ、適切でない床材、十分な遊び場がないことなど、ハムスターが不安を感じている可能性があります。 今回のケースでは、ルーミィから衣装ケースへの変更が比較的最近に行われたこと、そして、ハムスターが様々なプラスチック製品をかじっていることから、環境の変化へのストレスが強く疑われます。

さらに、歯の伸びすぎも考えられます。ハムスターの歯は常に伸び続けるため、かじって削る必要があります。 かじり木を与えていますが、現在使用していないことから、適切な硬さや素材ではない可能性があります。 プラスチックをかじることで歯を削ろうとしているのかもしれません。

最後に、単なる遊びの可能性も否定できません。ハムスターは好奇心旺盛で、新しいものを何でもかじって探索しようとします。 特に、プラスチック製品は比較的簡単に噛み砕けるため、ハムスターにとって魅力的な遊び道具になってしまうのです。

具体的な対策

1. **ストレス軽減:**
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  • 広々としたケージ:衣装ケースを使用されていますが、ハムスターが自由に動き回れる広さか確認しましょう。最低でも50cm×30cm以上の広さが必要です。床面積だけでなく、高さも重要です。多段ケージも検討してみましょう。
  • 隠れ家を増やす:ハムスターは安全な隠れ場所を好みます。陶器製の巣箱に加え、小さめのハウスやトンネルなどを複数設置し、自由に選択できる環境を作りましょう。
  • エンリッチメント:ハムスターが遊べるおもちゃや、探索できるアイテムを増やしましょう。例えば、木製のはしご、トンネル、ボール、小さな段ボール箱など。 かじり木は、硬すぎず柔らかすぎないものを選び、複数種類用意してみましょう。リンゴの木やブドウの木など、様々な素材を試すことが重要です。
  • 床材の工夫:ウッドチップは良いですが、深さ5cmでは少し浅いかもしれません。少なくとも10cm以上の深さにしましょう。ハムスターは潜る行動を好みます。さらに、牧草などを混ぜて、より自然に近い環境を作るのも効果的です。

2. **歯のケア:**
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  • かじり木の選定:様々な硬さのかじり木を用意し、ハムスターが好むものを探しましょう。 ミネラルを含むかじり木も効果的です。 かじり木を無視している場合は、より魅力的なかじり木を探してみましょう。例えば、リンゴの木、ブドウの木、ニンジンなど、様々な素材を試すことが重要です。 また、かじり木をケージ内の様々な場所に配置することで、ハムスターが積極的にかじるように促すことができます。
  • 定期的な歯のチェック:もし歯が伸びすぎているようであれば、獣医さんに相談しましょう。

3. **プラスチック製品の撤去:**
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  • プラスチック製品の代替:エサ入れ、水入れ、砂風呂など、プラスチック製品は全て陶器製や木製のものに交換しましょう。 安全で、ハムスターが噛んでも問題のない素材を選びましょう。

4. **ストレス要因の特定と改善:**
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  • 飼育環境の見直し:ケージの位置、温度、湿度、明るさなどを確認し、ハムスターにとって快適な環境を維持しましょう。 ケージの位置は、静かで、直射日光が当たらない場所を選びましょう。 温度と湿度は、ハムスターにとって最適な範囲(20~25℃、40~60%)を維持しましょう。 明るさは、昼間は明るく、夜は暗くする必要があります。
  • うさぎとの距離:うさぎとの距離は十分確保されていますが、臭いや音などでストレスを与えている可能性もあります。 ケージの位置や、飼育環境を見直してみましょう。

専門家の視点:獣医さんへの相談

ハムスターの行動に異常を感じたら、獣医さんに相談することが重要です。 歯の異常や病気の可能性もあります。 特に、かじり方が激しかったり、他の異常行動が見られる場合は、すぐに獣医さんに診てもらいましょう。

まとめ:快適な環境でハムスターとの生活を

ハムスターがプラスチックをかじる原因は様々ですが、ストレス軽減と歯のケアが最も重要な対策です。 広々としたケージ、安全な隠れ家、様々な遊び道具、適切なかじり木を用意し、快適な環境を作ってあげましょう。 それでも改善が見られない場合は、獣医さんに相談することをお勧めします。 ハムスターとの楽しい生活を送るために、彼らの行動をよく観察し、適切な対応を心がけましょう。

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