ハムスターと暮らすお部屋のインテリアと、家族との関わり方

冬くらいにハムスターを飼うつもりなのですが、自分の部屋で飼います。そこで質問なのですが、家族の誰かが自分の部屋に入ってきてハムスターと戯れて、その人に慣れてしまうと、もう自分には懐かないんですか? ハムスターは良い人だと認識すると何人とでも仲良くなるんでしょうか?

ハムスターと家族の関わり方:懐くのは誰?

ハムスターを飼う上で、家族との関わり方はとても重要なポイントです。特に、複数の人と暮らす家庭では、ハムスターが特定の人だけに懐いてしまうのではないかと心配になる方もいるでしょう。結論から言うと、ハムスターが特定の人だけに懐くことは十分にあり得ますが、それは必ずしも「悪い人」と「良い人」の区別をしているわけではありません。

ハムスターは、匂い触れ合い方などを通して、人間を認識します。毎日世話をしてくれる人、優しく触れてくれる人、安心できる匂いの人など、彼らにとって「安全で心地よい」と感じる人に懐きやすい傾向があります。

家族全員がハムスターと触れ合うことは、一見良いように思えますが、ハムスターにとってはストレスになる可能性があります。特に、小さな子供や、ハムスターの扱いに慣れていない人が無理やり触ろうとしたり、大きな音を出したりすると、ハムスターは恐怖を感じ、あなたに懐かなくなってしまうかもしれません。

ハムスターが懐くためのポイント

ハムスターに懐いてもらうためには、以下の点を意識してみましょう。

  • 毎日、一定の時間をかけてコミュニケーションをとる:餌やりやケージの掃除だけでなく、静かにハムスターを観察したり、優しく声をかけたりすることで、信頼関係を築くことができます。
  • 無理強いしない:ハムスターが嫌がっていると感じたら、すぐに触れ合うのをやめましょう。ハムスターが自ら近づいてきた時のみ、優しく触れ合うように心がけましょう。
  • 同じ匂いを共有する:ハムスターがあなたの匂いに慣れるように、同じ部屋で過ごす時間を増やすのも効果的です。ただし、常にハムスターのそばにいる必要はありません。
  • 安全な空間を作る:ハムスターにとって安全で落ち着ける空間を提供することが大切です。ケージは静かで、明るすぎず暗すぎない場所に設置しましょう。

インテリアとハムスター飼育環境

ハムスターの飼育環境を整える上で、お部屋のインテリアも重要な要素となります。ハムスターはデリケートな生き物なので、温度や湿度、光、音など、飼育環境に細心の注意を払う必要があります。

温度と湿度

ハムスターにとって最適な温度は20~26℃です。冬場は特に、暖房器具を使用する際に、ケージが直接暖房の熱に当たらないように注意が必要です。また、加湿器を使用する場合は、ケージに直接湿気がかからないようにしましょう。

光と音

ハムスターは夜行性なので、昼間は静かで暗い場所を好みます。ケージは直射日光が当たらない場所に置き、必要に応じて遮光カーテンなどを活用しましょう。また、大きな音や振動はハムスターにストレスを与えますので、静かな環境を心がけましょう。

ケージの設置場所とインテリアとの調和

ケージは、ハムスターにとって安全で落ち着ける場所であることが重要です。床置きにする場合は、直射日光や冷暖房の風が直接当たらない場所を選びましょう。また、ケージの周囲には、ハムスターが逃げ出したり、ケージを噛んだりするのを防ぐために、安全な素材のものを選びましょう。

お部屋のインテリアと調和させるためには、ケージカバーやケージ周辺の小物などを活用しましょう。ブラウン系の家具やインテリアが多いお部屋なら、木製やブラウン系のケージカバーが自然な雰囲気を演出します。

専門家のアドバイス:動物病院の先生に聞く

ハムスターの飼育に関する疑問や不安は、動物病院の獣医師に相談するのが一番です。獣医師は、ハムスターの健康状態や飼育方法について、専門的な知識と経験に基づいたアドバイスをしてくれます。特に、ハムスターの行動に異常が見られる場合や、病気の疑いがある場合は、すぐに獣医師に相談しましょう。

まとめ:ハムスターとの幸せな生活のために

ハムスターと家族が仲良く暮らすためには、ハムスターの気持ちを理解し、適切な飼育環境を整えることが大切です。ハムスターは人間のように感情表現が豊かではありませんが、彼らなりの方法で愛情を示してくれます。毎日コミュニケーションを取り、信頼関係を築くことで、あなたとハムスターの幸せな生活が実現するでしょう。 インテリアにも気を配り、ハムスターにとって快適な空間を作ることで、より一層、充実した時間を過ごすことができるはずです。

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