ハムスターが巣箱から出てこない!原因と対処法|ジャンガリアンハムスターの老齢と寒さ対策

ハムスターが巣箱から出てきません。そしてエサも食べていません… いつもなら出てくるのに3/5夜から巣箱から出てきません。心配になり、巣箱を開けてみたところ綿が動いたので生きていると思いエサをあげました。しかし、朝みるとエサが減っていません。このときも巣箱を開けて確認したところ綿がすごく動きました。(姿はみていません) 3/6夜も巣箱から出てきませんでした。先ほども巣箱を開けて確認したところ綿が動きました。 この時期は寒いためヒーターをつけた私の部屋にいます。 また、生後間もない頃に飼い始めてから3年経ちました。 種類はジャンガリアンになります。 歳のせいなのでしょうか? とても心配で心配で…

ハムスターの異変!巣箱から出てこない、餌を食べない原因を探る

3年一緒に過ごしたジャンガリアンハムスターが巣箱から出てこず、餌も食べないとのこと、大変心配ですね。 ハムスターが普段と違う行動をとる場合、いくつかの原因が考えられます。年齢、環境、そして健康状態など、様々な要素が影響している可能性があります。一つずつ確認していきましょう。

1. 年齢による衰え

ジャンガリアンハムスターの平均寿命は2~3年です。3歳であれば、高齢期に差し掛かっている可能性が高いです。高齢になると、活動量が減り、睡眠時間が長くなる、食欲が落ちるなどの変化が見られます。体の衰えや病気によるものかもしれません。

2. 環境の変化と寒さ

ヒーターの効いた部屋にいるとのことですが、ハムスターにとっての適切な温度は20~26℃です。ヒーターの風が直接当たったり、乾燥しすぎていると、ハムスターはストレスを感じ、巣箱から出てこなくなる可能性があります。また、巣材が不足している、隠れ場所が不十分なども考えられます。

3. 病気や怪我

食欲不振や活動量の低下は、病気や怪我のサインである可能性も高いです。例えば、歯の異常、腫瘍、呼吸器系の病気などが考えられます。綿が動いているから生きていると判断できますが、元気な状態ではない可能性があります。

4. ストレス

新しいケージや仲間の加入、騒音など、環境の変化によるストレスも考えられます。ハムスターはデリケートな生き物なので、小さな変化でも大きな影響を受けることがあります。

具体的な対処法とハムスターの快適な環境づくり

ハムスターの状況を改善するために、以下の点を確認し、対処してみてください。

1. 獣医への相談

まずは動物病院への受診をおすすめします。専門家による診察で、正確な原因を特定し、適切な治療を受けることが重要です。食欲不振や活動量の低下は、放置すると命に関わる可能性もあります。

2. ケージ環境の見直し:温度、湿度、隠れ家

* 温度管理:ヒーターの風が直接当たらないように工夫しましょう。ケージ全体を暖めるのではなく、ケージの一部を暖めるように工夫することで、ハムスター自身で温度調節できるようになります。温度計で温度を確認し、20~26℃を保つように調整してください。
* 湿度管理:乾燥を防ぐために、ケージ内に水入れを設置したり、加湿器を使用するのも効果的です。ただし、過湿も良くないので、バランスが大切です。
* 隠れ家:巣箱以外にも、ハムスターが隠れることのできる場所を複数用意しましょう。例えば、シェルター、小ハウス、トンネルなどです。これにより、ハムスターは安心感を得ることができます。
* 床材:清潔で、ハムスターが快適に過ごせる床材を選びましょう。紙製の床材や、天然素材の床材がおすすめです。
* 適切なケージサイズ:ケージが狭すぎるとストレスの原因になります。ジャンガリアンハムスターには、最低でも60cm×40cm程度の広さのケージを用意しましょう。

3. エサの見直し

* 新鮮な餌:古い餌は与えないようにしましょう。新鮮なペレットや野菜、果物を与えましょう。
* 嗜好性の高い餌:普段食べている餌以外に、嗜好性の高い餌を試してみるのも良いでしょう。例えば、ひまわりの種や、ドライフルーツなどです。ただし、与えすぎには注意しましょう。

4. ストレス軽減

* 静かな場所:ケージを静かで落ち着ける場所に置きましょう。
* 刺激の少ない環境:ケージの近くにテレビやラジオなどの音の出るものを置かないようにしましょう。
* 観察:ハムスターの様子をこまめに観察し、変化があればすぐに対応しましょう。

インテリアとハムスターの快適な共存

ハムスターのケージを置く場所選びも重要です。インテリアと調和させながら、ハムスターにとって快適な環境を確保しましょう。例えば、ブラウン系の落ち着いた色の家具や、自然素材のインテリアは、ハムスターにも安心感を与えます。

専門家の視点:動物病院での診察が最優先

動物病院の獣医は、ハムスターの行動変化の原因を特定し、適切な治療法を提案してくれます。高齢のハムスターの場合、病気の可能性も高いため、早期の診察が重要です。

まとめ:愛するハムスターのためにできること

ハムスターが巣箱から出てこない、餌を食べないといった状況は、放置すると危険です。年齢や環境、病気など、様々な原因が考えられます。まずは動物病院を受診し、専門家の診断を受けることが最優先です。そして、ケージ環境の見直しや、ストレス軽減策を講じることで、ハムスターの健康状態を改善できる可能性があります。愛するハムスターのために、できる限りのことをしてあげましょう。

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