ハムスターのケージ噛み対策とおすすめケージ

ハムスター(ジャンガリアン)がケージを噛み、悩んでいます。長文です。2ヶ月程前からジャンガリアンハムスターを飼い始めました、ハム初心者です。毎日夕方か夜に掃除、餌の取替えをし、その間に部屋に出し散歩をさせたり少しおやつをあげたりしていました。先日ケージ全体を熱湯消毒しようと、もうひとつある小さめのケージに移動してもらい(飼い始めた当初に住んでもらってたケージです)乾くまで1日そこで過ごしてもらいました。それをきっかけに、毎晩ケージを噛む様になってしまいました。毎晩ずっと噛み続けてきます。家の屋根(木製)も吹っ飛んでいます。仕方ないので起きて声をかけたりするのですが、一時やめるのですがまた繰り返します。散歩が足りないのかと思い部屋にだしてあげると、しばらく駆け回り疲れ果てると家に戻り眠ってしまいます。さすがに毎日これではきつくなってきたので家にある散歩用の柵のようなものでケージごと囲い、散歩スペースを作り、ケージを噛み始めて音に我慢できなくなったら出入り口を開放してあげることにしました。しかしそれも最初の1,2日だけで、それ以降は私の目の前に来て柵を噛むのです。私が柵の中に入ると駆け寄ってきて足元でゴソゴソと遊んだりして静かになります。知恵袋で検索をしていたら、3日部屋に放し飼いにしていたら治った、という方がいらしたのでやってみたのですが、2日目には齧られたら困る所をガードするために置いておいた柵をかじっていました。ケージは大きめのもので、中にはかじり木ステージ、かじり木コーンという木、サイレントホイール、砂浴び場、家(木製)、餌用器、側面に水、かじり用のわらを置いています。回し車は夜中凄い勢いで遊んでいますし、木製製品はかじっています。定期的にチーズもあげていますが、魚類は嫌いなのかあげても食べてくれません。歯がおかしくなる、鼻の毛がはげる、といったことを聞いたことがあるのでとても心配です。何かいい解決策などありますか?また、おすすめのケージなどありましたら教えてください。宜しくお願いします。

ハムスターのケージ噛みの原因を探る

ハムスターがケージを噛む行動は、様々な原因が考えられます。あなたのケースでは、熱湯消毒によるケージの臭いの変化が、ハムスターのストレスになっている可能性があります。ハムスターは嗅覚が非常に発達しており、慣れた臭いが失われると不安を感じ、噛むことで安心感を得ようとする行動に出ることがあります。

他に考えられる原因としては、以下の点が挙げられます。

  • ストレス:ケージが狭すぎる、隠れ家が少ない、他のハムスターとの同居など。環境の変化も大きなストレス要因となります。
  • 退屈:十分な運動や遊びが不足している場合、ケージを噛んで気を紛らわせようとする可能性があります。
  • 歯の伸びすぎ:ハムスターの歯は常に伸び続けるため、適切な噛む対象がないと伸びすぎてしまい、痛みや不快感からケージを噛むことがあります。
  • 栄養不足:適切な栄養が摂取できていない場合、歯や体の健康に悪影響を及ぼし、ケージを噛む行動につながる可能性があります。
  • 病気:病気や怪我をしている場合も、ケージを噛む行動が見られることがあります。

具体的な解決策とアドバイス

まずは、熱湯消毒による臭いの変化への対応から始めましょう。

1. ケージの臭いを戻す工夫

熱湯消毒後、ケージの臭いが完全に消えてしまった可能性があります。ハムスターが安心できるよう、以下の方法を試してみてください。

  • 以前使用していた床材の一部を戻す:ハムスターのニオイが染み込んだ床材を一部残しておくことで、安心感を高めることができます。
  • ハムスターの寝床を元の場所に置く:寝床はハムスターにとって安全な場所です。元の場所に置いてあげましょう。
  • ケージ内の配置を元に戻す:配置を変えることで、ハムスターは環境の変化を感じてストレスを感じている可能性があります。

2. ストレス軽減のための環境整備

ケージ内環境を見直し、ストレスを軽減する工夫をしましょう。

  • ケージの広さ:ジャンガリアンハムスターには、最低でも60cm×40cm程度の広さのケージが推奨されています。現在のケージの広さを確認し、必要であれば大きいケージに買い替えましょう。
  • 隠れ家の確保:ハムスターは隠れ家がないと不安を感じます。ハウス、シェルターなどを複数設置し、自由に隠れられるようにしましょう。
  • 遊び道具の充実:回し車、かじり木、トンネルなど、様々な遊び道具を用意して、ハムスターが飽きないように工夫しましょう。かじり木は、歯の伸びすぎ防止にも効果的です。
  • 床材の工夫:床材の種類や量も重要です。ハムスターが快適に過ごせる素材を選び、十分な量を敷き詰めましょう。

3. 栄養バランスの改善

ハムスターの健康を維持するためには、適切な栄養バランスが重要です。

  • 高品質なペレット:ハムスター専用のペレットを主食として与えましょう。ペレットは、ハムスターに必要な栄養素がバランスよく含まれています。
  • 新鮮な野菜や果物:少量の野菜や果物を与えることで、栄養バランスをさらに改善することができます。ただし、与えすぎには注意しましょう。
  • タンパク質源:昆虫などを少量与えることで、タンパク質を補給できます。

4. 獣医への相談

もし、上記の方法を試しても改善が見られない場合は、獣医に相談することをお勧めします。歯の異常や病気の可能性もあります。

おすすめケージ

ハムスターのケージ選びは、快適な生活を送らせる上で非常に重要です。以下の点を考慮して選びましょう。

  • サイズ:ジャンガリアンハムスターには、最低でも60cm×40cm以上の広さが必要です。運動量が多いハムスターには、さらに広いケージがおすすめです。
  • 素材:通気性の良い素材を選びましょう。プラスチック製や金網製のケージが一般的です。
  • 安全性:ハムスターがケージから脱走できないように、しっかりとした構造のケージを選びましょう。また、有毒な塗料などが使用されていないか確認しましょう。
  • 掃除のしやすさ:ケージの掃除は定期的に行う必要があります。掃除しやすい構造のケージを選ぶことが重要です。

様々なメーカーから、多様なデザインと機能のケージが販売されています。ペットショップやオンラインショップで、ハムスターの飼育環境に適したケージを探してみてください。

まとめ

ハムスターのケージ噛みは、ストレスや退屈、歯の伸びすぎなど、様々な原因が考えられます。まずは、ケージ内の環境を見直し、ストレスを軽減する工夫をしましょう。それでも改善が見られない場合は、獣医への相談も検討してください。快適な環境を整えることで、ハムスターとの幸せな生活を長く続けることができるでしょう。

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