ニホントカゲの飼育:餌の選び方と与え方、飼育環境の改善

ニホントカゲを飼育してるのですが、嫌なぐらいいたクモがなぜか最近部屋にいなくて餌があげれません。ちなみにクモを何度かあげたのですがクモって上に登るのでトカゲは届きません。一生懸命顔に近づけると、たまに気がついて狙いますが食べる瞬間を見てません。でも翌日になるとクモはいなくてお腹が膨らんでるので食べてるのでしょうか?で、そのクモが最近捕まえられなくて困ってます。ミルアームを購入して何度かあげましたが、全く食べず土の中で生きたままだったり死んでました。コオロギは売ってなくて手に入りませんでした。他に何を食べますか?もう3日間あげてないから餓死しないか心配です。アリとか食べますか?補足今日、外でクモを発見して、あげました。やっぱり上に登るので、近くに持っていったら、すごい早さでパクッと捉える瞬間を見ました(>_<)とりあえず一安心です。週に2〜3回の餌やりでいいと聞きましたが少ないですか?あげすぎもよくないし加減がイマイチ分からないです。

ニホントカゲの適切な餌と給餌頻度

ニホントカゲの主食は、昆虫です。野生下ではクモ、バッタ、コオロギ、ハエなどを捕食しています。飼育下では、これらの昆虫を人工的に与える必要があります。クモを餌として与える場合、ニホントカゲが捕食しやすいように、クモを小さな容器に入れ、ニホントカゲの目の前に置くと良いでしょう。クモが逃げるのを防ぎ、ニホントカゲが容易に捕食できる環境を作ることで、給餌がスムーズになります。

ミルワームは栄養価が低いので、主食としては不向きです。あくまで補助的な餌として少量与えるようにしましょう。ミルワームを土の中に放置すると、脱走したり、死んで腐敗したりする可能性があります。給餌後は、残ったミルワームは必ず取り除きましょう。

コオロギはニホントカゲにとって優れた餌です。ペットショップで購入できない場合は、インターネット通販を利用するのも一つの手段です。また、地域の昆虫採集愛好家に相談してみるのも良いかもしれません。

アリは、体格が小さいため、ニホントカゲの栄養源としては不十分です。主食として与えるのは避け、補助的な餌として少量与えるにとどめましょう。

ニホントカゲの餌に関する注意点

* 餌の大きさ:ニホントカゲの体格に合った大きさの餌を選びましょう。大きすぎる餌は消化不良を起こす可能性があります。小さすぎる餌は、捕食するのに多くのエネルギーを消費するため、効率的ではありません。
* 餌の種類:単一の餌ではなく、複数の種類の昆虫をバランスよく与えることが重要です。これにより、ニホントカゲに必要な栄養素をバランスよく摂取することができます。
* 餌の鮮度:新鮮な餌を与えましょう。死んでいたり、腐敗している餌は与えないようにしてください。
* 給餌頻度:成体であれば、週に2~3回程度の給餌で十分です。幼体や成長期の場合は、より頻繁に給餌する必要があるかもしれません。ニホントカゲの体重や活動量を観察しながら、適切な給餌頻度を調整しましょう。
* 栄養バランス:市販の爬虫類用サプリメントを餌に振りかけることで、栄養バランスを補うことができます。

飼育環境の改善と観察

ニホントカゲがクモを捕食しない原因として、飼育環境が適切でない可能性があります。

飼育環境のチェックポイント

* 隠れ家:ニホントカゲは隠れ家がないとストレスを感じます。シェルターなどを設置して、安全な場所を提供しましょう。
* 温度と湿度:ニホントカゲは一定の温度と湿度を必要とします。温度計と湿度計を設置して、適切な環境を維持しましょう。
* 床材:床材は、ニホントカゲが潜りやすいものを使用しましょう。爬虫類用の床材がおすすめです。
* 給水:常に新鮮な水を供給しましょう。浅い水入れを設置すると良いでしょう。

ニホントカゲの観察

ニホントカゲの行動を観察することで、健康状態や餌の好みを把握することができます。

* 食欲:餌を食べる頻度や量を観察しましょう。食欲不振は病気のサインである可能性があります。
* 排泄:排泄物の状態を観察しましょう。異常があれば、獣医に相談しましょう。
* 活動量:活動量の変化も、健康状態のバロメーターとなります。

専門家の意見

爬虫類専門の獣医に相談することで、より具体的なアドバイスを得ることができます。ニホントカゲの健康状態や飼育環境について、専門家の意見を聞くことをお勧めします。

まとめ

ニホントカゲの飼育において、餌の選定と給餌頻度は非常に重要です。様々な昆虫を与え、栄養バランスに気を配りながら、適切な給餌頻度で飼育することで、健康なニホントカゲを飼育することが可能になります。飼育環境の改善や、ニホントカゲの行動観察も忘れずに行いましょう。何か問題が発生した場合は、迷わず専門家にご相談ください。

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