ネイビーの壁紙が合わない?16畳LDKのリノベーションで理想の空間を実現する方法

このLDKのマンション、ネイビーの壁紙が合ってないように思うのです。床材のホワイト感とカップボードのダークブラウン、和室畳のグリーンとネイビー。 マンションを購入するにあたり、ネイビーの壁紙を張り替えするには何色がいいと思いますか? 私自身、グレー系かトープ系がいいなと思っていますが、アドバイスお願いします! また畳もブラウン系にして柔らかいイメージのインテリアにするのはありですか? 補足 LDKは16畳で、和室隣の洋室は6畳です。 洋室の壁を抜いて20畳にするのもありですか?

ネイビーの壁紙が現在のインテリアと合わないと感じ、グレー系かトープ系への変更をご検討中とのこと。16畳LDKと6畳洋室の空間構成についてもご相談ですね。今回は、壁紙の色選びから畳の色、そして間取り変更の可能性まで、具体的なアドバイスと合わせてご提案させていただきます。

1. ネイビー壁紙の違和感の原因を探る

まず、なぜネイビーの壁紙が合わないと感じるのか、その原因を分析してみましょう。現状のインテリアを整理すると、

  • 床:ホワイト
  • カップボード:ダークブラウン
  • 和室畳:グリーン
  • 壁紙:ネイビー

となっています。ホワイト、ダークブラウン、グリーン、ネイビーと、色のトーンや彩度がバラバラで、統一感が欠けていることが原因と考えられます。ネイビーは、落ち着いた雰囲気を作る反面、他の色との調和が難しく、特に明るいホワイトとの組み合わせでは、空間が重く感じられる可能性があります。ダークブラウンとグリーンも、ネイビーと組み合わせると、全体が暗く、閉塞感のある印象になるかもしれません。

2. 壁紙の張り替え:グレー系・トープ系が最適な理由

ご希望のグレー系やトープ系は、現在のインテリアに非常にマッチする可能性が高いです。これらの色は、

  • ニュートラルカラー:白や黒、ベージュなどの中間色で、他の色との調和が取りやすい。
  • 落ち着きと明るさのバランス:ネイビーのような重厚感がありながらも、ホワイトのような軽やかさも兼ね備えている。
  • 様々なスタイルに合う:モダン、北欧、ナチュラルなど、幅広いインテリアスタイルに合わせやすい。

といったメリットがあります。特に、ホワイトの床やダークブラウンのカップボードと組み合わせることで、洗練された空間を演出できます。トープはグレーよりも暖色系の要素が強く、より柔らかな印象を与えます。グレーは、より都会的でモダンな雰囲気に仕上がります。どちらを選ぶかは、お好みの雰囲気に合わせて決定しましょう。

グレー系の壁紙選びのポイント

グレーといっても、様々なトーンがあります。明るすぎると安っぽく見え、暗すぎると圧迫感が出てしまいます。以下を参考に選んでみましょう。

  • 明度:中明度〜やや暗めのグレーがおすすめ。16畳のLDKでは、明るすぎると落ち着きがなくなり、暗すぎると狭く感じてしまいます。
  • 彩度:低彩度がおすすめ。彩度が高いと派手になりやすく、落ち着きのある空間に仕上げたい場合は避けた方が無難です。
  • 質感:マットな質感の壁紙を選ぶと、より落ち着いた雰囲気になります。逆に、光沢のある壁紙はモダンな印象になります。

トープ系の壁紙選びのポイント

トープは、グレーとベージュの中間色で、温かみのある落ち着いた色です。グレーよりも柔らかく、リラックスできる空間を演出したい場合に最適です。

  • 明度:中明度〜やや暗めのトープがおすすめ。明るすぎるとぼんやりとした印象になり、暗すぎると重苦しくなります。
  • 色味:ベージュ寄りのトープは明るく、グレー寄りのトープは落ち着いた印象になります。
  • 質感:マットな質感の壁紙がおすすめです。光沢のある壁紙は、トープの温かみのある雰囲気を損なう可能性があります。

3. 畳の色:ブラウン系で統一感を

和室の畳をブラウン系にするのは、非常に良いアイデアです。現在のグリーンの畳は、他のインテリアと調和しにくい色です。ブラウン系の畳は、ダークブラウンのカップボードと調和し、より落ち着いた雰囲気を作り出します。また、グレーやトープの壁紙とも相性が良く、全体的な統一感を高める効果があります。

ブラウン系の畳選びのポイント

ブラウン系の畳にも、様々な種類があります。以下を参考に選んでみましょう。

  • 色味:明るすぎず、暗すぎない中間色がおすすめ。明るすぎると安っぽく見え、暗すぎると重苦しくなります。
  • 素材:い草の畳は、自然な風合いと香りが魅力です。和紙畳は、耐久性が高く、お手入れがしやすいのが特徴です。

4. 間取り変更:壁を撤去して20畳のLDKに

洋室の壁を撤去してLDKを20畳にすることは、空間を広く開放的にしたい場合に有効な手段です。ただし、以下の点に注意が必要です。

  • 構造上の問題:壁を撤去できるかどうかは、建物の構造によって異なります。専門業者に相談して、安全性を確認する必要があります。
  • 費用:壁の撤去には、解体費用、工事費用、その他諸費用がかかります。費用を事前に見積もっておくことが重要です。
  • 生活スタイル:20畳のLDKは、広々とした空間になりますが、掃除や管理の手間が増える可能性があります。ご自身の生活スタイルに合った間取りかどうかを検討しましょう。

専門の建築士やリフォーム業者に相談し、構造上の問題や費用、生活スタイルへの影響などを考慮した上で、最適なプランを検討することをお勧めします。

5. 専門家の意見

インテリアコーディネーターの視点から見ると、現在のインテリアは色のバランスがとれておらず、統一感に欠けている点が課題です。グレーやトープ系の壁紙は、既存の床やカップボードの色と調和しやすく、空間全体のバランスを整えるのに効果的です。また、畳の色をブラウン系に変更することで、より落ち着いた、そして温かみのある空間を演出できるでしょう。間取り変更については、専門業者に相談し、構造上の問題や費用、生活スタイルへの影響などを考慮した上で判断することが重要です。

6. まとめ:理想のLDKを実現するためのステップ

理想のLDKを実現するためには、以下のステップで進めていきましょう。

  1. 壁紙の選定:グレー系またはトープ系の壁紙を、明度、彩度、質感に注意して選びましょう。
  2. 畳の選定:ブラウン系の畳を選び、空間全体の統一感を高めましょう。
  3. 間取り変更の検討:専門業者に相談し、壁の撤去の可能性や費用、生活スタイルへの影響などを検討しましょう。
  4. プロの意見を参考に:インテリアコーディネーターなどの専門家に相談し、より具体的なアドバイスを得ましょう。

これらのステップを踏むことで、より快適で、そしてあなたにとって理想的なLDKを実現できるはずです。

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